ランニングの時に、手の握り方はグーですか?パーですか?
わたしはグー派で、軽くゆるくグーにして走っていました。
走るのがしんどくてたまらない時は、力強く拳を握って、腕を振りまくる。
同じような方、多いのではないでしょうか。
実は、間違いなんです!
速く走れる、手の握り方をご紹介します。
多分、知っている人はほとんどいないと思うので、必見です!
速く走れる手の握り方
速く走れる手の握り方は、こちら↓
薬指と小指を軽く曲げます(ギュッとしない)。
親指と人差し指と中指は曲げず、ふんわりさせておきます。
これで騙されたと思って、走ってみて下さい。
なぜこの形なのか?
解剖学の話になりますが、指の形で筋肉の使われ方が変わります。
薬指と小指、この2本はとても重要な指なんです。
薬指と小指を軽く曲げてみると、腕のどこが動くかわかりますか?
薬指と小指に繋がる、腕の下側の筋肉が動きますよね。
続いて、その動きは連鎖されて、ワキの下、そして背中の肩甲骨に繋がります。
「ランニングでは、肩甲骨を使いましょう!」といいます。
薬指・小指を軽く握ることで、肩甲骨まで力が伝わる。
これが、速く走れるコツなのです。
筋トレをされている方ならお分かりだと思いますが、背中を鍛えるラットプルダウンでは、薬指・小指だけ力を入れてバーを引きますよね。
それも同じ原理です。
短距離はパー
短距離の選手は、パーが多いです。
グーだと肩に力が入りすぎる。
先ほどご紹介した、薬指と小指だけ軽く握る方法は、あまり力が入らないので長距離向きの方法です。
短距離では、腕振りも高速であるため全体にほどよく力が必要なので、短距離ではパーにすることが多いのです。
他三本の指は握らない!
親指・人差し指・中指の三本をふわっとさせておくことも、理由があります。
親指・人差し指・中指の三本を曲げると、どこの筋肉が動きますか?
腕の上側から力こぶ、そして肩に繋がります。
一番力んではいけない、肩と首に力が入ってしまうんです。
ランニングで苦しくなって、思いっきり手をグーにして走ってしまうと、実は悪影響だったんですね。
親指・人差し指・中指を曲げないことで、肩がリラックスしますから、ぜひ次回走る時にやってみて下さいね。
ただし、手に意識を集中しすぎると、ぎこちない走り方になる場合があるので、ほどよく意識してみてください。
肩に力が入る人は、万歳しよう
基本的な身体の使い方の話に戻りますが、身体は無駄な力を抜くことで、本来の力が発揮されます。
ものすごく身体に力が入ってしまうと、肩が上がるじゃないですか。
それでは、楽に走ることはできません。
肩は落とす。そして力まないことです。リラックス・リラックス!
走る前に、両手を上に上げて万歳をして、腕を下すと肩は落ちます。
わたしは信号待ちのたびに、軽く一度万歳をして、力を抜いています。
バンザイをすることで、上半身は上に引き上げられるので、身体も軽く走ることができます。
下半身は重心は下、上半身は上、身体は上下に引っ張られているような状態がいいです。
背中が凝っている、肩や首が凝っている、という自覚がある方は、ボールがおすすめ。
置いて、その上にごろっと寝転ぶと、圧がかかって気持ちよくほぐれます。
わたしもこの手の握り方を知ってから、効果があるか挑戦中です。
どれくらい速く走れるかはまだ統計出せてないのですが、その手で走る自分がなんだかおもしろくて、ハマっています。
いろいろ工夫しながら、ランニングを楽しみましょう!
では、また。
夏のランニングは注意が必要です。こちらの記事も併せてご覧ください。
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