学び

【サスティナブル】プラスチック問題に温暖化、ランナーだからできること。

(記事内に商品プロモーションを含む場合があります)

こんにちは、Yumiです。

最近よく目にする「サスティナブル、SDGs、プラスチック問題」など。

子供たちにも説明できるようになりたいですよね。

未来の子供たちに、今私たちができる事を一緒に考えてみませんか?

なぜレジ袋が有料化になったの?

2020年7月から石油を原料とするレジ袋を、

店が無料で配ることが全国で禁止となりました。

使い捨てされるプラスチックを減らすことが目的です。

無料で配布可能なレジ袋もあります

・バイオマス素材(植物のバイオマス配合率が25%以上のもの)

・厚み50ミクロン以上の分厚いくりかえし使えるもの

・海洋生分解プラスチック配合率が100%のもの

なぜプラスチックごみを減らす必要があるのか?

プラスチックのほとんどは石油を原料としていて、

自然界で分解されることがないから。

食べ物や植物の繊維から作られている紙や布は、

土や水の中にいる微生物に分解され、やがて自然にかえっていきます。

しかしプラスチックは微生物によって分解されることがなく、ずっと残り続けます。

一人当たりのプラスチックごみが多い国は

1位アメリカ、2位日本なのです!

日本では、年間一人あたり32キロものごみを出しているのです。

プラスチック問題、世界で起きていること

プラスチックは、リサイクルされたり、燃やして処分されるものもありますが、

世界では年間800万トン以上のプラスチックごみが、海に流れ込んでいると言われています。

これが、海洋プラスチック問題です。

海にあるごみだけでなく、ポイ捨てなどできちんと処理されなかったごみは、

雨で流され、川を通って海に流れ着きます。

そして太陽の紫外線、波の力でもろくなり、細かくなりやがて小さな粒になります。

こうしてできるのが「マイクロプラスチック」、小さすぎて回収が難しく、

ずっと海をただよい続けています。

それを餌と間違えて魚が食べてしまうことがあり、その魚を食べた人間の身体の中にも、

マイクロプラスチックが取り込まれたことがわかっています。

2050年には海洋中のプラスチックの量が魚の量を超え、人体にも悪影響が出ると言われています。

プラスチックごみ問題は、地球温暖化や気候変動とも密接に関わっています。

石油から作られるプラスチックは、製造時にも燃焼時にも温暖化の原因となる

二酸化炭素を排出することから、地球にとって悪影響を及ぼしているのです。

SDGsについて知ろう

SDGs(エスディージーズ)はSustainable Development Goalsの略で、

持続可能な開発目標」です。

2015年に国際連合に加盟する193すべての国が賛成し、

世界中の人たちが協力してよい地球の未来をつくるため、

2030年までに目標を達成しようと取り組んでいます。

日本でも多くの企業が賛同し、取り組んでいます!

スターバックス:ストローやプラスチックカップが紙に変更など

マクドナルド:環境にやさしい商品を採用など

(森林が法律違反して伐採されることなく、生き物の暮らしに配慮した豊かな森林から作られたことを示すFSC認証がついた紙カップ)

サスティナブルってなに?

サスティナブル(Sustainable)とは

人間・社会・地球環境の持続可能な発展

(サステナブル、サステナビリティとも言います)

サステナブルな社会とは、持続可能な社会と意味します。

それは地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、

未来の世代も平和に豊かにずっと生活し続けていける社会のこと。

ランナーができるサスティナブル

多くのスポーツ関連企業もSDGsに取り組んでいます。

もしあなたが履いているランニングシューズが100%リサイクル可能なら?

そんな時代がすぐそこに。

Nike (ナイキ)

Move to Zero:すべてのアスリートのために、スポーツの未来を守る

炭素と廃棄物のゼロを目指し、持続可能性に配慮した素材を使用。

再生ポリエステル、オーガニックコットン・再生コットンなど積極的に取り入れ、

地球環境を守ることはナイキの使命だと具体的な目標を掲げています。

https://www.nike.com/jp/sustainability

Nike公式オンラインショップでは、リサイクルポリエステル素材を使用した「サステナブル素材」がひと目でわかるようになっていて、私はサステナブル素材を選んでいます。

adidas(アディダス)

2015年に海洋保護団体と共に、リサイクルした海洋廃棄プラスチックでできたスニーカーを発表。

そして、2019年に100%リサイクル可能なランニングシューズの開発に成功した。

<一般販売は2021年春夏を予定>

部位で素材をわけることなく、接着剤を使用しない製造、素材は熱可塑性ポリウレタン(TPU)、透明でゴムのように柔らかく、耐油性に優れている。

寿命になれば丸ごと裁断して溶かし、新しいシューズの原料となる。

ここまで10年の歳月を費やしたそうです。

https://shop.adidas.jp/futurecraft/

アディダスはリサイクルシューズについて、「返却するという、これまでになかったアイデアを人々が受け入れてくれるだろうか?」と記載しています。

だからこそ、今世界で起こっている問題をみんなが知る必要があります。

On(オン)

スイスのブランドで、シューズ界のアップルといわれているOn。

100%リサイクル可能なランニングシューズ、それに加え具体的な回収までのサイクルプランを打ち出した。

素材:トウゴマという種子、100%バイオベース素材

注目:このシューズは購入できない

2021年秋スタート予定で、サブスクリプション方式(月額支払い制:3,300円)を採用。

シューズの寿命を連絡すると新しいシューズが届き、

その箱に古いシューズを入れ返送、100%回収可能なシステムが完成する。

https://www.on-running.com/ja-dk/articles/subscribing-to-the-future

世界では年間200億以上の靴を生産して、破棄しています。

私たちが取り組むべき問題は「必要な量を生産すること」。

効率のよい製造計画を立てるために、そして不必要な廃棄物を減らすためには、

まず需要をはかる必要があるのです。

このサブスクリプション方式は、

「どの地域で何足需要があるのかを正確に把握する事ができる」

そして回収したシューズで新しいシューズを作るその割合が1:1になること、

これが未来の目標であり、持続可能な開発につながります。

私に何ができるのだろう

個人でできることなんて、ほんの少しかもしれません。

けれど私はランナーであり、母であるのです。

近くまでは車を使わず走っていける。

ゴミの分別は家族全員で徹底して出来るようになったし、

小さなゴミ袋は子供と一緒に新聞紙で作ります。

新聞紙で手が真っ黒になるのですが、そんな時間も幸せです。

足るを知る

コロナ自粛で多くのことをあきらめ、多くのことを学びました。

サスティナブルについても、私の意識が大きく変わったことは、間違いありません。

まとめ

大きな地球規模の問題を知ると、少し怖くなるかもしれません。

けれど多くの人や企業が今、ものすごいスピードでサスティナブルに取り組んでいます。

地球は自分たちの家だと思えば、ゴミのポイ捨てもしないし、大切にします。

未来の子供たちの生活が豊かでありますように。

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ABOUT ME
Yumi Miyai
<Webライター・ブロガー> ザ・リッツ・カールトン大阪で11年勤務後、2児の母に。 「好きなことだけして生きる」をモットーに、キレイは運動と心で叶うコツを発信しています。