2024年から初心者でも投資がしやすくなった、新NISA。
みなさん、はじめていますか?
今日ニュースで見たところ、10人に1人がやっているそうです。
わたしもまわりの人に新NISAを勧めたんですが、初心者には難しくハードルが高いようです。「簡単にできるから」と言ったことに反省しました。
今からはじめてみたいと思う方、苦戦する可能性がありますので、なにから取り掛かるかご紹介します。
新NISAになぜ挫折するのか
テレビやSNSでも「新NISAは儲かる」とか「やらなきゃ損だ!」と報道されています。
これからの時代は自分で資産を増やす努力をするかしないかで、大きく経済格差が開いてきますから、お金の勉強はハードルが高いと思ってもすべきことです。
わたしがどのくらいプラスになって、どのくらいリスクがあるのか身近な人に話すとみんな「自分もやる!」と言うのですが、その後、ことごとく挫折します…。
わけがわからない…と。
スタート前の心構えと、何から手を付けるのかご紹介します。
はじめる前の心構え
はじめる前の心構えは3つです。
①大変なのは、はじめだけ
はじめの設定さえできれば、あとは放置でいいです。スマホでできます。
②時間を確保してはじめる
口座を開設して投資設定をするまでが、あれこれ迷って時間がかかります。
土日の連休など、時間を確保してから取り掛かりましょう。
③NISAをやっている人を見つける
初心者は投資の専門用語で拒否反応を示して、挫折しがち。
身近にすでにNISAをやっている人がいるなら、遠慮なくつまずいたところで質問しましょう。
身近な人がいないなら、つまづいたところでGoogle検索すると大体答えは出てきます。
新NISA、はじめにすること
証券口座を開いて投資をする、というだいたいの流れをなんとなく把握する。
そこから気になる点を、本やYouTubeで調べたり人に聞く。
細かく全部完璧に調べていると、いつまで経ってもはじめられません。
①証券口座を開く
証券口座を新たに開設します。スマホでできます。
いろんな証券会社がありますが、2択でいいです。
・楽天証券
・SBI証券
楽天カード利用者や楽天ポイントを貯めている人は、楽天証券がおすすめ。
わたしはAmazonユーザーで楽天はあまり使わないので、SBI証券で口座を開きました。
初心者は、証券口座を開設するまでがとっても大変。
見慣れない用語に苦戦するようです。迷ったら人に聞くか、ググる!
口座さえ開くことができたら、あとちょっとですから、頑張りどころです。
②投資する
2024年からのNISAは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があります。
初心者は「つみたて投資枠」で、毎月自動的にカードか銀行引き落としで投資しましょう。
投資先は、2択です。
・S&P500
・オール・カントリー
つみたてNISAの投資先ランキングでも、常にトップである2つです。
S&P500は、米国の優良企業500社に分散投資します。
過去リーマンショック・コロナショックなどリスクもありますが、やっぱりアメリカは強いのでプラスマイナスの変動はありますが、長期的に考えるとリターンが大きいです。
オールカントリー(オルカン)は全世界に分散して投資できるので、リスクを抑えたい人に人気です。米国も6割含まれています。
新NISAが始まった今はリスクを抑えたいと、オルカンが特に人気ですね。
わたしは両方しています。
どちらにするかはお好きな方でいいと思いますが、より詳しく調べたい方はYouTubeなどでチェックしてみてください。
③投資額について
パニックワード?のひとつ「ドルコスト平均法」といって、投資の秘訣は「常に一定金額を、定期的に」という方法がベストです。
簡単にいうと、毎月○万円の投資をずーっと継続し続けること。
ずーっとなので、無理な金額ではダメです。無理のないお金。
例えば、毎月1万円とか、余裕があるなら3万円とか。
わたしたち世代の人は、会社の積立をしていたり、定年まで解約できない定期貯金を契約していたりしますよね。
そこでさらにNISAで儲かるかも?と多く投資してしまい、日々の生活が苦しい…。
なんて、本末転倒です。
しっかり仕組みを理解して運用すれば、ほぼほぼリスクを抑えることができますが、投資なのでノーリスクではありません。
万が一大きく元本割れしても生活に問題がないように、できる範囲ですることです。
学ぶ方法はYouTubeよりも本
だいたいの流れがわかったところで、次は投資の本を読むことをおすすめします。
YouTubeでもたくさん解説動画がありますが、見るだけでもかなりの時間がかかります。
最新情報を得るにはいいのですが、NISAをはじめる人にとっては、人によって言い回しが違ったり余計に迷ったりします。
はじめは、本がおすすめ。
目を通していくと、専門用語も慣れてくるし、本なら詳しい解説がありますからわかりやすい。
自分の大事な資産ですから、本である程度納得してから新NISAをはじめましょう。
わたしの経験談
わたしはNISAを簡単に始められたので、そんなに苦戦した記憶がないんです。
そもそもかなり前なので、開設したときの記憶もあまりないという…(笑)
自分でパソコンでやりました。
誰にも聞いてないし、本を読んで不明点はググって。
なかなかスタートできない人には、NISAをするにあたって気持ちのハードルもあると思います。
わたしが簡単に一歩踏み出せたのは、NISAがはじまる前に銀行経由で投資をしていたことがあったから。
数年投資信託に預けて、かなりプラスになりました。
受け取る時に利益の20%が税金で引かれました。一般的な投資は20%引かれるんです。
NISAは非課税なので、そのまま全部もらえます。
金融関係の仕事でもなんでもない主婦のわたしが、簡単に積立NISAができているのは、いくつかの投資経験があったからかも。
もし投資のリスクが怖いという気持ちのハードルがある場合、毎月500円でもいいので、経験と思ってやってみることをお勧めします。
500円なら多少増えたり減ったりしても、気にならない。
小さなことからスタートすることが、秘訣です。
では、また。