デリケートゾーンの洗い方や保湿のしかたって、意外とみんな正しい情報を知らないのではないでしょうか。
石鹸や洗浄力の高いボティソープでゴシゴシ洗っていませんか?
逆にデリケートゾーンなので、ピュアな石鹸ならOKと思っていませんか?
保湿をしていない人、多くないですか?
女性の身体のケアは、一時的なものではなく一生するもの。
無理ない価格帯で、何よりも安全なものを継続していく必要があります。
今日はデリケートゾーンの洗い方と注意点、そして継続できる安全な保湿オイルをご紹介します。
特にプレ更年期や更年期に差し掛かると、乾燥が進む時期でもありますから、今から取り入れていくと驚くほど満たされますよ。
デリケートゾーンの洗い方
膣は通常健康な状態なら、酸性になっています。
酸性に保ち、病原細菌の増殖を防ぐ役割を果たしているからです。膣は自浄作用が働いているのです。
そこで注意なのが、洗浄する石鹸はアルカリ性なのです。
せっかく膣は酸性を保っているのに、石鹸のアルカリ性で酸性環境を壊しているということ。また、肌によさそうなイメージであるピュアな石鹸ほどアルカリ性が強くなっています。
わたしはニールズヤードレメディーズという、オーガニック商品のブランドが大好きです。
そのブランドが様々な講師を招いて講座をしてくれるのですが、認定メノポーズ(更年期)
カウンセラー 吉川千明さんによると、デリケートゾーンは石鹸で洗わなくてよいとのこと。
デリケートゾーンは、オイルで洗浄するというのです。
オイルをお風呂に入る前にデリケートゾーンに塗って、その後シャワーで洗い流すだけ。
石鹸は使いません。
そして、お風呂上りにタオルで水分を拭き取り、最後にもう少しオイルを塗ってあげると保湿になります。
※石鹸を使って洗わないと気持ち的に嫌だという方は、もちろん石鹸で洗ってくださいね。わたしも石鹸で洗ったりしますが、お風呂上りのオイルは欠かさず塗っています。
デリケートゾーンの保湿
最近は「フェムテック」といって、女性のためのケア商品などが多く出てきていますが、商品選びは注意が必要です。
デリケートゾーンの膣まわりは敏感に塗ったものを吸収します。そのため、余計な成分が入った保湿剤やオイルを使うことは危険です。
正しく製造された、余計なものが一切入っていないオイルを使うこと。
フェムテックと謳っている商品は、少量なのに高価なのは、まだメジャーになっていない分野でもあるからです。
例えば、よく話題になっているこのオイルは30mlでこのお値段。高価なオイルを長年継続するのは大変です。
実は、このようなデリケートゾーン専用のオイルでなくてもいいのです。
わたしが使っているのは、先ほどのカウンセラー吉川さんもデリケートゾーンに最適だとおすすめされていた、ホホバオイルです。
ニールズヤードレメディーズのホホバオイルは、オーガニックで他の成分が一切入っていないピュアなホホバオイルです。
100ml入っていますからたっぷり!洗浄に使って、お風呂上りに仕上げとしてもう一度塗ります。
膣の中に入っても大丈夫です。
わたしは長年デリケートゾーンをオイルで保湿していますが、下着の擦れもなくなりますし、生理中のナプキンの擦れもありません。
塗る場所は、デリケートゾーン全部(ひだの部分なども)塗ってすぐ下着を履いてしまいます。
実はわたしは身体も、お風呂上りに全身オイルを塗っているのです。
首から下全部オイルを薄く塗ります。ベタベタするからオイルは使わない人もいらっしゃるかと思いますが、年齢を重ねてきたら、やっぱりオイル。
全身オイルを塗って、下着とパジャマを着てしまえば、べたつきは全然気になりません。それよりも保湿されている肌のしっとり感がたまらないんです。
ホホバオイルなら気になる香りもありませんので、ぜひ習慣にしてくださいね。