マラソン大会は当日の天候がとても重要です。
必ず大会当日の気温・天候(降水確率)・風をチェックしておきましょう。
万が一、マラソン大会が「雨」予報だった場合に準備しておくもの、そして当日どのように乗り越えるかご紹介します。
マラソン大会が雨の場合準備するもの
当日が雨だった場合を想定して、当日までに準備しておくもの。
①雨カッパ
100均でもいいのでカッパは必ず用意しておきましょう。(透明のもの)
雨よけだけでなく、強風対策、早朝の冷え対策にもなります。
本気ランナーさんは腕振りがスムーズなポンチョタイプがよいです。
初心者ランナーさんはできるだけ雨に当たらないようにしたほうがよいので、普通のカッパでよいと思います。雨に濡れると身体が冷えてしまいます。
雨がきつい時は、最初から最後までカッパを着て走るランナーさんもいます。もし途中でやんできたらカッパは捨ててしまってOKです。また降りそうなら腰に巻いておくなど、臨機応変に対応しましょう。
他にはカッパではなくウインドブレーカーにする方法もあります。ただし上半身しかカバーできないので、雨がキツイようならカッパにしておきましょう。足腰がびしょ濡れになると冷えてしまいます。
ウインドブレーカーにする場合は、ゼッケンをそこにつけておく必要があり、大会中にぬいだり着たりができなくなるので要注意です。大会中はゼッケンが常に見えるようにしておきましょう。
カッパはゼッケン(アスリートビブス)が見えるように、透明がよいです。
雨カッパや雨の日のウエアを忘れた場合は、無地・透明の「家庭用のごみ袋」に穴を開け、簡易的にカッパのように利用することもできます(アスリートビブスにごみ袋等の文字がかぶらないように)。手軽に準備できるので便利です。
②帽子(キャップ)とサングラス
雨の日はランニングキャップをかぶっておきましょう。
カッパは身体をカバーしてくれますが、カッパの帽子部分は役に立ちません。風で飛ぶので、かぶっていられないから。
その点ランニングキャップなら、しっかりかぶることができます。ツバが雨をよけてくれるので、雨が目に入る確率が大きく軽減されるのです。
雨が目に入ると本当に走りにくいです。サングラスも雨が目に入らないので効果的です。
③手袋・アームカバー
雨のマラソン大会はとにかく冷えに注意が必要です。
あればでいいですが、手袋と腕をカバーするアームカバーがあれば、冷え対策になります。
ランニング用のアームカバーは速乾性があるので、雨が止むと乾きやすいのも特徴です。
神戸マラソンでは黄色の手袋を支給されるので、それでもいいですね。ただし綿なのであまり濡れると逆に冷えるかもしれません。手袋の上にビニール手袋をしておくのもよいです。
④カイロ
雨の日はスタートまでの時間がとても冷えます。
長時間待つ間に身体が冷えてしまいますから、寒くなる可能性があるならカイロを携帯しておきましょう。走り出して暑くなってきたら、途中で捨てればよいです。
④帰りの服や靴
風邪を引かないように、大会が終わればタオルで拭いて早く着替えをしましょう。
雨がすごい場合は、服だけでなく着替え用の靴・靴下もあるとよいですね。
マラソン大会が雨だったときの当日のコツ
水たまりを踏まない
当然ではありますが、できるだけシューズをびしょ濡れにするのを避けるために、大きな水たまりは踏まないように、コースをよくみて走りましょう。
分厚い靴下は避ける
綿の分厚い靴下を履くと水分がたくさん吸収されて、足が重くなります。
シューズに防水スプレー
シューズは濡れるので諦めるしかありませんが、せめてもの抵抗として防水スプレーをしておきましょう。ただし、底にはかからないようにしてください(滑ると危険)。
防水機能のあるシューズもありますが、普段から走り慣れているならよいですが、そうでない場合は防水シューズよりも普段のランニングシューズにしておくのがよいです。
エネルギージェルを少し多めに持参する
雨だと体力が普通のときよりも消耗します。
エネルギージェルを1本でも多めに携帯しておけば安心です。
ワセリンを塗る
ワセリンは薄く身体に塗っておけば靴擦れ防止、冷え防止になります。
わたしの雨のマラソン大会経験談
わたしは冬のマラソン大会が雨でした。
10キロマラソンだったのでフルマラソンとは全然違いますが、大会途中から大雨になった大会でした。
スタート前からカッパをみんな着ています。最後までカッパを着ている人が多数でした。
わたしは10キロだったのでカッパは着なくて、ウインドブレーカーとサングラスにしました。もしフルマラソンだったら、必ずカッパを着ました。
雨の日は靴も靴下もウェアも全部濡れます。
長時間ずっと降り続けることはないと思いますが、身体がとにかく冷えるので、走る足を止めないことです。
炎天下で走るよりは雨のランニングのほうが好きな人は多いです。雨という大変な天候であっても、その雨を味方にして楽しめるといいですね。
大会中はびしょ濡れ覚悟で走りきるしかありません。
ただ、途中で靴擦れして走れなくなったり、具合が悪くなりそうな場合は、無理せずリタイアすること。
マラソン大会はこの先、まだまだ経験できます。
あとはあなたの楽しむ気持ちだけ。
わたしも全力で応援しています!