自分の人生に満足していない、いつも何かが物足りない、不満がある。
そう思う人は、往々にして「否定語」を無意識で使っています。
例えば、「時間がない」「お金がない」「できない」など。
自分の人生をつまらなくしているのは、誰でもない自分の言葉です。
今日は、自分の言葉の癖に気付き、人生がより楽しくなり、さらに上手くいく秘訣をご紹介します。
否定語を徹底的になくす
否定語とは:「〜ません」「〜ないです」
人生を楽しく過ごせていない人、不満が多い人は、自分が否定語を多用していることに気が付いていません。
無意識で、日常的に否定語を使っています。
否定語を難しく考えなくても、数回言ってみて不快と感じた言葉全部を指してよいでしょう。
ネガティブな言葉ということです。
「お金がない」は禁句
特に「お金がない」は、わたしは絶対に言いません。
もしあなたが今、お金の余裕がないとして「お金がないんだよね~!」と友人に言うとします。
「本当に?!銀行に1円もないの?」
どうですか?ありますよね。お財布にもいくらか入っていますよね。
あるんです。
あるのに、ないと言わないこと。
ないことに意識を向けると、現実がそのようになっていきます。
子どもにも否定語は✖
子どもや家族への声掛けも同じです。
「忘れ物しないでね!」(~ない)ではなく、正しくは「○○は持った?」です。
「走らないでね!」ではなく、「歩いて渡ろうね」です。
脳科学の本にもよく記載されていますが、何かを取り組もうとするときに否定語を口にすると脳は「やめろ!やるな!」と指令を受けていると感じるそうです。
子どものチャレンジ精神を育むためには、子どもに否定語を使わせないようにする。
まず、親のわたしたちが否定語を使わないように意識することです。
肯定語に変換するコツ
否定語を言いそうになったら、肯定語に変換して話す癖をつけるようにします。
「今日は疲れた、もう無理」ではなく「今日はよく頑張った!」というように、ネガティブをポジティブに変えるだけです。
他にも、「悔いはない!」という言葉。
一見、「心を決めて取り組んだので悔いはない!このまま進むだけ!」という前向きの言葉に思いますよね?
はじめの定義にあるように、「~ない」は否定語です。
悔いはない!は、自分を否定しているのです。実は悔いがあるということを自分に言っているのと同じ。
これを肯定語にするのです。
「○○に人生をかけてやりきった!」という感じです。
言霊について
言葉には、言霊(ことだま)があると聞いたことがありませんか?
言霊というのは、古代、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力のこと。発した言葉通りの結果が表れる力があると言われています。
本当に不思議な力があるのかどうかはさておき、わたしが思うことは、自分が発した言葉を聞いているのは、自分ということ。
自分が否定されたら、悲しいですよね。自信がなくなりますよね。
否定語を使うということは、言うたびに自分で自分を否定していることになります。
だから、徹底的に否定語を使わない!と決めるのです。
その小さな積み重ねが、いつも上手くいく秘訣です。
自分を肯定していくと、不思議とまわりが助けてくれます。
わたしも完璧ではない
わたしも完璧な人間ではありませんので、ついつい否定的になってしまうこともあります。
先日、10キロマラソン大会がありました。
申し込みをするときに、目標タイムは57分と書きました。50分を切ったこともあるので、57分は普通に練習しておけば問題なくクリアするタイムでした。
でも、マラソン大会前に長引く風邪を引き、ほぼ練習することができず、当日は57分13秒。
ジムで「57分きれなかった」と否定語で話しました。
ジムの方は「ずっと風邪を引いていたし、目標の57分だったんだからクリアだよ!」と、わたしの言葉を肯定してくれました。そもそも57分って記録はすごいんだと。
普段、わたしは否定語を使うことはないのですが、たまにポジティブになれない時もあります。そんなとき、まわりの人が助けてくれます。
日頃わたしがポジティブなので、まわりにいる人はポジティブな人ばかり。
類は友を呼ぶといいますが、愚痴が多い人は愚痴が多い人が寄ってきます。
言葉って、すごい力があると思うんです。
今日も子どもに「可愛いよ」っていうと、「ママも可愛いよ!」って言われました(笑)
幸せは言葉からです。
言葉はまわりの人に伝染すると思うと、楽しい言葉うれしい言葉を使いたくなりますよね。
あなたの口癖はどうですか?
では、また。
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