コロナ禍でしばらくなかった「太極拳交流大会」が今年開催されました。
わたしは太極拳を習いはじめて１年半。
初心者でも参加できる発表会ということで、初挑戦です。
現在、太極拳を習っている方の参考になればと、詳細と感想をご紹介します。
2023太極拳交流大会
わたしは神戸なので、神戸太極拳協会の大会に参加させて頂きました。
各地域でも同じように、太極拳協会主催の発表会があると思います。
今回は参加費2,000円、各教室ごとに種目を決定して、約５分以内で披露します。
兵庫県の４６チームが参加し、その他にも競技大会に出場する選手や先生方の表演もありました。
（※全国大会の練習を兼ねて披露してくださった花野宏美選手）
わたしのチームはベテランの方ばかりですが、わたし含めまだ歴が浅い人が計３名いるため、基本的な「２４式太極拳」、５分以内に収めるため難しい技は省いて行いました。
先生も出て下さったので、合計９名です。
大会に出ない同じチームの方も、たくさん応援にきてくださいました。
以前ブログに書いた、老人大学「いなみ野学園」に通われている学生の方々も多く参加されていました。
久しぶりの開催で、例年より小規模で開催となり会場が以前より小さく、ホールは常に満席でした。
観客が多いこともあり、みなさん緊張されていたかと思いますが、あっという間に終わりますので、参加する機会がある方はぜひ挑戦されてみてください。
わたしの感想と学び
競技選手以外でいうと、わたしは最年少だったかもしれません。
ベテランの年配の方ばかりの交流大会でした。
順位が出る大会ではなく、交流会なのでただ発表するだけです。
チームごとに衣装を合わせて、この日のために長く練習してきました。
Tシャツはお揃いで注文して、白いパンツは持っている方に貸してもらって揃えました。
わたしは１年半、毎週欠かさず週１回、大会前は週２回レッスンに参加しました。
それでも２４式太極拳が全然覚えられなくて、大会では鏡がありませんから、意地でも覚えるしかない！
わたしが一番の初心者だったので「どこを見ても誰かがいるように、真ん中でさせて下さい」とお願いをしたら、センターにしてもらえました（笑）
三列になり、前列はベテラン３人と先生、真ん中はベテラン２人、後列に初心者３人（わたし）です。
出番の前にみんなで少し練習して、本番はあれよあれよと、あっという間に終わりました。
先生から「ゆったりした顔ですればいいよ」って聞いていたので、気持ちよ～く力を抜いて、ふわ～っと太極拳をすることができました。
先生も終わって、とってもよかったよ～！！！と褒めてくださいました。
さいごに
太極拳の良さは、小さくても力がなくても、力を抜いてリラックスすればするほど、強い相手を倒せること。
相手の重心を取り、相手の力をもらって跳ねのける。
女性でも大きな男性を倒すことができるのが、太極拳。
実際にそんな場面になると、力を抜いて技をかけるなんてできないでしょうけど、気持ちだけでも強くいられます。
いい気をたくさん取り込んで、とっても楽しく本番を終えることができました。
（※本番が終わってみんなで食べたスープカレーとナン）
「太極拳の大会に出てきたよ」って言うと、相変わらず変なママって思われるんですけど、変わっているってわたしにとって最高の誉め言葉なので、うれしいです。
まだまだ経験していないことが、山のようにあって、あれもしたい・これもしたいって欲深くアンテナを張り巡らせてしまいます。
あまりに興味関心がありすぎて、今回もちょっと頑張り過ぎて疲れてしまったこともあります。
それでもいつまでたっても覚えられなかった２４式が、大会という目標ができたことで毎日のように自主練をして、YouTubeで復習をして、覚えることができました。
いつになったら覚えるのか、という自問自答からやっと解放。
次は４２式太極拳と３２式太極剣もやっているので、まだまだ覚えることはいくらでもあるのですが、ひとまず大きく一歩前進です。
太極拳をすすめてくださったジムの方、一緒に練習して教えてくださった方、いつも優しく仲間に入れて下さるチームの皆さん、そして先生に心から感謝です。
好きなことを好きなだけさせてもらえる環境と、家族にもありがとう。
余談ですが、ラインの「自撮りスタンプ」の女の子と、わたしの衣装が同じ色で、ちょっとウケました…。
では、また。
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