神戸を楽しむ

4年ぶりのルミナリエ、分散型と有料エリアは成功?!

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今年、4年ぶりに神戸ルミナリエが開催されました。

コロナ禍により3年中止され、その間は過去のルミナリエ作品を小さく展示したイベントのみでした。

今回、神戸ルミナリエが悲願の復活。

新たに変更された点は、場所・時期です。

変更した背景には何があったのか、そして実際に神戸市の試みは成功したのでしょうか?

分散型と有料エリアは成功か?!

神戸ルミナリエの初めての試みが、場所の分散、さらに一部有料エリアを設けたことです。

分散型(場所)

今までは東遊園地で開催されていましたが、場所が一カ所のため、元町→三ノ宮→元町と大きく迂回し待ち時間は1~2時間は当たり前、長蛇の列でした。

動線を作るため、大人数の警備員と柵(バリケード)を設置し経費がかかる上、一度並んだら寄り道ができません。

列から抜けられないので元町近隣のお店には入ることができず、車もお店も大迷惑。

大きな問題を回避したのが、今回の分散型です。

ルミナリエを4カ所に設置したことで人の流れが分散されるため、バリケードも不要で大幅に経費削減。

例えば、元町の三井住友銀行前のルミナリエ。

銀行前の道路だけ歩行者天国にして、バリケードを少しだけ警備も最小人数でまわせました。

元町のいろんな道から人が集まるため、密集することなくスイスイ目的地まで歩けました。

デメリットとしては、分散したことによる「規模の縮小」です。

過去のルミナリエを見たことがある人にとっては、小さい・迫力にかける…というイメージがあるかもしれません。

しかし神戸花火が小さく複数開催になったように、今年のルミナリエは今の時代にあったやり方です。

・混雑を避ける

・経費を削減する

・子どもやお年寄りに優しいイベントにする

分散型はベビーカーを押す小さな子どもがいる家族、車いすの方、犬カートを押す方にとって、最適な方法でした。

誰も諦めることなく、みんなが楽しめるイベント。

これが神戸が目指した今のあり方です。

迫力は減ったかもしれないけれど、大成功ではないでしょうか。

神戸ルミナリエ2024

有料エリア

メリケンパークに有料エリアを設けるという、初の試みです。

1人1,000円、小学生以下は同伴で無料です。

前売り券は500円でしたが、初めてのことで購入をためらった方も多かったようです。

わたしは料金設定は1,000円でよいと思いました。

開催経費は、約5億円です。

今までのルミナリエは1人100円募金、100円は少なすぎます。

1.17つどいの会にある募金箱には、みんな1,000円を入れています。なぜ1,000円なのか。

それは募金箱に1,000円札ばっかり入っているからです。みんな同じことをするんです。

100円募金と言われたら、1,000円出せる人でも100円入れちゃう。

1,000円でゆっくり鑑賞できるのなら、大歓迎。

ただ、中学生・高校生にとって1,000円は金額設定が高すぎます。

1,000円も払えない…という声を実際に多く聞きました。

わたしは娘と娘の友達の分のチケットを買ってあげたのですが、中高生は有料エリアにはいませんでした。

コロナ禍でルミナリエというイベントの楽しみを知らない世代、金額を下げるか無料にしてあげてほしいものです。

有料エリアはこれからも神戸ルミナリエを開催するために、継続してほしい仕組みです。

12月から1月開催

ルミナリエは今まで12月のクリスマスシーズンにありました。

今年は初めて1月19日~28日です。

神戸ルミナリエは阪神・淡路大震災の復興として、希望を託したイベントです。

震災のあった年からスタートしました。

犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めた「送り火」として、光なんです。

1月開催は、1.17としてふさわしい時期なのかもしれません。

ただ…クリスマスに神戸の街を巡る楽しみのひとつでもあったので、ルミナリエの光はクリスマスにふさわしいようにも感じます。

しかし1月の閑散期に神戸を潤すことができるなら素晴らしいですし、冬の神戸はまた格別です。

変化をうまく起動させて行動していく神戸市に、拍手を贈りたいです。

ルミナリエ、おかえりなさい

ルミナリエの時期に設置準備を見に行くのが、楽しみでした。

イタリアから専門の職人さんがきて、大きな電球などをカートに乗って設置するんですが、通ると「チャオ!」って声をかけてくれます。

点灯前のルミナリエ、青空に白くて美しい模様がたまらなく好きで。

夜のルミナリエも初日に足を運んできました。

わたしたち神戸人にとって、ルミナリエは震災の記憶を語り継ぐものでもあるし、好きな人や家族とめぐって過ごした幸せの記憶の積み重ね。

4年ぶりに夜空に輝くルミナリエをみた瞬間「そうだこの色だ」って胸がいっぱいになりました。

毎年、絶妙に違う色味。何年のルミナリエが好き!とかあるんですよね。

今年は能登半島地震の復興を願って眺めました。

今も神戸市役所からは128人の職員さんが、現地で活動してくれています。

ルミナリエの美しさをその目で見ることができず現地で頑張ってくれている皆さんに、この想いが届けばいいなと願っています。

いろいろな想いを感じながら、神戸という街がさらに好きになりました。

大変なスタートになった2024年ですが、能登半島のみなさんと、ともに。

楽しいうれしい一年を作り上げていきたい、とルミナリエの変わらぬ美しさをみて、強く思いました。

神戸ルミナリエ開催期間

2024.1.19(金)~1.28(日)

点灯時間/ 薄暮 〜 21:30

第29回神戸ルミナリエ2024

ABOUT ME
Yumi Miyai
<Webライター・ブロガー> ザ・リッツ・カールトン大阪で11年勤務後、2児の母に。 「好きなことだけして生きる」をモットーに、キレイは運動と心で叶うコツを発信しています。