日々の時間が流れるように生きていると見逃すこと、当たりまえに過ごしていることって多いものです。
その中にふと「違和感」を感じることがあります。
それは長年感じていてもスルーしていることだったり、自分で解決はできないけど、なんだかな~って思っていることだったり。
そんな違和感について、書きました。
あなたも日々の違和感、ちょっと考えてみませんか?
日常の中にあるわたしの違和感
違和感って、わたしはすごく感じやすいタイプだと思います。
わたしは長くホテル業をしていたこともあり、人の思考を先読みする癖があったり、人よりも繊細に物事を感じとるタイプ(HSP/繊細さん)の傾向もあります。
その中でもいくつかピックアップしました。
公立小中高の制服や備品
私立の学校で制服がブランドだから高額、というのはまだわかる気がするんですよね。
制服にこだわる、品質にこだわる、可愛い制服を我が子に着せたいという願望で学校を選ぶのもひとつの選択肢でもあるからです。
けれど、公立の学校で高価な制服、それは必要ありますか?
公立の制服が高値になる理由は、制服を作っている会社がぼろもうけしているわけではなく、制服のロット数が圧倒的に少ないが故に値段を高くしないとしょうがないという背景があるそうですよ。
少子化、学校ごとに違う制服、サイズが様々、ひとつの制服をちょっとしか作らないんだから、安く作れるわけがないんですよね。
制服を作る会社も、それを購入する家庭も、どちらもwin-winになっていない。
私服の小学生であっても、成長期なので体操服・体育館シューズのサイズアウトの頻度が早すぎてすごい出費です。
うちの子も学校指定の体育館シューズを、季節毎に買っている時期もありました。2,000-3,000円するんですよね。
ユニクロや海外通販が激安なのは、ひとつの商品を大量生産しているから。
制服もひとつの学校オリジナルではなく、日本全国で何種類か決めてその中から選ぶとか、ある程度の基準をきめて自分で好きに購入できるシステムにするなど、方向性を変えていく必要があると思います。
制服もユニクロなど大手が作れば安くなります。
公立で年収が様々な家庭がいるのに、制服や備品に高額出費がかかること、これが長年のわたしの違和感です。
スポーツブランドのサスティナブル
SDGsなどの環境問題に対する企業努力がここ数年で急成長しています。
わたしは日々ランニングなどの運動をしているので、スポーツメーカーの取り組みもよく見ていますが、サスティナブル製品いわゆるリサイクルの材料で作ったシューズやウェアがとても増えました。
その取り組み自体はとても素晴らしいと思うし、賛同しています。
しかし、スポーツブランドに限らずアパレル業界の生産する量が多すぎませんか?
ランニングシューズひとつにしても、ちょっとだけ違う色違いとか、毎月のように出る新作。
企業も商売ですからわかるんですが、作り過ぎではないでしょうか。
わたしたちが想像する以上に破棄されているシューズたち。
そんなにたくさん色違いださなくても、新作出さなくても、大丈夫ですから、って個人的に感じています。
また、消費者であるわたしたちランナーも、つかう責任をしっかり考えることが大事ですね。
「つくる責任、つかう責任」by SDGs12
ハグできない世の中
コロナ禍で人との距離がとても遠くなりました。
やっと、やっと久しぶりに再会できたのに、ハグできない世の中。
なんだろうな~って。
しょうがないし、そういう時代なのでもちろんわかっています。
わたしは外資系に長年勤めていて、その時の習慣で人に再開するときは必ず「ハグ」をしてきました。
これをいうと結構びっくりされるんですが、上司部下・男女関係なくハグします。
同期の仲間が全国に散らばっていきましたが、久しぶりに再会したときは全員とハグします。
わたしたちはそうやって関係性を築いてきました。
ハグってわたしにとって、距離を詰めるアクションであるし、心も寄り添えると思うんですよね。
病気になったら手当てしますよね、手当ては字のごとく「手をあてる」こと。
子どもが風邪を引いたら身体をさすってあげるし、悲しい人がいたら抱きしめてあげます。
コロナ禍で気軽に人に触れることができない、ハグできない世の中。
さみしいな~って思うんですよね。
コロナ禍で心を病む人が増えましたが、その背景には人とのふれあいも関わっているのではないでしょうか。
まとめ
いろんな違和感があっても自分で解決できないからずっと違和感なんでしょうけど、こうして書き出すことで何か気付きになり、誰かの何かになればいいなと思います。
もしかしたら解決してくれる人もいるかもしれないし、そのような世の中に変わっていくかもしれない。
ただ、わたしが思うのはその「小さな日々の違和感」を無視しないで違和感として認める、考える、ということって大事なことだと思うのです。
あなたの日々の違和感、ちょっと考えてみてください。
では、また明日。