現状維持バイアスって、ご存じですか？
人は「現状のままのほうが、楽だろう」という思考があるので、チャレンジや環境を変えることを自らストップしてしまうことです。
わたしも多くの現状維持バイアスがあって、それを突破したときに人生が大きく好転した経験が何度もあります。
なんだかチャレンジできない、したくない、現状を維持したい、という思考にふと気が付いたなら、現状維持バイアスがかかっている証拠です。
ではどうやって突破するか、わたしの経験を元にふたつご紹介します。
現状維持バイアスを突破する方法
①引っ越しをする
わたしが過去に最も現状維持バイアスがかかってたな～！と思うのは、結婚したとき。
地元から出たくない人って多いと思うんですが、それです。
わたしは結婚しても実家のすぐそばで暮らしたかったし、知らない土地で住むなんて考えられなかったんです。
実際、実家のすぐ近くで新生活をスタートさせたけれど、仕事が忙しすぎて実家に帰ることなんて一切なかったし、地元の友達と会う時間すらなかった。
そのうち仕事にどっぷりはまって、夜勤もあったので夫と一緒に住んでいるのにほぼ会わなくなって、すれ違ってきたんです。
わたしは特に現状を変えようと思うことすらなかったのですが、神戸から大阪に引っ越してきた夫は違いました。
近くに気晴らしに会える友達がいなくて、慣れない場所での生活です。
ある日、「神戸に戻りたい」と夫に言われました。
確かに仕事でお互い無理しすぎて、このままでは夫婦としてよくないと心の奥では気付いていました。
しかし現状維持バイアスがガッツリかかっているわたしは乗り気ではなかったのですが、夫が家探しも引っ越し手続きも全て自分がやるから。というので、引っ越しが決まりました。
神戸に引っ越しをして、人生が変わりました。
運気が変わったと言ってもいいくらい。
通勤時間は長くはなりましたが、休みの日に神戸を散策する楽しみ、海と山がそばにある幸福感、金髪がいない上品な神戸（笑）
大阪のイケイケ感もすごく好きだけれど、わたしは神戸人だったんだと思いました。
水が合うって、こういうことなんだと。
さらに実家から遠く離れたことで、いろんなブロックが外れました。
夫婦２人で人生を築いていく覚悟がやっとできたんです。
神戸に引っ越しをして子どもができて、実家に頼れない子育ては大変だったけれど、あの時に地元から離れた選択をしたことで、新しい人生を歩むことができた。
もし家庭でモヤモヤすることがあったり、現状に不満を抱いていてもこのままが楽だからと、一歩踏み出せない状況なら、引っ越ししてみてください。
住む場所が変われば、荷物が減った分、心も軽くなります。
②マラソン大会に出る
マラソン大会でなくても、何かの大会に出るって、現状を大きく変える効果があります。
わたしがランニングをはじめた頃、はじめてマラソン大会に妹と出ました。
ランニングって、わざわざ大会に出なくてもひとりで走れば健康管理として成り立ちます。
でも、ＳＮＳを見て大会が楽しそうだと思ったのです。ひとりでは怖かったので妹を道連れにしました。
マラソン大会に出たことをインスタにアップして、たくさんのランナーさんと繋がることができました。
そこからＯｎのイベントに誘ってもらって、リアルにランナーさんと会うことができて、フルマラソン・アクアスロン・トライアスロンと挑戦の幅が広がりました。
「新しいことを始めるのでワクワクしています！」とか言う人をみると、ちょっとうらやましく思ったりしませんか？
「え、新しいことって、なに？」
「ワクワクしたいけど、しんどそうだし、面倒だし。」
現状維持が楽だから、重い腰が上がらない。
そんなとき、大会にエントリーしちゃうんです。
緊張するならこそっと出ればいいし、わたしのように誰か道連れにして参加してもいい。
神戸マラソン2023のエントリーがはじまります（笑）
神戸マラソン2023は、2023年11月19日（日）に開催します。
申し込みはインターネットのみで、4月18日（火曜）正午から5月31日(水曜)17時まで。
定員を超えた場合は、抽選となります。
ＨＰ：神戸マラソン2023
「今年フルマラソンに挑戦してみようと思うんだよね！」って、言うとカッコいいんです。
制限時間の6時間30分以内に完走できたらいい。
ギリギリでも、フルマラソン完走した人になれます！
人生の中で、一回でもフルマラソン走った人と、走ったことのない人では、見える世界が違います。
現状維持バイアスを突破するには、エントリーしてみることから。
ちょっとワクワクしませんか？
では、また。
結婚してからすれ違っている、と感じる方はこちらの記事も併せてご覧ください。
フルマラソンやってやるぞ！という初心者の方は、こちらの記事をご覧ください。
ランニングしている時間が罪悪感となる場合は、こちらの記事もどうぞ。
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