ふと過去の嫌な記憶や不快な言葉を、思い出すことがありませんか?
かなり昔の記憶だけでなく、つい最近の嫌な出来事まで頭の中をぐるぐるしてしまい、その流れで不安な気持ちになってしまう。
そんなとき、自分に合う対処法を知っているだけで、その時間を回避することができます。
人は、心地よく気分よく生きている時間が長ければ長いほど、幸福に繋がります。嫌な気持ち、不安な気持ちを排除するコツを知り、人生をより良いものにしましょう。
嫌な記憶や不安な気持ちの対処法
嫌な記憶や不安な気持ちが出たときの対処法は、2つあります。
①徹底的にその問題を考え尽くす
②すぐに忘れて違うことに意識を向ける
どちらがいいかは、その人のタイプによります。
嫌なことを考え続けることができる人/できない人です。
①嫌なことを考え続けることができる人
何が不快で何が嫌だと思っているのか、徹底的に考えていく。
そこで、やっぱりこのように言えばよかったかな?やっぱりこっちにすればよかったかな?といろいろ選択肢が出てくると思います。納得すればそれでいいし、考えすぎてもうどうでもよくなるケースも多々あります。
②嫌なことを考え続けることがつらい人
頭の中に何度も嫌なことがよみがえってくる原因は、こうすればよかったかも…という後悔からきます。
それを何度考えてももう過去のことなので、どうにもならないからこそ、思い出すとつらい人は、もう思い出さないようにします。そのためには、そのことが頭に浮かんだらすぐ違うことを考えて切り替えるようにします。
難しい人は、アクションで切り替えスイッチをいれます。例えば、頭に浮かんだらパン!と手を叩く、左足をポンと叩く、など自分のスイッチ切り替え手段を決めておくといいですね。
日常的に不安な気持ちになりやすい人は…
心配事の9割は実際に起こらない、と言います。
心配なこと、不安なことを考える時間は、無駄な時間になっているということです。
自分がよく心配事を考えすぎる傾向があると自覚している人は、日常的に頭の中の思考を調整する時間を作ることをおすすめします。
「思考を調整する」というのは、不安や心配などのモヤモヤする時間をできるだけ減らして、自分が心地よいと感じる時間を増やすということです。
・マンガを読む
・ランニングなどの運動をする
・コーヒーを好きな場所で飲む
など
心地よいと感じる時間が増えれば増えるほど、人生そのものが心地よくなってきますから。
わたしがしている思考術
わたしの経験談をご紹介します。
わたしは過去の嫌な思い出など、ひつこいほどに思い出してしまうタイプです。
あの時、もっとはっきりNO!と言っておけばよかった、嫌だと思っていることを伝えればよかった。など、自分が嫌なことをされても言えなかった「後悔」が頭の中で渦を巻きます。
これって、今さら思い出して後悔しても、もう遅いことなんですよね。もうあの時には戻れないし、もし強く自分の意見を言って対処したとしても、その後わたしの性格上もっと優しく言えばよかったとか、言うべきじゃなかったかもとか、違うことでまた悩んだに違いありません。
「自分に比があるわけではないので、もう考えることをやめる。」これだけです。
紙に書いて破って捨てたところで、思い出してしまうんですから、あとは思い出したら思考を切り替えて違うことを考える。時間がたてば、少しづつ思い出す回数が減ってきます。それをじっと静観するだけ。
人生を上手く生きて行くコツは、できるだけ多く心地よいと感じる時間を過ごすこと。
わたしは、わざわざ心地よくなりたくて夜ランにいきます。ゼーハーいう特訓ではなく、夜に暗闇の中をひとりで小さくあいみょんを聞きながら、ゆっくり月や星を見ながら走ります。すごくすごく楽しいんです。最後に芝生の上に寝転がって両手を広げてサイコ~!って思ってるし、たまに真っ暗闇の中で倒立しているし(笑)
カフェもわざわざ心地よくなるために、いつもより200円高いカフェに行ってのんびりします。心地よくなるために、どうすればいいのかという選択肢がたくさんあります。
自分が心地よく感じていれば、不思議と本当にいいことがたくさん舞い込んできます。
例えば、「幸せになりたい!」って願っていると、(自分は今幸せではない)と心の奥で感じているそうです。願うのではなく、心の奥が喜ぶことをするんです。
なんて美味しいコーヒーなの、なんて楽しいランニング時間なの、と自分は幸せでたまらない時間を過ごせていると感じることは意識すれば得ることができるものです。その時間をたくさん増やしていくだけ。
それが、わたしが毎日楽しく生きている秘訣です。
あなたの心地のよい時間は、何をしているときですか?
では、また明日。