先日神戸で開催された、参加型巨大アートイベント「Inside Out」という写真撮影に参加してきました。
このイベントは、パリを拠点に活動する世界的アーティスト・JRが確立させ、これまでに138カ国、44万人以上の人々が参加しているイベントです。
これまでもJRは、戦争などで情勢が不安定な地域や、東日本大震災後の日本にも足を運んで作品を残してきました。今回、関西初・神戸のまちに上陸。
その作品が仕上がったのでランニングしながらわたしも見に行ってきました!
JRがストリートアーティストとして、どれほど熱い想いで作品を作り続けているのか、どうぞご覧ください。
フランス人アーティスト「JR(ジェイアール)」
大都市から紛争地帯と様々な場所で、そこに住む人々のモノクロのポートレートを巨大なポスターとして街に貼り出し、一人一人の語られない物語を街に映しだす。
2011年からの11年間で、世界138カ国で44万人以上のポートレートを展示。
日本では、2012年に撮影室とプリンターを兼ねたトラックが東日本大震災の被災地を巡回した。
あらゆる人が鑑賞可能な壁をギャラリーにするプロジェクトを通して、アートが世界の見え方を変えうることを提示している。
今回、わたし自身もJRのプロジェクトに参加させて頂いたこと、とても嬉しく思っています。
このアートは「写真」という、言葉のない一人一人の表情のみ。
戦争や災害の中、今を生きている人たちの表情から読み取れる感情や、その人の背景。
見えるものや感じるものは人それぞれですが、美術館と違って街中で誰でもアートに触れる機会があるということが、素敵なことだとわたしも感じました。
わたしが感じた「#Inside Out Project KOBE」
この写真のみんなは全く知らない人同士なのに「神戸」という共通ワードで繋がっていて、同じ時期に同じ場所でアートプロジェクトに参加しました。
見知らぬ人でも親近感を覚えるし、みんなの顔を眺めるだけで面白い!その人の「一瞬」が貼り出される不思議と、コロナ禍でしばらく感じることができなかった「参加」という経験により、一層うれしさが増すことになったように感じます。
すごい数なので、自分を見つけるのも「ウォーリーを探せ!」的なワクワク感でした。
「Yumiを探せ!」見つかりますか?
わたしは日々ランニングをしているので、写真撮影参加もランニングの途中に立ち寄り汗だくで撮影を。今回のアートが仕上がって見に行く時も、もちろんランニングです。
#昭和のアイドル風 というテーマでポーズ決めてるのがわたしです(笑)
まだ昼間は暑いので頭から汗だくでしたが、ランニングだからこそいろんな場所のアートを走って回ることができたし、遠くまで走る理由ができたことも喜びです。
ヴィッセル神戸のファンなので、イニエスタ選手を発見して、その同じ建物の中にわたしもいました。実は今回のイベントは想像以上の参加数で、数を超えた写真は貼り出されたものの、今は撤去されています。この建物に貼ってもらった写真はしばらく残っているので、本当にラッキーでした。
現在残っているところは、こちら↓(2022/9月)
①神戸メリケンパークにあるレストラン「TOOTH TOOTH FISH IN THE FOREST (トゥーストゥースフィッシュインザフォレスト)」の裏側
数は少ないですが、とっても目立つ場所にありました。
②住友倉庫
住友倉庫は取り壊し予定の建物ですが、このアートのためにしばらく残してくださるそうですよ。
イニエスタ選手とわたしの写真も住友倉庫にあります!
新しくできた水族館神戸ポートミュージアム”átoa(アトア)”の隣にあるフェリシモ チョコレート ミュージアムの横です。アトアに行かれた方はぜひ見て帰ってくださいね!
では、また明日。