四国の徳島県にある祖谷温泉に、1泊2日で旅行してきました。
祖谷(いや)は大自然に囲まれた源泉かけ流しの露天風呂がある、日本三大秘境のひとつです。
日本の古来からの自然を満喫できることで人気があり、最近では海外からの観光客も多く、予約がなかなか取れない場所。
今回母と妹と3人で旅行してきましたので、ご紹介します。
日本三大秘境 徳島県祖谷の旅
「日本三大秘境」とは、古来からの大自然に囲まれて静かに存在する場所です。
<日本三大秘境>
・岐阜県 白川郷(しらかわごう)
・宮崎県 椎葉村(しいばそん)
・徳島県 祖谷(いや)
今回わたしが訪れたのが、徳島県の祖谷です。
12月の冬、空気が澄んでいて清々しいです。
見事な山々、壮大な景色に囲まれます。山が青々と茂っている夏も、訪れたくなりますね。
ホテル祖谷温泉に宿泊
今回、徳島県の祖谷温泉に宿泊しました。
露天風呂があるお部屋、山を眺めながら…素敵ですね。
祖谷温泉の名物は、ホテルのロープウェイで山の下まで降りたところにある露天風呂です。
源泉かけ流し、ものすごい量の温泉がドバドバ溢れだす名湯です。
pH値が9.1もある「アルカリ性単純硫黄温泉」
アルカリ性が強い温泉は、肌の汚れを落とす作用があるためすべすべになります。
わたしが入った温泉の中でも、断トツに肌がつるっとして、水もはじく肌レベルに。
イマイチ:温泉の温度が38℃
源泉の湯は、温度が38℃の「ぬる湯」なんです。
ホテルの方いわく、ぬる湯なので30分以上じっくり浸かると芯から温まるとのこと。
30分入って、まだ寒いので計1時間浸かりましたが、12月なのでやっぱり寒い(笑)
わたしよりも長く浸かっていた方でも、何度もくしゃみをしながら帰っていったので、風邪引いたんじゃないかな~?
肌の表面は冷えている感じがしましたが、芯はじわじわ温まったようで、浴衣を着たら寒くなかったのが不思議。
それでも、風邪を引いてはいけないので、あとでホテル内のお風呂に入り直しました。
訪れるなら、冬以外ですね(笑)
夜はホテルで夕食、会席料理とお鍋です。
お鍋の出汁が、地元の味噌と日本酒というはじめてのお味。
阿波金時豚と野菜のうまみが感じられて、あっさりしているのに奥深い!
たくさん食べて、食べ過ぎて眠くてたまらない…(笑)
夜はお部屋から満天の星空、iPhoneでも綺麗に撮影できました。
秘境を朝ラン
わたしがいつも旅行で楽しみにしていることが「朝ラン」です。
5時半に起きて6時に走りに行くつもりが、起きたら真っ暗!
日の出時間をチェックしてみると、約7時…(Σ(゚д゚lll)ガーン
冬で、しかも山の中ということもすっかり忘れていました。
真っ暗なので、先に露天風呂と朝食へ。
神戸マラソンの参加賞のナップサックにタオルだけ入れて。
朝食は和食・洋食が選べますが、和食で大正解!
ボリュームがすごい、残さず完食。
満腹のまま、ひとりで朝ランへ。やっとです(笑)
山の中にある一本道を走ります。
日本の誇る秘境を、ひとり占めしている気分で最高。
ランニングしていてよかったな~!
祖谷のかずら橋
観光もしてきました。
国の重要有形民俗文化財に指定された「祖谷のかずら橋」
橋を渡るだけで550円なんですが、お値段以上のアトラクション。
すべてへっぴり腰、もう二度と渡りたくないくらい怖かった。
スマホを持つ手が震えて、早々にポケットにしまいました(笑)
道の駅「くるくるなると」
徳島県といえば、鳴門金時(さつまいも)!
祖谷温泉に行く前に、道の駅によりました。
鳴門市にある「くるくるなると」は、お土産も食べるものもたくさん!
まさかの2時間も滞在してしまいました。
徳島の甘いみかんも一箱買いました。10キロで1,600円!安い!
さつまいも食べまくりでしたが、海鮮丼などもありましたよ。
香川県さぬきうどん「わら家」
帰りは香川県によって、「わら家」でさぬきうどんを。
天ぷらが絶品なんです。
家族で何度も訪れた場所で、久しぶりのわら家に大感激。
わら家の前にあった「木のステンドグラス」は、2011年3月11日の東日本大震災の際に、津波で流された柱などを生かしたもの。
震災の記憶を風化させることなく、伝え続ける。
素敵なステンドグラスに変わった木材にそっと手を触れて、この旅を終えました。
神戸マラソンが終わったらゆっくりしたいと思っていたので、楽しい時間を過ごせました。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
では、また。