コロナ禍の影響で2020年からペット産業が増加、犬や猫を家族にお招きする人が増えたそうです。
運動不足を解消するために、犬がいれば散歩をする機会が増える。逆に猫ならお家時間が楽しくなるメリットがある。
わたしはもう何年も前から、犬か猫との生活を妄想して過ごしてきました。
犬も猫も飼ったことがないわたしが「犬or猫?!」に悩み、「あ!犬なら一緒に走るという選択肢がある」と気付き、犬を飼う人に毎日のように聞き込みをしている話です。
犬を飼う人に聞き込み調査
なぜ犬とランニングする生活を夢見ているかというと、きっかけがありました。
ジムに毎日きているおじさんが、毎日犬とランニングしているんです。
13歳の老犬(メス/ダックスフント)、高齢なので走れないのに引っ張って小走りしていると、とうとう肉球から血が出て、奥さんに激怒されたそう…!
でもすっごく可愛がっていて、奥さんは健康によい薄味のごはんをあげてるのに、おじさんはこそっと唐揚げをあげていて、また奥さんに叱られて…その次はすき焼きあげちゃったとか。
そんな話を毎日聞かせてくれるんです。
犬って定年後の夫婦の癒しなんですよね。
その後、そのワンちゃんは長生きしたものの亡くなってしまいました。
そして、しばらくして知人に押し付けられた犬が6歳くらいのトイ・プードル。犬の年齢が若くなって、犬が走る走る!ジムのおじさんは毎日の犬散歩で2.5キロもやせたそうです。
本当に楽しそうな、犬と過ごす日々。とってもうらやましくなっちゃいました。
犬とランニングする未来を想像する
フィットネスジムに通っていると、老後の生活をほぼ一日ジムで過ごす方がとても多いんです。
スタジオでダンスしたりプールでのんびりしたり、最後はお風呂に入って帰る。ジムで運動しているのに、朝と夕方の犬の散歩もかかさない。かなりの確率で犬を飼っています。
どうしても命あるものなので、犬が亡くなってしまったという話を数回聞くことになり、とても悲しそうにされているので、そこがつらいところですが・・・。
話は変わりますが、海外のペットショップでは犬猫の販売はしていないってご存じですか?
犬猫を商品として販売することは、ありえないという考え方です。命あるものを、粗末に扱うなんて!ということ。日本のペットショップは生後間もない小さい生き物が人気となり、売れなければその後は悲惨なものとなります。
その考え方、販売のしかた、そこが問題視されているのです。
海外ではペットショップで犬猫販売がないので、欲しいと思ったらブリーダーから直接買う/動物保護施設から引き取る/知人からもらう…などの選択になります。
わたしが愛用しているランニングシューズのOn代表駒田さんが猫ちゃんを飼われています。
その猫ちゃんは「保護猫」で、捨てられていた猫を拾った方が飼い主を探していて、駒田さんのところにきたそうです。
これこそ、本来あるべき姿だと思うのです。
大量に命を生産し商品化する、売れなければまた生産する。こんな悲しいことはありません。
わたしのおばあちゃんの家の数件となりに、ブリーダーのお家がありました。
そこはシベリアンハスキーのお家。赤ちゃんが産まれた時は、もう子供心にワクワクして、あまりにも綺麗な瞳に夢中になりました。おばあちゃんのお家に行くたび、あっという間に大きくなって、その後どなたかに引き渡したのだと思いますが、大事に大事に育てられていたことを思い出します。
安易な気持ちでペットショップで買わない、もし買うならよくない業者からは買わない、ペットショップ以外の選択肢を知るなど、知識を持つ事でひとりひとりの一歩が未来の犬猫の命を救うきっかけになると思います。
ただ、あまりにもペット業界を厳しく規制してしまうと、日本から犬を愛するお年寄りが減ってしまうのも悲しいですからね。
わたしもいろんなお年寄りと犬の生活を聞かせて頂いていますが、今は子育てで手一杯なので、老後のお楽しみかな~って今は思っています。それまで、ちゃんと走れるわたしでいたいものです。
読んでくださって、ありがとうございます!
では、また。