コラム

【40代からの友達作り】孤立すると死亡リスクが上がる

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日本の高齢男性が世界で一番「孤立」していると言われています。

長年仕事だけをしてきた男性が、定年退職をして友達がいない、趣味もない、ということから「孤立」するというケースです。

男性だけに限らず、人間はそもそも集団生活で成り立つ民族のため、ひとりだと不安や恐怖を自然と感じるので、死亡リスクが上がると言われています。

仕事や子育てが終わった時に、気付いたら友達がいない…とならないために、40代から人間関係を見直す必要があります。

今日は40代からの友達作りと、孤立の危険性について一緒に考えてみましょう。

孤立は死亡リスクが上がる

幸福には3つあります。

「健康」「つながり」「お金・成功」

この3つが幸せを感じるのですが、順番が一番大事です。

「健康→つながり→お金・成功」

まず健康であり、次に人や社会とのつながりがあり、最後にお金や成功がある。

孤立・社会とのつながりが少ない人は、健康で仕事で成功を収めても、幸せを感じることはできないということです。

つながりがなくなると、病気になる確率が上がり死亡のリスクも増えるという結果があり、他人ごとではありませんね。

「孤立」つまり「社会とのつながりが少ない」ことは、喫煙、過度の飲酒、肥満を上回るリスクなのです。 また、社会とのつながりが少ないと、脳卒中や心臓病は1.3倍、認知症は1.5倍発症しやすくなります。

引用:NHK-孤立が健康のリスクに!?

わがしの身近な話ですが、2020年コロナがはじまった頃のこと、ジムが数カ月休業する期間がありました。

その数カ月で多くのお年寄りが頭痛・腰痛・うつ病になりました。

ジムが再開したときに聞いたのですが、何ヵ月も人としゃべらない、運動をしない日が続いたことで、髪は驚くほど白髪となり、深刻な人は鬱の症状が出たということです。

ジム通いがスタートして症状が改善された方もいますが、もうジムに来れないほど症状が悪化した方もいます。

社会とのつながりが消えるということは、これほど怖いことなのです。

ジムは友達もできますし、お年寄りの憩いの場としてとてもよい環境なので、継続することがいかに大事かがわかりますね。

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40代から長く続く友達を作る意識

老後に「孤立」しないためにはどのようにすればよいでしょうか?

ハーバード大学の研究によると、50代の時によい人間関係に恵まれていると70代80代は健康で幸せを実感する比率が高いという結果が出ています。

引用:50代から実る人、枯れる人

50代によい人間関係を築くためには、40代から少しずつ意識して今の自分の現状を見つめ直し、できる事を少しずつ取り組んでいく必要があります。

趣味で輪を繋げる

仕事だけ、子育てだけ、家庭だけではなく老後に繋がる趣味を探す。

自分の好きなことから繋がる輪は、似ている思考の人と出会える可能性が高まります。

年齢の幅を広く取る

今までは同じくらいの年齢の人と友達だったかもしれません。

視野を広げるためにも、年齢差のある人と仲良くなるのもおすすめです。

わたしは太極拳で知り合った70代女性の方と親しくさせて頂いていますが、人生の先輩のふとした言葉が、時に深く心に沁みることがあります。

年配の方はいい意味でほどよく力が抜けているので、生き急ぎがちなわたしにはほっとさせてくれる存在です。

昔の友達と再会する

昔の友達は学生時代を共に過ごした仲間なので、気兼ねなく関係を再開することができます。

今は深く繋がりを持っていなくても、連絡を取っておくことで、50代にまた関係がスタートできます。

わたしは最近、年賀状をもらっていた学生時代の友達に連絡を取り、数年ぶりに会おうという約束をしました。

自分から昔の友達に連絡を取るという行動も、またひとつのアクションですね。

夫婦以外の友人を見つける

一番の悩みどころはここではないでしょうか。

夫は仕事一筋で生きてきて、老後は妻しかいないという人が多いです。

その時、妻と一緒に趣味などができるとよいのですが、そうならない場合もあります。

女性は早くから人間関係を構築していて、趣味の自分時間をしっかり確保している場合があります。

自分の親世代を見るとよくわかりますが、父は仕事を辞めたあと、何をするんだろう?と心配してしまいます。

ジムにいる定年後の男性は「暇で行くところがない、ジムしかない」と言っています。

それでも「ジム」という選択肢があるのは、運動ができて社会と繋がることができますから、とてもよいことですよね。

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さいごに

急に友達を作ろう!と言われても、作りたくない人もいます。

人間関係は広げすぎると、トラブルやストレスの元になります。

しかし、孤立せずに楽しい人生を送るために「長く付き合える友達はいるだろうか?」「人と繋がるための手段をどれくらい持っているだろうか?」と考えるだけでも、大きくこの先の人生は変わってきます。

今はSNSという趣味で繋がれるよいツールがありますから、活用して繋がっておくこともひとつの案ですよね。

わたしもSNSを通してこの先もずっと仲良くなれる友達を見つけましたし、もっとしたい事が出た時に力になってくれる人とも多く繋がれていると思っています。

基本的にひとりが好きなので孤独を楽しんでいますが、やっぱり友達や家族がいてこその孤独です。

趣味もひとつでなくても、今はランニング、今はヨガ、など自分のしたいタイミングも変わってきますから、その時に深く繋がり、また浅く繋がり、ということもあってよいと思います。

50代に向けて、どんな人と一緒に楽しみたいですか?

では、また。

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ABOUT ME
Yumi Miyai
<Webライター・ブロガー> ザ・リッツ・カールトン大阪で11年勤務後、2児の母に。 「好きなことだけして生きる」をモットーに、キレイは運動と心で叶うコツを発信しています。

POSTED COMMENT

  1. りんへい より:

    ほんと、そうですね。子供が巣立ってから夫婦2人で暮らすのが心配です(笑) 互いに違う趣味を見つけて、色々と老後を楽しみたいですね〜

    • Yumi Miyai より:

      りんへいさんは大丈夫ですよ〜!ちゃんと運動してますし、SNSも見るだけじゃなく投稿されてますから(^^) 体力だけは確実に誰でも衰えるので運動はずっと継続したいですね!

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