ランニング向上のために、練習会やパーソナルトレーニングなどに参加する方も多いと思います。
他にもベテランランナーさんに、ちょっとしたアドバイスをもらったりしますよね。
せっかく学ぶ機会があっても、学んだことをわざわざメモに書いている人は少ないのでは?!
実は、指導した人は「前にも言ったのに全然直ってないな」と思っているもの。
それが有料指導ならさらにもったいない!
メモは目的別で意味が違ってくるので、ランニングにあった方法をご紹介します。
書くだけで、あとは忘れていいんですよ!
ランニングの学びをメモすべき理由
メモをした方がよい理由は「頭の中を整理するため」です。
ランニング練習会などに行くと、いろんなコツや自分の変な癖などをたくさん言われると思います。
他人の走りをみて、自ら気付くこともあるし、学びが1つ2つではないはず。
その時は理解していても、人間というのは「忘れる」生き物です。
ツライことがあったら、自分の心を守るためにあえて忘れるようにできている。だから、大事なことも忘れてしまうんです。
学びを自分のものにするためには、学んだらできるだけ早くメモをとります。
人は書き出すことで「記録した」と安心するので、書いたことは忘れていきます。それでいいのです。
運動のメモは見返すためではなく、頭の中を整理するため。
「親指から蹴りだすようにする。腕振りを真っすぐ。視線は下ではなく前を向く。」など、書き出すことで頭がクリアになります。
わざわざ覚えようとしなくても、メモを書いたことで頭の整理が完了しているので、次に走るときには自然と思い出せます。
これはランニングに限らず、筋トレや水泳どんなスポーツにも共通します。
わたしのメモ活用術
わたしはランニング練習会、ジムでのパーソナルトレーニング、水泳の指導も受けたことがあります。
現在は太極拳レッスンに通っていて、太極拳と体幹トレーニングを指導していただいています。
プロや先生から指導をしてもらったとき、ノートにメモしています。初心者の頃から、今でもそうしています。
書いたことは基本的に見返すことはありません。書くことで自然と頭に入っているからです。
逆に書かないと、あっという間に忘れて身に付きません。
わたしが筋トレのパーソナルトレーニングであっという間に成果が出て、54キロから48キロまでダイエットに成功したのは、毎回トレーニングメニューと重さ・回数、マシンの使い方のコツを記録してきたからです。
記録してプロの指導を自分のものにしておけば、パーソナルは初心者の頃だけでいいのです。今は指導を受けていなくても、自分でしっかりトレニングできるようになりました。
わたしは自分で文字を書くのが好きなので、「トレーニングノート」を作って記録しています。
ノートに書く欠点は、振り返りたいときにどこに書いているかわからないこと。
わたしのようにほぼ振り返らない人はノートで十分です。
スマホにメモするメリットは「検索」
スマホのメモに記録する方法もあります。
スマホのメモなら「検索」ができるので、知りたい情報をすぐに見つけることができます。
スマホにメモするのは、読んだ本のポイントなどあとで情報を引き出したいとき。
本などから得る知識は、たくさん頭に詰め込みすぎると頭がギブアップします。気になるところだけをスマホにメモして、頭から出してあげることで、あえて忘れさせてあげる。そして調べたいときに、検索するのがよいです。
わたしが苦戦する太極拳ノート
ある日、太極拳の先生が「上手くなりたかったら、太極拳ノートを書くといいですよ。毎回学んだことを書いていくんです。」と仰いました。
わたしは根が素直なので(笑)早速太極拳ノートを作りました。
ノートは同じものを揃えています。無印良品の「ノート5mm方眼A5ダークグレー」
わたしのスケジュール帳と同じサイズ、本と同じくらいのサイズ、収納がしやすいからです。
ブログのメモ・自己分析など、同じものでノートを作っています。
いつもノートを活用しているわたしにとって「太極拳ノート」も余裕のつもりでした。
それが…ランニングや筋トレと違って、太極拳は言語化がとても難しいと知ったのです。
例えば、親指と人差し指の間を「虎口(フーコー)」というのですが、家に帰ると名前を忘れます。
24式という「型」があるのですが、名前がわからないので文字に書き出せない…。
言いたいことが全然言えない、書けない、記録できない。
ということで、絵にして記録することにしました。
①ダオジェンゴン
↓
②チーシー
↓
人に見せたらドン引き。
わたしが理解できればいいので、これでいいのですが、よく見るとやばいです。(ブログにのせて大丈夫かな…汗)
それでもメモすることで、本当に自然に覚えられるんです。頭がクリアになる。
太極拳は半年に一度検定があるので、2023年は検定にもチャレンジしようと張り切っています。
あなたも運動の学びノートを、早速作ってみて下さいね。
では、また。