わたしは毎年、年始に「やりたいことリスト」というのを、書き出しています。
ただ、自分がなにをしたいのかリストアップして書くだけなんですが、3年目にして内容が大きく変化しました。
「やりたいことリスト」を通して自分の内面を書き出すって面白い!わたしの気付きと変化、そして書き出すメリットを考察してみました。
やりたいことがわからない方、やりたくてもお金・時間・仕事の制限があって、スタートがなかなか切れない方こそ参考になると思います。
やりたいことを見つけられない人が多い理由
「死ぬまでにしたい10のこと」という映画をご存じですか?
「死を前にして、自分のために生きることを決意する」というお話しです。
人は本当にやりたいと思うことは、切羽詰まらないと本音が出ないもの。
だからこそ、自分が本当にやりたいことを、わざわざ書き出すことに意味があります。
やりたいことを書き出す手法は、コーチングや様々な著書でも書かれています。
「やりたいこと」に関する本は、驚くほど多く出版されていますが、やりたいことを見つけられない人がいかに多いかを意味します。
やりたいことリストの書き方はこちら↓
「やりたいことリスト」を書くメリット
やりたいことリストは、「すべて叶うとしたら、なにがしたい?」という視点で書きます。
・自分のやりたいことが明確になった
・人生が楽しいと感じるようになった
・書き出すときにワクワクした
・願うだけで叶った
やりたいことは、大きなことでも、小さなことでも大丈夫です。
書き出すことで、本当に自分が何を求めているのかに気付けます。
毎年書くことでその年に達成できなかったとしても、数年後に叶ったり、実はそんなにやりたいことではなかったと気付いたり。
特に重要なのが「お金や時間もすべて持っている前提」で書くということ。
お金があればブランドバックが欲しいと書く人もいるし、物ではなく旅行などの体験をしたいと書く人もいる。
自分がすべて持っている前提なら、なにをやりたいと思うのか。
それがあなたの本心からの「やりたいこと」なのです。
3年目にして大きく変化したこと
わたしは2021年、2022年と「やりたいことリスト」を書き出しました。毎年50個書いています。
そして2023年も同じように書いてみました。
①過去の「やりたいことリスト」から学んだこと
②3年目「やりたいことリスト」の変化
やりたいことリストを書くことで、自分の内面が大きく変化したことに、わたし自身がびっくりしています。
過去の「やりたいことリスト」から学んだこと
過去のリストをみて叶ったもの・叶わなかったものを見比べました。
わたしの得た結論は「願うだけ、リストを書き出すだけでは、叶わない」ということ。
スピリチュアルやコーチングの本で「願えば叶う」という言葉を多く見かけます。
やりたいことリストに関することも、書き出せば叶う!と書いている著者が多いです。書くことで脳が記憶して、無意識にその願いに向かっていくといいます。
しかし、本質を書いていない本も多いです。それは「ただ書いただけで、何も行動しなければ叶うわけはない」ということです。
書き出すことで脳は覚えていますが、それをきっかけとして、自分がそこに向かってほんの少しでも行動すること。願って行動するから叶うのです。
2020年、2021年にわたしがやりたいことリストを書いた中で、叶ったものは全てわたしが実際に行動して手に入れたもの。
ぼーっと宇宙に願いを放って、勝手に叶ったわけでは決してありません。運を引き寄せるのも、ひとつの願いの叶え方かもしれませんが、それも行動あってこそ。
例えば、2020年に書いたこと「新しくてカッコいいガーミンを自分で買う」
ガーミンはランニング用の時計です。
ガーミンの新作を常にチェックしました。わたしが思うカッコいいとは、オールブラックのこと。そしてついに希望であるオールブラックの新作ガーミン745が出ました。
Garmin745は¥49,280 (税込)、ランニングアイテムとしては高額な価格かもしれませんが、Webライターのお仕事で得た報酬で買いました。
希望のガーミンを買うために日々新作をチェックしたのも、予算を決めてお仕事をしたのも、すべてわたしの行動からきたもの。願いを叶えるために、行動したのです。
もし「やりたいことリスト」を書かなかったら、本当に49,280円のガーミンをわたしは買っていただろうか?と思うのです。
もっと価格の安いガーミンにしたかも。希望のオールブラックをあきらめて、新作が出る前に違うカラーを購入していたかも。
わたしが一切妥協せずに、自分が一番欲しいものを手に入れて、お気に入りのガーミンで毎日健康管理をするようになったのは、やっぱりわたしが何のブロックもなく書き出せたから。
「49,280円も払うなんていいのかな」
→いい!(お金の制限を外して書いた)
「趣味のランニングに使わず、家族のために使ったほうがいいかも」
→なんでも叶うんだからいい!(他人からどう言われるかを無視して書いた)
実際に「そのランニングウォッチいくらするの?」とジムでよく聞かれますが、価格を言うとびっくりされます。主婦が趣味でするランニング用の時計が約5万もするなんて、それは驚きますよね。
でも、わたしはこの時計がとても誇らしいのです。
この時計を買うために貯めたお金は、自分の言葉(ライター)の報酬で買ったもの。
そう思うと、やっぱり「やりたいことリスト」を書く意味は間違いなくあります。願いを叶えるために、行動できたんですから。
叶わないことの方が割合は大きいけれど、叶ったことがあることに意味があるのです。
3年目「やりたいことリスト」の変化
念願のガーミンをあっという間に買う事ができた経験が、2020年にありました。
そこから「物」は買おうと思えば、いつでも買えるという思考に変化しました。
少し高いものであっても、買う方法はあると。
「○○を買いたい」という願いは、やりたいことリストから消えました。
その代わり、コロナ禍で行けなかった旅行の願いが増えました。家族の予定もあるので、今でも簡単に海外には行けないので、行けるように行動するために書きました。
2026年FIFAワールドカップ現地観戦もしたいし、世界中の安藤忠雄建築も訪れたい。
今は叶わなくても、来年また書いたら本当に願っていること。
「やりたいことリスト」はわたしの楽しみであり、願いは意外と叶うものだという思考の練習にもなります。
ぜひ、あなたも新年に50個「やりたいことリスト」を書いてみてくださいね。
では、また。