ランニング

【半身/はんみ】運動は上半身の回転が重要、身体に形状記憶させよう!

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半身(はんみ)という言葉をご存じですか?

例えると満員電車や混雑した人通りを通るとき、無意識に身体を斜めにして進みませんか?

相手に正面から向かうよりも、身体を斜めにしたほうがすっと通りやすいものです。

この正面から見て上半身を右や左に向けることを、半身(はんみ)といいます。

半身は運動でとても重要なことで、上半身の左右の回転ができていなければ身体全体の連鎖が止まり、運動のパフォーマンスが下がります。

簡単な練習さえすれば、身体に形状記憶されていきます。

ランニング・水泳・ゴルフ・テニスあらゆる運動に生かされますので、ぜひ知識として知っておいて損はないのでご紹介します!

半身を運動に生かす

半身(半身)とは:

体を斜めの方向に向けた姿勢。 体の右半分または左半分を突き出した姿勢。

たとえばランニング。

「走るコツは足の回転だ」とよく言いますよね。

しかし足だけ動かして走るのではなく、同時に腕をうしろに引いたときに背中の肩甲骨が動いて走っていると思います。

上半身が固まったように走ると運動連鎖がうまくいかずに、結果身体のどこかに強く負担がかかったりしてケガの元になったり、運動パフォーマンスが低下します。

腕振りが気持ちよく振れていれば、上半身に合わせて骨盤から足にかけて身体全体が連鎖して走れます。

スムーズな腕振り・背中の肩甲骨の柔軟性は、上半身の回転(半身)を練習すれば簡単に習得できます。

半身の練習

足を肩幅にひらいて立ちます。

手を横に広げて、上半身だけ回転させます

ポイントは顔も一緒にまわすこと。

①手のひらを下

②手のひらを上

③手のひらを外に押すように

ひとつの動作を5回~10回くらいすると、背中の筋肉もよくほぐれます。

準備運動に取り入れると、半身の形状記憶が身体にできます。

いつも上半身が動かずにランニングや水泳をしている方は、自然と全身を使って運動できるようになります。

この半身を身体に覚えさせることで、連鎖がうまくいき運動パフォーマンスはかなり向上しますので、ぜひやってみてくださいね。

武術でも重要な半身

わたしは太極剣(武術)を習っていて、目に見えない敵と戦っています。

剣をもって刺したり、刺されそうになるのをかわしたりします。

そこで半身がとても重要なのです。相手に真正面の身体を向けていると、あっという間に倒されてしまいます。常に半身でさっと逃げれるように、切られる身体の面積が小さくなるようにします。

この半身の回転運動は武術の準備運動で、毎回しているものです。

上半身の回転ができるようになれば、ランニング・水泳のクロールがとてもスムーズになりました。

すべては身体の連鎖です。こちらの本も太極剣の先生に教えていただきました↓

まとめ

ちょっとしたコツですが、今している運動が大きく変わります。

とても地味な練習になりますが、運動の基礎は種目に限らず同じです。

コツコツ頑張りましょう!

では、また明日。

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ABOUT ME
Yumi Miyai
<Webライター・ブロガー> ザ・リッツ・カールトン大阪で11年勤務後、2児の母に。 「好きなことだけして生きる」をモットーに、キレイは運動と心で叶うコツを発信しています。