仕事を退職し「さて老後をゆっくり過ごそう!」となったとき、あなたは何をしますか?
わたしはフィットネスジムに通っているのですが、午前中に行くとほぼ50代~70代の年齢層の会員さんで占めています。
では、自分が高齢になったとき、同じようにジムで過ごす毎日となるだろうか。
年配になり走れなくなったら、代案は何になるだろうか。
現在のジム会員さんの会話を参考に、老後の運動について考察してみましょう。
ジムに通う高齢者は何目的?
老後も健康でいるためにフィットネスジムで運動をする。
これが一番の目的になる人が多数ですが、他にもメリットは多くあります。
・ジム友達ができて毎日人と話ができる
・一人暮らしの方は生存確認をジム友がしてくれる
・暇つぶしになる
2020年にコロナによる緊急事態宣言でジムが休館になったことがありました。
その時、年配の皆さんは自宅にひとりで過ごしている人も多く、ジムが再開されたときに話を聞くと多くの人が身体の不調を訴えました。
原因は人と話をしないことで鬱になったり、出歩かないことで頭痛や肩こりがひどくなったそうです。
ジムはいろんな人が通うところですから、人間関係が複雑でトラブルもあるようですが「運動」をすることで身体も心も元気になれる場所となっているようです。
高齢でランニングができなくなったら
「走る」という運動は全身運動なので意外と身体に負担がかかるもの。
年を重ねて膝が痛くなったりして、走ることが続けられなくなったとき、代案は何があるでしょうか。
その代案を複数持っておくことで、長い人生をその時々の身体の調子に合わせて楽しむことができます。
年齢を重ねると、新しいことにチャレンジするのが億劫になったり、新しい「何か」に気付けなかったりします。
いまから老後のために、ヒントとなることを少しづつ経験しておくことが大事です。
例えば、ランニングの代案としてジムの年配の方がよくしている事は…
山登り
普段ランニングをしているなら、山にチャレンジしてトレイルランニングがどんなものなのか経験してみましょう。
今は山を走って楽しむことができますが、老後は「歩き」でまた違った楽しみ方ができます。山の楽しさを今のうちから知っておくと、長く継続することができます。
わたしのジム会員さんはみんなで週末山登り(すべて歩き)をして楽しまれていますよ。
水泳
泳げない方でも「大人の初心者向け水泳教室」があります。
フィットネスジムなら無料でプログラムに参加できますので、全くの初心者でも大丈夫。
膝を痛めた人はランニングや歩くこと、スタジオでのエアロビクスなどができないので、水泳が向いています。
今から泳ぐ楽しさを知っていると、老後にプールで歩いたり、アクアビクスをしてみたり、また楽しさの選択肢が増えます。
わたしもランニングで怪我や故障をしたときは、プールばっかり通っています。
まとめ
今、元気に運動ができているうちに、運動の範囲を少し広げておくことで、老後に繋がるなにかのきっかけになると思います。
ちょっと興味があること、時間ができたらしてみたいこと、少しでいいので今からスタートさせておくと大きく老後が変わってきます。
選択肢は増やせそうですか?長く継続できそうな運動はありますか?
では、また明日。