自己肯定感という言葉をよく耳にするようになりました。
SNSが主流になっている今、自己肯定感を上げるのも下げるのも、SNSが軸になっていることが多いように感じています。
今日はSNSを通して感じる自己肯定感について、考察してみたいと思います。
自己肯定感は先天的と後天的がある
自己肯定感とは:
「自分の存在には価値がある」「自分自身に満足できている」
と自分の価値や存在意義を肯定できることです。
自己肯定感が高い人には、先天的と後天的があると思っています。
先天的なタイプの人は、根拠のない自信が元々あって、他人と比べない人。
しかしほとんどの人は後天的である場合が多く、本来は臆病で自信がないのだけれど、あとから努力や経験を積み重ねることで自己肯定感が上がっていくタイプです。
わたしはきっと先天的、過去に自分のことを嫌いになったことはないし、小さい頃からまわりから常に褒められて育ちました。
だからこそ「わたしならできる」と根拠のない自信を持っているため、もっと努力するんですよね。その努力がとてもつらいものであっても、乗り越えられる。そしてその努力に対して、まわりの人の評価(他己評価)をしっかりもらえてきました。
例えば、高校の吹奏楽部で「コンサートマスターになってソロを演奏する人になる」そう決めてから、片道1時間40分の通学も3年間休まず通い、朝練・昼連・放課後と誰よりも練習をしました。
その結果、顧問やまわりの部員に認められて、2年生と3年生の2年間コンサートマスターをしソロを演奏しました。
元々自己肯定感は強いほうだけれど、もっと強くなるきっかけが「努力と他己評価」です。
後天的に自己肯定感を上げたいと思うなら、「努力と他己評価」を上げればいいのです。
他己評価を上げるには、それ相応の努力が必要だということです。
SNSで自己肯定感を上げる
今の時代はSNSでそれが可能です。
フォロワーを増やすこともひとつですが、ポイントはフォロワーを減らさないということ。
どうすればフォロワーを減らさずに、自分が評価してもらえるのか試行錯誤することで、自分が何を感じて、何を伝えたいのか、SNSなら世界中に発信することができます。
SNSでブランド物ばかり投稿して嫌味を言われる人と、ブランド物を持っているけど嫌味にならない人の違いは、自分を偽らず素直に発信しているかどうか。
そうやってSNSでファンをつくっていくことで、自信が作られていくのです。
ここで注意点は、加工しすぎて自分ではない姿の写真を投稿してしまうこと。
今は加工しない人はいないと言われていますが、実際にあった時とあまりに違う加工にすると、それは偽りの自分を発信していることです。
実際にインスタグラマーで顔も身体も全部加工して「実際とは違います」と自分で言う人がいますが、悲しいなと見ている側も感じてしまいます。
文章も心が思っていることを書く、好きでもないこと好きだと言わない。という当たり前のことを守ることは自己肯定感を上げることでもあります。
客観的に自分をみたいわたし
SNSでは実際に会ったことがある人、まったく会ったことがない人がいますが、その両者からの反応が大きくずれないように発信して、客観的に自分を見れるようにしています。
ランニングアカウントをしていますが、走ったときだけ投稿するのではなく、SNSで発信していない時ももちろん走っているし、筋トレや水泳もしています。
SNSでポジティブな言葉だけを使うようにしていますが、リアルでも同じです。
過去に愚痴を言う人に囲まれたことがあり、わたしも愚痴を言う人を否定する愚痴を言ってしまうという経験がありました。
自分がポジティブに発言するように心がけて生きていると、リアルでもSNSでも同じような人が集まってきます。そのまわりの関係性を見ることで、自分のことも客観的に見ることができるのがSNSでもあると思っています。
まとめ
他己評価は気にしすぎる必要はありませんが、自分のことを褒めてくれたり、認めてもらえるきっかけが自分の自信に繋がることでもあります。
他者を認める、大事に思うという心は、結局自分に返ってきます。
では、また明日。