神戸マラソン

久しぶりのマラソン大会への不安と戸惑い、あなたの落としどころはどこ?

(記事内に商品プロモーションを含む場合があります)

今年はランナーにとって複雑な年となりました。

コロナで中止していたマラソン大会が徐々に復活してきて、うれしくてたまらない人。

3年ぶりのマラソン大会への不安が募って、モヤモヤする人。

今日は、マラソン大会が迫ってきて焦っている・不安でたまらない人、そしてマラソン大会に対して熱が下がってしまった人の参考になれば幸いです。

「久しぶりのマラソン大会が不安」なぜ不安なの?

不安な原因は、やはり「練習不足」を自覚しているからではないでしょうか。

特に今年は猛暑ですから、練習したくてもできない自分にさらに不安が増す人が多いようです。

この暑さの中、走る距離を増やしていくのは身体の危険も伴いますから、簡単なことではありません。

しかし、全員がそうではないと知っているから「不安」でたまらなくなるのです。

あの人は毎日たくさん走っている、あの人はもっと練習している…。ってね。

では、不安なあなたに質問です。「あの人って誰ですか?」

SNSで繋がっているランナーさん?ランニングチームの仲間?

SNSでみるランナーさんは、速い人ばっかりが有名になっているので、余計に自分が努力できていないように感じがち。

ランニングチームの仲間がすごく頑張っているように見えるかもしれないけれど、その方たちは毎日のように走らないとストレスになるタイプなのです。

あなたは毎日毎日、長距離を走ったりスピード練習したいのですか?

本心は(そんなに頑張りたくない)と思っていませんか?

他にもっとワクワクすることがあったり、苦痛なく楽しめることがあったりしませんか?

練習時間を割けない、そこまで走れないと思っている人は「マラソン大会」という言葉によって、自分の本当の優先順位を間違っているだけなのです。

解決策はふたつ

①気持ちが乗らないのなら、しばらく思い切って休む

学生時代に陸上をやっていて、燃え尽きてスパッと辞めてしまった人が、数年たちまたランニングを再開した。という話をわたしは聞いたことがあります。

陸上は人とタイムを競うから、それがストレスになったそうです。

今はタイムにこだわらず、走ることをただただ楽しむことにしたそう。もちろん元々速いランナーさんですから、楽しんで走ってもものすごく速いんですが、マラソン大会に出ている時の表情はリラックスしています。

これは、長く陸上から離れ自分が納得するまで休んだから。また走りたいと思える自分を待ったのです。

もしマラソン大会や走ることに熱が上がらなくなってきたなら、少しお休みしてみると、意外とあっという間に走りたい願望がメラメラしてくるかもしれませんよ。

マラソン大会が近づいているのなら、一週間休むだけでも、気持ちに変化があるかもしれません。

②「誰からも評価されないならどうする?」と考える

もしマラソン大会の結果を誰からも評価されないとしたら、あなたはどう思いますか?

頑張ったことも、タイムも、何も褒められないとしたら。

それでも、走りたい!って思うのなら、それは本当にあなたがしたいことです。

誰からも評価されないと思ったら、気持ちが急に「楽」になりませんか?

大会に参加しようと思って実際スタートラインに立った!と自分で自分を褒めることができるなら、他人と比べる必要がないことに気付けます。

わたしは今はフルマラソンはお預けに

ランナーさん同士って、SNSでよく繋がっています。そこには何キロ走ったとか、どれくらいのペースで走ったとか、他人の記録が簡単に目に入ります。

ランニング初心者だったわたしは、世の中こんなに速い人ばっかりいるのか!!とびっくりした記憶があります。女性でも1キロ5分とかで走れるの?週末に20キロも?とかね。

また、わたしが実際にフルマラソンを走って気付いたことがあります。

はじめてのフルマラソンのタイムが4時間25分だったのですが、その時は自分ですごく遅いタイムだと思っていました。SNSでみる人たちは、女性でも4時間切っている人がたくさんいましたから。でも、全体のマラソン大会の記録をみると、女性で4時間25分って実はめちゃくちゃ速いんですよ。

SNSを見ていると、自分は全然すごくない、すごく遅いって感じてしまう。

速い人、得意な人が記録を公開していて、タイムにこだわらずマイペースに走っている人はいちいち自分の記録をSNSにのせていないだけのこと。

そこにまどわされてはいけないんですよね。他人と比べることは、モチベーションアップになることもあるけれど、40代50代と年齢を重ねて趣味としてランニングをするのならば、自分の身体と向き合った運動量にすることが一番大切なのです。

女性は特に身体の変化が大きい年代ですから、無理しちゃだめ。本当に。

ちょっとなまけてるとか、ちょっとサボってるくらいが、ちょうどいいんです。

わたしも今年、フルマラソンを走るつもりで練習していたのですが、すっごく悩んでいろんな選択肢を出して、自分の優先順位や気持ちを書き出して、とことん自分に向き合った結果、「今年はフルマラソンは走らない」と決めました。

今はマラソン大会出場よりも大事なものがある、って思っています。また出たくなったら出ればいいし、今でもちゃんと定期的に走っているので大丈夫。

自分の今やるべきことをしっかりやって、またマラソン大会への気持ちが上がる時がきたら走りたいと思います。

マラソン大会に出たいと思えない自分に戸惑う人もいるでしょう。

マラソン大会に出ると決まったものの、走る気力がわかない人もいるでしょう。

どちらを選択したとしても、その後の人生を楽しいものにできるかどうかは、自分次第。どちらを選んでも結果は同じです。

だからこそ「わたしはわたし」という気持ちで、落としどころを決められるといいですね。応援しています!

では、また。

https://yumimiyai.com/speed-%e2%80%8b-longrun/

【フルマラソンは老化する】それでも走る?走らない?フルマラソンは老ける、身体によくない、健康のためにならない。 そんな話を聞いたことはありませんか? ・なぜフルマラソンは...

✅取り上げてほしい質問や希望テーマは質問箱へ

匿名でできる質問箱はこちら

✅Yumiのインスタグラムもフォローお待ちしています!

Yumi’s instagramはこちら

にほんブログ村 その他スポーツブログ 女性ランナーへ
にほんブログ村

ABOUT ME
Yumi Miyai
<Webライター・ブロガー> ザ・リッツ・カールトン大阪で11年勤務後、2児の母に。 「好きなことだけして生きる」をモットーに、キレイは運動と心で叶うコツを発信しています。