マラソン大会の1か月前になるとそわそわしてきますが、そんな時にしてはいけないことって何だと思いますか?
わたしは今までフルマラソン、ハーフマラソン、10キロマラソンなどいろいろ参加してきましたが、いつも1か月前くらいに失敗することがいくつかあります。
大会が近づいてきた緊張感でいつもしないような事をしてしまったり、直前に焦って無理をしたり。
実際にわたしが失敗したことを元に、これだけはしないで!ということをご紹介します。
マラソン大会1か月前にしてはいけない事
マラソン大会は直前までの練習も大事ですが、当日に怪我がなく健康体で参加することが何より大事です。
足に故障がなく元気ならば、最終的に歩いてでも完走することができます。
万が一1か月前に多少ケガをしたり体調不良になったとしても、1か月あればある程度マラソン大会までによくなる可能性がある期間です。
マラソン大会までの1か月をどう過ごすかで、勝負は決まります!

①靴を新調しない(私服の靴)
ランニングシューズはランナーなら気を使っているので、大会直前に全く履いたことのないシューズをいきなり試すということはないかと思います。
逆に普段履きなれている決まったランニングシューズなら、当日にあえて新品を履くランナーさんもいるほど。底(ソール)が新品のほうが、反発がよかったりしますからね。
注意するのは、私服で履く靴です。仕事で履く革靴や、私服で履くパンプスやヒールの靴。

特に季節の変わり目は、サンダルから秋冬物の靴を新調したくなります。その靴で靴擦れを起こしてしまうのです!
履きなれないシューズで靴擦れを起こし、水膨れや擦り傷など、痛すぎてランニングどころではなくなるのです…。
1か月前は特に「足をいたわる」ということを、しっかり意識して過ごしましょう。
②生ものに要注意
食物アレルギーがある方は日頃から注意されていると思いますが「大人になって生ものを食べるとアレルギー症状が出た」というケースは意外と多いのです。
また、生ガキを食べてあたったり、食中毒になったりと、生ものはリスクがありますから、マラソン大会前は特に注意しましょう。

このタイミングで体調不良になると長い期間走れなくなるので、今までの練習してきたことが発揮できなくなるだけでなく、精神的にもキツくなります。
実はわたしもそのひとり。大好きだったタコで急性胃腸炎になり「たこアレルギー」と判明、今は食べることができません。生ものには、注意しましょう。
③身体が痛いなら走らない
今までずっとマラソン大会に向けて練習してきた場合、1か月前くらいになると身体のどこかに不調が出る人がいます。
例えば、膝が痛い、足の裏が痛い、ふくらはぎが痛い、など。
痛いということは、炎症を起こしているということ。
あと1か月ありますから、今無理をして痛いのに走って練習を積んでいると、マラソン大会当日に悪化して走れなくなる可能性があります。
整形外科の先生や、整骨院の先生がみんな同じようにいうことがあります。それは「ランナーさんは足が痛いと通院にくるのに、走ることをやめられない」ということ。
痛いなら、しばらく休んで回復させないといけないのに、こそっと走ってしまうそうです。
「めちゃくちゃわかる~!」って思いませんでしたか?

わたしもそうです。
膝を痛めてしまって、それでも走っていました。やっと走ることを我慢できたのは、唯一医師にストップと言われたとき。整形外科の先生や信頼する整骨院の先生に「絶対走っちゃだめ!」と言ってもらうと意外と我慢できます。
少し痛いくらいなら走る量を減らしつつ筋力をキープする方法、逆に思い切って1週間休むなど、わからなければ医師に相談すると気持ちも楽になりますよ。


あと、肉離れにも要注意です。
太ももの裏や、ふくらはぎに違和感がある場合、肉離れの可能性もあります。
わたしは開脚ストレッチが得意なのですが、それをやりすぎて太もも裏が軽い肉離れになったことがあります。
ふくらはぎも違和感があり、その時は肉離れと気付かずストレッチをしていたら、整骨院で肉離れだから伸ばしちゃだめだよ、とテーピングで固定されました…。
身体のどこかが不調を感じているなら、1か月前からは無理をしないで少し休めて回復させておくことも重要です。
痛み系はできればプロにみてもらったほうが安心しますよ。
マラソン大会に出場されるかた、応援しています!
では、また。


