コロナ禍から2年、
マラソン大会の開催が確実になる日は、
まだ先になりそうですね。
マラソン大会の開催・中止に一喜一憂する中、
どうして自分はこれほどまでにモヤモヤするのか。
これからどう向き合っていけばいいのか、
一緒に考えてみませんか?
マラソン大会「中止」の決断が遅い理由
モヤモヤの原因を解決するためには、
「事実」と「感情」にわけて考える必要があります。
まず、現在起こっている「事実」について理解します。
コロナ禍でのマラソン大会開催について、
開催するのか?中止するのか?どっち?
決断が遅い理由を再確認してみましょう。
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①大会当日のランナー・スタッフ・ボランティアの皆さんの安全確保
大会のスタート時間を少しずつずらす「ウェーブスタート」にすれば、
問題ないじゃないか!という意見をよく耳にしますが、
ランナーだけの問題ではなく、開催するには多くの人員が必要です。
主催者側はスタッフ・ボランティアの方々、
また大会の地域にお住まいの皆さんの安全確保も重要なので、
新型コロナウイルス感染状況と照らし合わせて判断する必要があります。
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②大会の数日前の状況で判断する場合があるから
マラソン大会の規模や場所により早々に中止を決断する場合と、
マラソン大会の主催者側の規定により、
大会2日前・4日前など、
開催可否を判断する基準日が比較的直前になる場合があります。
もちろんビジネスですから、主催者側は開催したいですし、
ランナーの皆さんも心待ちにしています。
だからこそ、ギリギリまで検討する場合が多いです。
新型コロナウイルス感染状況だけでなく、政府の方向性の変化によって、
急に中止になる場合もあります。
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参考:
<サンスポマラソン(関西)2022>
大会別に開催可否を判断する基準日が異なりますので、ご注意ください
・淀川30&10K 1月28日(金) ※大会2日前予定
・神戸バレンタイン・ラブラン 2月 9日(水) ※大会4日前予定
・淀川寛平マラソン 3月 3日(木) ※大会3日前予定
・淀川マラソン 3月16日(水) ※大会4日前予定
・芦屋さくらファンラン 4月 8日(金) ※大会2日前予定
大会の開催・中止の決断までにモヤモヤする主な原因
次は、自分の中にあるモヤモヤ「感情」について考えます。
マラソン大会が「中止」と決まってしまえば、
他に意識を向けることができるのですが、
なかなか決まらなくて、モヤモヤしますね。
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主なモヤモヤ原因は…
・マラソン大会があるかないか悩む時間が無駄
・あるなら練習頑張るけど、わからないから頑張れない
・故障リスクギリギリまで追い込んで練習する時間が無駄になったら嫌
・大会がないのなら、他の目標に向かって確実に時間を使える
・中止の判断がいつも納得いかない
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大会が開催されてもDNSを選ぶという選択
コロナ禍のマラソン大会では、
クラスターが出ていないと言われているものの、
自らDNS(Do not Start/棄権/走らない)を選択する場合もあります。
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人は自分の物差しで発言するので、
大会を盛り上げたい人はクラスターが出ていないという結果を元に
そのように発言するし、
少しでも仕事・家族に影響を与える行動は慎みたいと思う人は、
大会があったとしても、感染状況を踏まえてDNSを選ぶ人もいます。
現地で不安になるくらいならDNSすればいいし、
それを走らなかったと自己否定する必要は全くありません。
モヤモヤの原因を自分に問うポイント
モヤモヤの原因を自分に問うポイントは、
事実と感情を分けて考えるということ。
マラソン大会が中止になったり、開催の判断が大会によって違ったり、
主催者側の問題であったり、これらは「事実」。
しかし、走りたかったのに中止になった、練習する意欲がわかない、
などは「感情」です。
これらを分けて考えることで、
気持ちの「冷静さ」を取り戻すことができます。
多くの情報がSNSで意見されていますが、
事実と感情を分けて考えていけば、
他人の意見は「価値観や意見の違い」として認めることができ、
人の意見に流されることもなくなります。
結局これからどうしていくのかは、自分で決めるしかない。
また、この状況下なので「あえて白黒つけない」
という選択もあること、今は今を楽しむことも大事です。
感情を紙に書きだすと、頭の中が整理されますよ!
わたしが感じていること
わたしもマラソン大会に申し込みをしました。
コロナ禍で中止になりそうです‥。
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コロナ禍でも大会エントリーをした理由:
①大会で大勢の人と走る楽しさをもう一度体験したい
②大会までのランニング練習の期間設定ができる
③2年ぶりにマラソン大会に参加して、自分がどんな気持ちになるか確認したい
特に③が一番大きな目的です。
この2年間、コロナ禍で出たいマラソン大会が全て中止となり、
マラソン練習会などのイベントにも参加せず、
誰とも走らずひとりで走り続けた結果、マラソン大会に求めるものが、
自分の中で変化していると思うのです。
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今まではわたしにとってマラソン大会に出るということは、
自分の実力を大きく超えた練習をするということ。
足も痛くなるし、限界を超える練習をしないと速くは走れない。
マラソン大会に出るからには、過去の自分を超えたいし、
ギリギリのところまで追い込んで練習したくなる。
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けれど、それは今のわたしに必要なことだろうか。
過去に多くの時間を費やした結果、
練習のし過ぎで故障して走れなくなって、
家族に迷惑をかけて、それでも走り続けた先に何があっただろうか。
今は、ひとりで走るだけではあるけれど、
好きな時間に好きな場所を自分の無理のないペースで走る。
これが心にも、身体にも最適だということは、
もうすでにわたしは知っている。
それでもマラソン大会に申し込みをした理由は、
やっぱり頑張る自分を忘れられないからかもしれない。
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まとめ
これからもコロナ禍は続きます。
ランニングが好きで、大会で走る喜びを知っているからこそ、
過去に戻りたいと思ってしまうかもしれない。
けれど、少し前を向いて、
これからの自分の気持ちを見つめ直してみると、
また違ったランニングの道が開けるかもしれません。
自分で考えて、感じたことを、
自分なりに言語化して、納得できるといいですね。
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