コラム

「目標をあえて決めない生き方」を考えてみる

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みなさんは日頃から目標を立てるタイプですか?

わたしは今までなりたい自分に向けて、日々ゴールや目標を立ててきました。

例えば、マラソン大会にエントリーして前回の記録を超えよう!みたいな。

目標が決まればコツコツ練習して、走った後は燃え尽き症候群になることもありました。

そして、またマラソン大会に出ることが決まれば、コツコツ驚くほど練習する。

一方、マラソン大会に出ないランナーさんもいます。

目標を決めなくても、コツコツ走り続けられる理由はなんでしょうか。

そんなことを深掘りして考えてみました。

目標をあえて決めない生き方

つい先日、有名な美容家さんのラジオを聴きました。

彼女は目標は決めずに生きている、というんです。

「私は年始はもちろん、日頃から目標などは決めません。理由は、目標を達成した後の燃え尽き症候群といった、心のアップダウンがしんどいから。

これほど著名な方なのに、目標を立てない??と驚きました。

多くの著名人の話や本を読んでいると「年始に目標を立てよう!」という人が大半。

さらに、明確に言葉にすることで無意識に夢に向かって行動するようになるという、コーチング手法もあります。

わたしもコーチング手帳を使っているので、年間目標はもちろん、毎月の目標、3年後、5年後まであります。

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さすがコーチング!実は手帳の中に「燃え尽きる前の対策」もありました。

人は目標を達成するまではエネルギー値を高く保ち頑張るけれど、達成した後は意欲や行動力がなくなるものだと。

対策は、目標を達成する前にさらなる目標を設定しておくこと。

「5キロ走れるようになりたい」と決めたなら、次は「10キロ走れるようになりたい」という具体に、次を設定しておくことです。

わたしが毎年神戸マラソンを走ったあとに燃え尽き症候群になるのは、次の目標設定が遅いからと気付いたのです。

しかし、ひとつクリアして、また新たな目標に向けて努力するって、疲れると思いませんか?

ここで、ふとコロナ禍の3年間を思い出しました。

マラソン大会がなくなって、人と会うことも目標を掲げて走り込むこともない。

健康のために心が穏やかになるために、ゆるく走る。

目標がなくても、走っていた…って思い出したのです。

目標があってもなくても、どちらでもその時を楽しんで生きていたんです。

どちらかしかない、ではなく、どちらも可能。

みなさんもどちらでもいい。

目標があってもなくても、自分らしく生きる術を自然と身につけているはず。

もし今がしんどい・頑張り過ぎていると思うなら、目標を立てない生き方がある。

現代人は頑張り過ぎているので「頑張らないようにする」と決めることも大事なことだったりします。

わたしは太極拳を習っていますが、ある先生の言葉で「頑張ってはいけません」と。

そうなんです。

頑張っちゃダメ、頑張るとどこかを壊すのです。

今、息苦しさを感じてるなら、頑張らないようにすることを頑張ってみてください。

では、また。

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ABOUT ME
Yumi Miyai
<Webライター・ブロガー> ザ・リッツ・カールトン大阪で11年勤務後、2児の母に。 「好きなことだけして生きる」をモットーに、キレイは運動と心で叶うコツを発信しています。