こんにちは、Yumiです。
「HSP」という気質をもつ人がいることをご存じでしょうか。
相手の気持ちを敏感に察知することができるため、
気付きすぎて疲れることが特徴です。
その性質を知ることで、もっと生きやすくなるコツをご紹介します。
HSPとは
HSP(Highly Sensitive Person/ハイリー・センシティブ・パーソン)
非常に感受性が強く、敏感な気質をもった人
HSPの主な特徴
・人といると疲れる
・他人の雑さが気になる
・機嫌が悪い人がいると苦しい
HSPは性格ではなくもって生まれた気質です。
まわりからどう思われているかがとても気になり、
他人の発言に敏感に反応してしまい、感受性が強いがゆえに、
精神的に傷つきやすく、ストレスを抱えやすい特徴があります。
感情をコントロールすることで、
楽に生きることができるようになります。
<人口の20%はHSP>
HSPではない人の方が圧倒的に多いので、
まわりに合わせようとして、生きずらさを感じています。
<残りの80%はこの性質には当てはまらない>
HSPという敏感な人がいることを知らないため、
分かりあえないことが多々あります。
HSP簡易チェック
5つのうち3つ以上あてはまるとHSPの傾向があります。
うつ病と似た症状がありますが、HSPは病気ではありません。
睡眠障害、意欲低下、興味の損失、判断力などの低下などを感じている人は、
うつ病の傾向があるかもしれないので、注意しましょう。
HSPが楽に生きるコツ
HSPを「繊細さん」と呼び話題となったベストセラー「繊細さんの本」、
この対策案が素晴らしかったので、ご紹介します!
①誘いや頼み事を断ってもいい
繊細さんはいい人でいないといけないと思いがち。
断らないと、「断らない人を好きな人」が寄ってくる。
断っていくと、「あなたが好きだ」という人だけが寄ってくる。
②苦手な人や物を嫌っていい
嫌いという感覚は大切、それは相性が悪いということ。
苦手な人に倍笑顔になってしまう繊細さん。
第一印象で苦手と思ったらそれは当たっているので、避けていい。
③相手がなぜ機嫌が悪いか確認していい
機嫌の悪さを私のせいかも?と思いがち。
イライラしてます?どうしましたか?と確認していい。
だいたい自分のせいじゃなくて、察しすぎなだけ。
④困ってそうな人を助けなくていい
頼まれてないのに先回りして助けちゃう。
しかも余計なおせっかいって言われちゃう。
まず我慢して「待つ、見守る」、口出しもしない。
⑤ちょっとしたことでも頼っていい
頼る発想をもつ。
頼るなんて!と思いがちだけど、頼っていい。
無理だろうと思わず、できるか確認する。
意外とやってくれます。頼んだら信じて任せる。
いちいち確認すると自分がまた引き受けがち。
⑥めんどうなコトから逃げていい
逃げていい、この職場から、人間関係から。
仕事、学校、親、夫婦、子供、すべてから逃げていい。
電話も全部でなくていい、
3件のうち2件無視していいとマイルール作ればいい。
電話に出ない人だっているのだから。
コツ:振り回されず対策をとる!
HSPの人間関係
HSPはHSP同士一緒にいるのが、とても楽です。
あの人、HSPだな!とわかるので不思議です。
5人に1人はHSPなので、結構いますよ。
出会うコツ:
自分が居心地のいい場所にいます。
お気に入りの癒しカフェ、ヨガ、健康食のお店など。
SNSで好きなものを発信すると、繋がりやすいです。
気をつかわない関係、楽に過ごせると元気になります。
私もHSP気質がある
私もHSPの傾向がありますが、これはマイナスではなく、
私はプラスに捉えています。
人の気持ちを敏感に感じることができるから、
サービス業では重要な「お客様の気持ちを先読みして行動する」ことが、
簡単に出来るし、多くの成果を出してきました。
逆に、HSPの悪い面が強く出た時もありました。
・子供が生まれて家に引きこもりになったとき
・新型コロナウイルスの緊急事態宣言のとき
誰にも会わず家にいると、HSPが強く出るのだと知りました。
ちょっとした他人の発言に心を痛めたり、
他人の愚痴にまどわされて悲しい気持ちになったり。
・HSP気質が強く出るときと、出ないときがある
・今はHSP気質が出ない
私はガンガン勢いで生きているほうが、
繊細な気質が薄れて生きやすいのです。
繊細な心が出たときに言う言葉
①「ちょっとお願い」と言う
みんな頼ってほしいと思っている、甘えていい。
②「ひとつひとつやろう」と自分に言う
すべてきっちりしがちで、やることが多くなるとパニックに。
優先順位が苦手なので、この言葉をつぶやいています。
まとめ
HSP気質がある人は、
相手の事を思いやることのできる優しい人なのです。
コントロールさえできれば、楽に生きることができるし、
その才能を幸せな力に変えることもできますよ!