距骨(きょこつ)という、足首の骨がここ最近注目されています。
ランニングによるシンスプリントが治らない方、ランナー膝に悩まされている方に、ぜひ読んで頂きたい最新情報です。
今までどんなトレーニングをしても、どんな治療をしても、改善しなかった足の痛みは、距骨の歪みかもしれません。
歪みのなおし方もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
距骨(きょこつ)って知ってる?
距骨は、足首にある「筋肉の付着のない自由な骨」です。
主に体のバランスを保つための「バランサー(軸)」の役割と、足首の筋出力をつかさどる「滑車(支点)」の役割を担っています。
ランニングでこれほど重要な骨であるにも関わらず、今までほとんど情報がなかった骨。
最近注目されて、次々と距骨の本が発売されはじめました。
ひとつの骨だけの本が発売されるということは、相当重要な骨だということです。
距骨の歪みがランニングに影響する
今までもブログで「着地を意識して走ることが重要」とお伝えしてきました。
しかし、いくら意識してもそもそも距骨が歪んでいたら、身体の軸はズレて当然。
まっすぐ着地しているつもりでも、そうではなかった。ということになります。
引用:距骨タイプとは
上記の図をみてわかるように、距骨が内に傾くとシンスプリント。
外に傾くとランナー膝になる傾向があるとのこと。
わたしの場合は、外に傾くので膝を痛めたり、ひざ下O脚になり、結果ランニングの時に違和感があります。
特に右足。
着地の違和感は、トレーニングをしても、重心を気をつけても、何をしても治らなかったんですが、原因は骨の歪みでした。
今はコツコツ矯正しているので、右足の感覚がかなり良くなってきました。
距骨の歪みが安定してきたら、違和感が消えるはず。
ランニングって、重心とか骨とか、細かいことの積み重ねなんですよね。
怪我なく故障なく、長く走るために必要な知識です。
詳しく知りたい方は、こちらの本も読んでみてください。
距骨を整える方法
このトレーニングは、太極拳の先生に教えて頂いたものです。
・両手をピンを伸ばして、手のひらで空気を下に押し付けるようなイメージで支えにする
・腰から膝を小さくぐるぐる回す 右30回/左30回(最大50回まで)
・慣れてきたらつま先を上げて回す
距骨を調整しているような感覚がつかめてきたらOKです。
歪みの大きい方の足が、やりにくいはず。
膝に痛みがある方や弱い方は無理せずに、身体と相談しながらしましょう!
距骨を正しい位置に調整するトレーニングはこちらの動画をご覧ください。
右回り30回、左回り30回
腰と膝を小さく回します。#距骨#距骨トレーニング
※今痛みがある方は治ってからしましょう pic.twitter.com/ffd52mDwsZ— Yumi /Kobe (@Yumi_Miyai) July 5, 2023
では、また。
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