昨日は元町商店街(神戸市中央区)の元町夜市というお祭りに行ってきました。
コロナの影響で、3年ぶりの開催です。
毎年行われている夜市の詳細と、3年ぶりにお祭りを通して感じた子どもの成長を書きました。
夏休みで目の前のことにいっぱいになりがちですが、子どもと過ごす今この瞬間がとても幸せだという気付きになれば、幸いです。
元町商店街「元町夜市2022」
コロナ禍でこれほど混雑した場所は、はじめてかもしれません。
夜市は狭い商店街の中にすごい人数がぎゅうぎゅう!
サッカー観戦もよく行きますが、混雑の種類が違うというか「ああ~そうだった、これがお祭りだった!」と。
マスクをしながらもこれだけ人が集まってくる状況に、あきらかにコロナへの意識が大きく変化したことを感じました。
元町夜市は、一般的な屋台とは違います。
元町商店街はなんと約1.2kmもあり、そこに約300ものお店が並んでいるんです。
自分のお店の前で、自慢の商品を売ったり、出し物をする。
それを楽しみながら、商店街を練り歩くというお祭りです。
コロナの影響もあり出店数は少なくなっていたものの、毎年恒例の出し物が多く食べ歩きが楽しいです。
特におすすめは、3丁目にある「元祖高砂きんつば」の本高砂屋元町本店。
こちらの出し物は、四角い大きな氷で作るかき氷、きんつばソフト、みたらし団子、わらび餅。全部絶品で、毎年必ず行きます!大行列ですが、並ぶ価値があります。
他にも、子ども向けのヨーヨー釣り、スーパーボールなどが充実しているので、子どもにとって夜市は夏のお楽しみですね。
子どもの成長を感じた3年ぶりのお祭り
今年は小学生の息子と2人で夜市に行ってきました。
わたしは以前、元町商店街の近くに長く住んでいたこともあり、毎年必ず行く夜市は子どもの成長を感じる夏の定番行事でした。
子どもにとって3年という月日はとても大きいもので、3年もの間お祭りに行っていないってとてもかわいそうなことだと今回気付かされました。
小学生高学年になり、そんなに興味がないのかと思っていたスーパーボールすくいを夢中でやっていたこと、おもちゃのくじ引きをワクワクしながら並んでいたこと。
まだまだ子どもだったんだと、わたし自身がお祭りを通して感じました。
息子は学校でも低学年の面倒をよくみたり、人の観察がよくできるタイプです。
タオルを2枚言われなくても持参していて、わたしがお祭りで汗をかいていたら渡してくれる。
重い水筒で肩が凝っても「ママ持って!」とは言わないし、家族のためにたくさんお土産を買って自ら持つ。普通は母が浴衣を着ていたら、ちょっと嫌な年ごろだと思うのですが「いいやん!」と言ってくれる。
この3年でこんなに成長したんだと、涙が出そうでした。
コロナがはじまった頃は、恐怖のあまり商店街に行くとおいおい泣いていたのに、人混みでも堂々とマスクをして歩いていました。
商店街を全部歩き終わったとき「楽しかった!」と言った息子に、「一緒にお祭り行ってくれてありがとう!ママとってもうれしいよ!」って言いました。
きっと中学生になったら、母とお祭りなんて行ってくれないから、あと1-2回あるかないかくらいかもしれません。
その貴重な体験をコロナで数回逃してしまったことが悔やまれますが、逆を言うと、数回逃してしまったからこそ見えるものがあったという気持ちです。
もっと甘えさせてあげれるうちに、子どもらしい経験を積ませてあげたいと、夫と話したところです。
少しずつ子育てが終わっていく寂しさを感じながら、今この時をこの感情を忘れずに過ごしたいと再確認できた良い日となりました。
夏休みでお子さまのいるご家庭は大変だと思いますが、一緒に過ごせる時間は限られていて、子どもと過ごせることで得る小さな喜びを、夏休みの間にたくさん感じられるといいですね。
そういえば、わたしは剣をつかって太極拳をする「太極剣」というのを習っているんです。
夜市で子どもがくじ引きで「刀」を当てたので、帰り道にわたしが太極剣の練習がてら夜道で刀を振り回していたら(浴衣姿で…)、うしろにいたおじさんがそれをみて、同じように素振りをし出して(笑)
息子と2人大爆笑しながら帰宅しました。
読んでくださってありがとうございます。では、また明日。