以前わたしが聞いたことですが、「少額でもいいので募金をする習慣をつけると心が豊かになる」と知り、そこから少しですが募金や寄付をするようになりました。
募金や寄付はお金持ちだけがするもの、という認識が日本ではまだまだあると思います。
実はお金がない人こそ、募金をするといいと言われています。
募金によるメリット、そして具体的にどこで募金をするのかご紹介します。
世界情勢が大変な今だからこそ、人のために何かできることはないかと思う方はぜひ読んでみて下さい。あなた自身もまわりの人の心も豊かになる秘訣です。
なぜ募金・寄付をするといいのか?
心が豊かな人が心がけていることは「人のためにお金を使う」ということです。
見返りを期待しない、お金の使い方です。
身近な人に使うこともよいのですが、変にお返しがきたり、金額に左右されることもあります。
見帰りを期待せず、負の感情を一切もたない心地よい心でお金を誰かのために使う。これが寄付・募金のいいところなのです。
人のためにお金を使うことは、「自分は今豊かに暮らせている」ということを認識することでもあります。
日本に生まれ、食べるもの・住む場所にも困ることはなく、安全に生活できている。この豊かさを知ることでもあります。
日々お金が足りなくてカツカツだ!という人でもほんの少額を募金箱に入れることで「大変だけれど社会貢献ができている、人のためにお金を使えることができている」という自己イメージができます。心が豊かになるきっかけです。
ただ、注意することは金額です。ないならないなりに使うことです。
お金を出すと入ってくるという法則をよく聞きますが、実際に余裕がないのに数万円を募金箱に入れてしまう。これは、ちょっと違いますよね。
しかしできる範囲でいいので募金を習慣にしていくと、不思議とお金まわりがよくなったという話はよくあることなのです。
実際、わたしは少額を募金するようになってから、臨時収入が多くありました。
例えば、父がなぜかお小遣いをくれたり、思いがけないプレゼントを頂いたり。
お金も優しさや心配りも、「出せば入る」の法則はあると思います。
募金・寄付のしかた
コンビニやスーパーにある募金箱はおつりを入れるだけなので簡単です。
しかし今はクレジットカードやPayPayなどのバーコード決済が主流になってきて、現金で募金をする機会が減りました。
そのため、わたしはポイントで募金をこまめにしています。
ウクライナの子ども支援も楽天ポイントでしました→楽天スクラッチ募金
ドコモユーザーなので、dポイントでも募金できます→dポイントクラブ募金
阪神淡路大震災の犠牲者の鎮魂とまちの発展を祈る光の祭典「神戸ルミナリエ」の募金も毎年欠かさずしています。ルミナリエの現地会場ではもちろん、1.17のつどいでも募金できます。
また、音楽に貢献したいという気持ちもあったので、若者の音楽活動を支援しているピアニスト反田恭平さんのコンサートは積極的に通いたいと思い、来月はじめて行くのでとても楽しみです。
ボランティアという選択
日本ではボランティアをするって、一部の人だけという感じがしませんか?
海外ではボランティアをするのは、学生の頃から全員が積極的にしています。
なぜならアメリカでは大学や企業に入るときに、どんなことをしてきたかを記入したり面接で何を学んだかを発言する必要があるからです。
そのため学生は春休みや夏休みなどを使って、積極的にボランティアという経験を積みます。ボランティアでの学びは生活を豊かにし、多様性を尊重するという思考がうまれます。
多くの人がボランティアをする習慣があるため、海外では社会問題の意識が高かったり、障害があっても一人暮らしが可能である世の中を作ることができるのも、ボランティアの力です。
弱者であっても住みやすい世の中にするためには、エレベーターの設置や車椅子が通りやすい街づくりが必要でお金がかかります。そのために募金・寄付が必要であることも、ボランティアを通して学ぶことのひとつかもしれません。
ちょうど昨日のこと、娘が経験のために幼稚園のボランティアをしてみたいと言いました。
神戸市発案の福祉体験の資料を見せてもらいました。そのような機会を提案してくれるシステムができてきたことが素晴らしいと思います。
学生時代に多くの社会経験を積むことで、実際に就職する前に選択できるよい機会でもあります。積極的に参加したいという娘の意思をうれしく思いました。
まとめ
今まで募金や寄付という選択肢がなかった方もこの機会に「自分にあった募金」をしてみませんか。
しあわせは自分の心の豊かさから。
では、また明日。