みなさん、こんにちは!
長距離のマラソンに、なくてはならないアイテムのひとつ。
それが、ワセリンです。
フルマラソン当日や練習で走る時間が長くなってくると、あらゆる箇所が擦れて痛くなります。
何も対処していなかったら、血が出たりヒリヒリしたり…。
初心者ランナーさん向けに、ワセリンの効果的な使い方とメリットをご紹介します。
痛くなってからでは遅いので、ぜひチェックしてくださいね。
ワセリンってどう使うの?
ワセリンは保湿剤のことで、オイルをゆる~く固めたような感じ。
Vaseline(ヴァセリン)というメーカーが有名です↓
長距離を走るということは、身体同士・ウェアと身体が細かく擦れているんです。
擦れた箇所から血が出たり、痛みが出ます。
マラソン擦り傷っていうそうです。
よく擦れるポイントが自分で分かっている場合は、走る前にワセリンを薄~く塗っておくだけで全然違うんですよ。
ワセリンを塗るポイント
人によって擦れる箇所が違うので、練習で長距離を走る際に身体をよくチェックしてみて下さい。
いつも同じところが擦れてくると思います。
一般的なワセリンを塗るおすすめ箇所をご紹介します。
①股の下、内もも
股ずれ対策です。
特に女性は下着が長時間擦れることで、股や太ももあたりに痛みが出る方が多いようです。
②足の指
靴擦れ、マメ対策。
③胸
男性は乳首、女性はスポーツブラが当たるところ。
スポーツブラの肩ひも、脇、みぞおちなどがよく擦れます。
④キャップが当たるおでこ
暑い日にキャップ(帽子)をかぶっている場合、汗がたまっておでこにあせもができる事も。
生え際に塗っておくと、汗をはじいてくれます。
⑤唇
唇のカサカサが長い時間、軽減されます。
わたしはマラソン大会でリップをポケットに携帯しています。
エネルギージェルや給食などを食べていると、唇がカサカサしてきて気になるからです。
色なしのワセリン系リップなら、万が一のとき身体にも使えるので安心です。
⑥手首(時計)
ガーミンなどのランニングウォッチを長時間していると、自分の汗で時計が少し回ることがあります。
長時間の回転が傷となり、汗が付くとさらに痛い…。
実は今まさにそうなのですが、ワセリンを先に塗っておけば防げました。
あまりに痛いので、治るまでガーミンを逆の右手につけています(笑)
ワセリンのデメリット
①ベタベタする
油分の保湿剤なので、もちろんべたつきがあります。
薄く塗ることがコツです。少しなら気にならないはず。
ワセリンは保湿や肌の保護ができますが、ベタベタが苦手な方は不向きかもしれません。
ワセリンがカバンなどについたら大変なので、ワセリンの蓋はしっかり締めましょう。
②薬ではない
ワセリンは保湿・肌の保護はできますが、お薬ではないので炎症が治まるわけではありません。
副作用はありませんが、念のためかぶれたりしないかマラソン大会前に試しておきましょう。
ワセリンの意外な使い方
油分なので、水に強いです。
もしマラソン大会当日が雨の場合、ウェアやカッパから出ている肌に薄くワセリンを塗っておくと、水を弾いて冷えから守ってくれます。
ワセリンのサイズ
ワセリンは減りが遅いので、ひとつ持っていると長く重宝します。
わたしはワセリンをよく愛用しているので、たくさんサイズ違いを持っています。
家用に大きいサイズ、ランニングウェアに着替える前に塗っています。
持ち運び用に小さいサイズがあれば便利です。
一般的には、中間のサイズが人気です。
お風呂上りには、ワセリン配合のボティローションを年中全身に塗っています。
乳液タイプで塗りやすくしっとりするので、家族全員使っています。(マラソン用の擦れ対策にはなりません)
長距離のランニングも快適になるように、いろいろ工夫できたらいいですよね。
では、また。
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