コラム

【子宮がん・乳がん検診】検査はストレスだけど、わたしがする理由

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2年に1回推奨されている、女性のがん検診は行かれていますか?

コロナ禍により、検診で病院に行くことを躊躇していた方も多いのではないでしょうか。

婦人科の内診が怖い、マンモグラフィーが痛い、時間がかかる。

様々な不安を女性は抱えているわけですが、そもそも検診は必要なのでしょうか。

わたしはガン家系なので、人一倍がん検診に関して気を使っていますが、受けるのをやめた時期もあり、様々な想いを経て、今日また検査をしてきました。

怖いと思って躊躇している方、受けたことがない方、これから受けようか悩んでいる方に、わたしの経験が参考になれば幸いです。

日本人の死因ランキング1位は「がん」

一般的な健康診断って、がん検診が含まれていないケースが多いです。

例えば、協会けんぽの健康診断(無料/年1回)の中に、がん検診は含まれていません。

女性なら追加料金を払って、子宮がん検診と乳がん検診を受けることになります。

日本人の死因ランキング2021によると女性は、1位が腫瘍(がん)です。

1位:悪性新生物(腫瘍)(23.6%)

2位:心疾患(16.0%)

3位:老衰(14.5%)

ちなみに、男性も1位は同じです。

1位:悪性新生物(腫瘍)(31.3%)

2位:心疾患(14.0%)

3位:脳血管疾患(7.1%)

統計からわかるように、腫瘍(がん)を早期発見する必要があるのです。

わたしが受けているがん検診

わたしの場合、協会けんぽの「特定健診(年一回無料)」はほとんど受けていません。重要な検査は結局追加ですることになるので…。

がん検診はしておくべきだと考えているので、自費で子宮がん検診と乳がん検診をしています。

ちなみに夫は人間ドックに毎年通って、多くの検査をしています。

わたしも人間ドックに入って、できるだけ多くの検査をするほうがよいのかもしれませんが検査が個人的にストレスなので、あえてしない選択をしています。(検査がストレスの理由は後半に)

大腸がん、胃がんなど、いろいろ検査はありますので、どれを選択するかは個人で決めることですが、女性なら子宮がん・乳がん検診はやっぱり必要かとわたしは思います。

定期検診って、受けない人は全然受けていないし、毎年きっちり受ける人もいる。

がん検診を受けたほうがいいとわかっているけど、忙しい毎日を送っていると時間を取ろうと思えなくて数年が過ぎる…。

みんなそうです。

わたしもコロナ禍で丸2年、さぼってしまいました。

完璧にすべてのガンを調べるわけにはいかない、何を選んで何をすればよいのか、医師の意見ですら違いますから。

しかし、40代なのだから検診を習慣化させて、これからの人生無理しない検診計画を立てようと思いました。

子宮がん検診、乳がん検診を受けたことがない方、受けたけど定期的にできていない方は、ぜひ続きを読んでみてください。

子宮がん検診

2年に一回受けることを推奨されていますが、わたしはできるだけ年1回受けています

子宮がん検診の時に、一緒に子宮の中をエコー(経膣超音波)でチェックしてもらっています。子宮筋腫などもエコーで発見できます。

わたしは、年1回エコーと子宮頸がん検査と、その時に不安に思っていることを相談しています。

妊娠、生理周期、PMS、プレ更年期、閉経など、年代によって気になることは何かしらあります。

若い頃から、婦人科に慣れておくって大事です。

わたしは若い頃から、エコー/子宮がん検査/性病検査を婦人科でしていました。

性病検査は妊娠を希望するなら、特にしておくべき検査です。不妊の原因になることがありますから。

若い頃から婦人科に通って検査している人はかなり少ないとは思いますが、女性の身体のことを相談できる女医さんがいるって、想像以上に力強い存在なんですよ。

市の補助を利用しよう!

神戸市では子宮がん検診の補助が利用できます(2年に一回)。

自費でする場合、倍くらいの金額がかかるので、助成が使えるならうまく利用しましょう。

神戸市の子宮頸がん検診

20歳以上の偶数歳の誕生日を迎える女性、1,700円。

(2023/3現在)

わたしはいつも自費で検査している理由は、ついでに気になることを先生に聞きたいからです。

結果もわざわざ病院に行く必要があったり手間はかかります。

それでもPMSがひどかった時は、ピルや漢方薬の提案をしてもらったり。

身体の変化を相談することは、生きやすくなる秘訣でもあります。

全て保険適応内で処方してもらえるので、大きな負担にもなりません。

生理が重い人も、気軽に婦人科で相談してほしいと思います。

市の助成を使う場合、流れ作業のケースがあり、結果も後日郵送が多いようです。

気になることがないなら市の制度を利用するといいですね。

各都道府県で助成内容が違うので、チェックしてみてください。

③乳がん検診

2年に1回、マンモグラフィーを推奨されています

マンモグラフィーって、胸をぺったんこにしてX線撮影をするので痛いんですよね。

痛みは正直個人差がかなりあると思います。

わたしが初めてした時は少し痛かったですが、今日した時は全く痛みはありませんでした。

理由は以前よりもかなり太ったからです(笑)

胸が小さいと引っ張られるので痛いようですが、女性は痛みに強い人が多いので、あっという間に終わるので頑張れるかと…。

ただ放射線なので、リスクゼロではありません。

人によっては、マンモグラフィーとエコー検査を毎年交互にされる方もいるようで、どちらもメリットデメリットがあり、医師の意見も違うので難しいところです。

わたしは過去に一度マンモグラフィーで再検査に引っ掛かったことがあり、エコーも同時にしています。

数年経ち大丈夫そうなので、今日はマンモグラフィーだけでいいとのこと。その都度医師に相談しています。

以前は、医師による視触診(直接触ってしこりを確認すること)がありましたが、乳がん検診における視触診は原則として廃止されました。

マンモグラフィーのレントゲン撮影も、エコーも女性が担当してくれますから安心です。

無痛MRI乳がん検診というものがありますが、高額なので現実的ではないかもしれません。

無痛MRI乳がん検診

市の補助を利用しよう!

神戸市では乳がん検診(マンモグラフィー検査)の助成が利用できます(2年に一回)。

神戸市の乳がん検診

40歳以上の偶数歳の誕生日を迎える女性、2,000円。

(2023/3現在)

自費でする場合高額なので、ご自身の地域の助成をうまく利用しましょう。

わたしが再検査で引っ掛かった話

わたしのはじめてマンモグラフィーをした時のことです。

1回目の結果で、再検査に引っ掛かったんです。数日後、病院に行くことになりました。

結局、脂肪の影だったのでガンではありませんでした。

ただ…再検査で引っ掛かった時の恐怖といったら、一回地獄に落ちたくらいの衝撃です。

先生いわく、小さな可能性でも全部引っかけるそうです。見逃してはいけないですからね。

わたしはガン家系で祖母を乳がんで亡くしましたから、再検査通知をみたとき、ショックで寿命が縮まりました。

ガンではなかったと知ったあと、家族とラーメンを食べたんですが、涙が出ました。

こんなにラーメンおいしかったかな…くらいの気持ちでした。

小さな子どもを抱えて、不安だったんです。自分がどうこうよりも、子どもの心配です。

そこから数年、怖すぎてがん検診に行けなくなりました。

でも、親友のママ友に背中を押されて、家族のために検診にいくことにしました。

わたしが思うことは、検診が必ず必要かと言えば、それは何とも言えないということ。

検査することがそもそも極度のストレスになる人だっているし、検査しても翌月にガンが発見された人もいます。

だから、正解はありません。

ただ、わたしは早期発見で助かる可能性があるのなら、乳がんで亡くなった祖母のためにも検査をしておこうと思っています。

最低限度の検査ですが、これがわたしにできる今精一杯の検査です。

検診に行くようにするコツ

偶数の年に行く

一般的に2年に一回を推奨されてるので、神戸市の助成は年齢が偶数の時に適応されます。

40歳/42歳/44歳という偶数に行くと決めます。

月を決める

○月は検診に行く月と決めます。覚えやすいように、誕生日月がおすすめです。

「誕生日月は、自分のために検診に行く」と記憶しておけば忘れません。

わたしは結婚記念日の3月です。「家族のために検診に行く!」です。

日を選ぶコツ

子宮がん検診、乳がん検診、共に予約ができるはずです。

両方同じ日にできるようにして予約をしておけば、時間の短縮になる上、行かなきゃいけない状況が作れます。

・子宮の内診があるので、生理日を避けること

・生理前の胸が張る時期を避けること

マンモグラフィーは胸が張っていない時期のほうが、痛みが軽減できます。

さいごに

特にがん検診は時間もかかるので、つい後回しにしがちです。

人間ドックを毎年の習慣にしてしまうのもいいし、わたしのようにがん検診だけきっちり受けるのもいいし、逆にがん検診をあえて受けない医師もいます。

わたしのようにがん検診だけは受けておこうと思われたなら、スケジュール帳に書いておいて、嫌でも面倒でも「半日だけ自分のために頑張ろう!」と背中を自分で押してあげましょう。

女性って本当に大変ですよね。無理せずに、でも自分のために共にがんばりましょう。

参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
Yumi Miyai
<Webライター・ブロガー> ザ・リッツ・カールトン大阪で11年勤務後、2児の母に。 「好きなことだけして生きる」をモットーに、キレイは運動と心で叶うコツを発信しています。

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