現在まだ小さいお子様がいる方や、将来子どもを育てたいと思っている方、子どものために貯金したり保険に入ったりされると思いますが、これでいいのかと不安も多いかと思います。
わたしは医療保険と、毎月定額の積立貯金、そして学資保険に入っています。
その中でも11歳で満了となる学資保険が払い終わったのですが、実は失敗したと思っています。個人の意見なので参考程度にはなりますが、なぜ失敗したのか、そして貯蓄するポイントも合わせてご紹介します。
子どもの教育資金はどう貯める?
特にはじめての子どもの場合、お金をどのように貯金していけばよいのか、知識がないため不安になると思います。
わたしはそんな時、長い付き合いで昔からしっかりしている親友にアドバイスをもらいました。
彼女がしていることは、銀行の自動積立定期貯金、そして学資保険です。
①銀行の自動積立定期貯金
銀行で手続きをすれば、毎月自動的に決まった金額が定期貯金として貯まっていきます。勝手に引き落としされて貯金されるので、ほったらかしでOKです。簡単には引き出せず、銀行で解約するまで続きます。
貯金を毎月自分でしなくてよいのが大きなメリットで、デメリットは利子がほぼないことです。
わたしも子どもの銀行口座を作って、毎月無理のない金額を長年貯金しています。
②学資保険
学資保険というのは、毎月決まった金額の保険をかけることで、高校・大学の入学時期にまとめて学資年金という形でお金が返ってくるものです。主な用途は大学入学資金、これを貯めるということですね。
一般的な掛け捨て保険とは違い、貯金と保険の両方ができます。
友達がこの学資保険を勧めてくれたので、わたしも入りました。
アフラックの夢みるこどもの学資保険というものです。これが失敗というか、違う選択をすればよかったと思ったのです。
メリットは、親(契約者)に万が一のことがあった場合、保険料の支払いが免除されること。
デメリットは、元本割れするということです。
例えば学資年金が総額120万円受け取れるように設定したとします。
0歳から17歳まで毎月支払いしていくと、学資保険額の総合計が1,279,488円となります。約8万円も損してる…。
0歳から10歳まで早めに支払いを終わらせると月々は高くなりますが、総合計は1,239,840円、これでも4万円も損しています。
設定金額が上がれば上がるほど、損してしまいます。
親が亡くなる可能性はかなり低いものですから、ずっとコツコツ支払ってきて、元本割れ(マイナス)になるのは、失敗したなと思うのです。
もちろん他にもメリット・デメリットがあり、元本割れすることも契約時から分っていたことですが、あまりよく考えずに入った感じがあります。
元々医療保険にも入っているので、保険と貯蓄は別にすればよかったです。
わたしが思う教育資金の貯め方
わたしが学資保険に入った時期は、わたし自身がお金の知識もなかったし、保険や貯蓄に対してあまりにも勉強不足でした。
しかし今は国がよい制度を多く出してくれているので、これから子どものために貯蓄を考えている方なら、貯蓄の勉強をして確実に蓄えたいもの。
もし学資保険で貯めたいのなら、大きく増える事はなくても元本割れしない商品にする。
フコク生命のみらいのつばさなど、探すとあります。
高いリターンを希望するのなら、リスクはあるものの国が出しているジュニアNISA(2024年で終了)などの投資です。
投資は難しいから懸念される方が多いですが、まず投資の本を読んでみる、無料の株をもらってやってみるなど、小さいことをいくつか重ねていくと前にすすめます。
https://yumimiyai.com/stock-investment/
増えなくてもいいので、確実に貯めたい場合は、銀行で自動積立をする。他には国からもらえる児童手当を貯金しておくなどもいいですね。
子どもの学資資金を貯めることを、一度考えるきっかけになればうれしいです。
では、また。