2022年、みなさんにとってどんな1年になりましたか?
コロナがはじまったのが2020年、そこから丸3年。想像もしなかった時代をわたしたちは今、生きています。
そろそろ白紙だった時間に色が付いてきて、文字や絵が書き込まれてきたのではないでしょうか。
今日は、わたしが2022年に起こった出来事で、特に印象に残ったベスト3をもとに、何を感じて1年を過ごしたのか振り返りました。
みなさんも、マイベスト3考えてみると楽しいですよ。では、どうぞお付き合いください。
BEST3:著名人に会えた
著名な方って、想像できないようなエネルギーを持っていてパワーを秘めている方。
著名な方の中でも、本当に会いたいと思う人にわたしは会いに行きました。
今年は画面越しではなく、実際に近くで会う機会に恵まれました。
建築家 安藤忠雄氏
2022年に2回も講演会に行かせていただき、席は一番前の安藤氏に近いところに。
81歳。1時間以上立ちっ放し、喋りっぱなし。大阪人としての誇りである「笑い」ある講演会に勇気を頂きました。80代で今も現役で輝いている人は、間違いなく本物。
安藤氏の青りんごを見るたびに、くすっと笑ってしまうお話も伺いました。
青りんごは日本で作ると320~330万でできますが、中国から青りんごの依頼があったとき、4500万で売ったそうです。建築家は夢や希望だけでは食っていけない、これは商売!って。なんと青りんご4500万を4つも。
すると他の国からも青りんごの依頼が来るようになったそう。あるときは関係者だったので、4500万円から割引で売ると申し出たら、怒られたそう。芸術を値引きしてはいけないと。リアルなお話しが聞けるのも、講演会ならではです。
でも、安藤氏が最後に言った言葉はこれ。
「りんご屋ちゃうで!!!」爆笑w
講演会の感動はこちらのブログを↓
美術家 李禹煥(LeeUfan)氏
安藤忠雄氏の繋がりでもうひとり。「もの派」を代表する美術家 LeeUfan氏。
安藤忠雄氏とは長いお付き合いだそうで、兵庫県立美術館ではおふたりのコラボ作品となる新作もお披露目されました。その美術館で講演会に参加することができました。
わたしはLee氏の作品をみて、はじめて「この空間にいたい」って思ったのです。
彼の作品の独特の空間、彼から具体的な答えや意味は一切なくて。
安藤氏はこう言いました。
「美術は答えのあるものではないし、自分の遠くにあるようで近くにあるもの。」
まさにそうなんです。
遠くにあるようで、近くにあったんです。
わたしのすぐそばに。
そのことに気付かせてくれたLee氏の作品に出会えたこと、実際にLee氏のすぐそばでお話しを聞かせて頂いたこと、これほどうれしい事があるでしょうか。
ピアニスト 反田恭平氏
ショパンコンクール二位に輝いた、最もチケットの取れないピアニスト。
ほんとにチケット取れないんです。けれどわたしの熱意と執念で神席をゲットしました(笑)
しかも彼が弾く曲でわたしが1番大好きな「リスト」をアンコールで弾いてくださって、どれだけ号泣したことか。
音楽で涙が溢れるっていう経験を今まで何度もしたことがありますが、音楽の素晴らしさを反田さんを通じて再確認したように感じます。
コンサートの後、数日彼の音が頭から心から離れなくって、忘れられない日となりました。
指揮者が佐渡裕さんでした。元吹奏楽部員としては、お父さんみたいな存在です。
「一万人の第九」ってご存じですか?佐渡裕さんが指揮をされて、年末に1万人で第九を熱唱するというイベントです。
今回のコンサートでさらにすばらしさを感じ、わたしも彼の第九をいつか一緒に歌ってみたいと、夢がひとつ増えました。合唱団のご参加について
ヴィッセル神戸の選手
2022年、わたしが燃えに燃えたのがJリーグ観戦です。
神戸愛強めのわたしは、もちろんヴィッセル神戸!さらにホームであるノエビアスタジアム神戸はわたしのパワースポットなのです。
ヴィッセル神戸の選手は、もちろん有名人ですが、サポーターをとても大事にしてくれて、距離感が近いんですよね。
ちゃんと目をみて手を振ってくれるし、インスタでもいいねくれたり!すごく親近感!
ヴィッセル神戸の選手もすごい人ばっかりだけど、対戦相手の長友選手をはじめ、多くの選手を近くで見ることができました。
2022年はヴィッセル神戸は苦しい時のほうが多かったけれど、諦めず戦い、サポーター全員で応援して勝ち取った勝利は、言葉にならない感動があります。
BEST2:マラソン大会がやっぱり好き
2020年からはじまったコロナ禍から、マラソン大会が中止となりましたね。
そこからランナー友達に会えなくなって、同時にマラソン大会への興味も薄れてしまいました。
2022年2月。2年ぶりの10キロマラソンは応援自粛の中、大雨で強風で冬の寒いとき。
正直あまり練習にも身が入っていなかったこともあり、当日楽しくなかったので、さらにマラソン大会への熱意は冷めていきました。
もうマラソン大会はいいかも、自分でコツコツ走るのが楽しいって方向転換するようになりました。
けれど、久しぶりの神戸マラソンを応援して、ずっと繋がっていたインスタのランナーさんたちとたくさんお会いすることができました。
嬉しかったんです。応援することも、やっと再会できたことも。
マラソン大会はパワースポット。だから、応援に行く。
そう、言っている人がいました。まさに、そう。元気をもらえるから応援したくなる。
一緒に写真撮ったり、後日一緒にランニングしたり、わたしの中でひとつの課題がクリアされました。
白黒つけなくてもいい。また走りたいと思ったら、マラソン大会に出たらいいやん!って。
今年のクリスマス、ジムのおじさんランナーのみなさんに誘われて地元のロードレース大会に出ました。
こんなに前向きに、気持ちも楽しく参加できた大会は久しぶりです。
たった5キロなんですけど、みんなで参加して、みんなで応援し合って、みんなで称えあえた。これがマラソン大会。一緒に楽しむ人がいるって、素敵なんです、幸せなんですよね。
いろんな想いが変化したこの数年、2022年にいい形で締めることができてうれしいです。
ありがとうございます、心から。
BEST1:伊勢旅行でずぶ濡れ事件
最後は、BEST1。
この一年、大きな病気もなく、コロナにもならず、癖になりそうだった扁桃炎も大丈夫。
ランニングで怪我をすることもなく、とにかく健康でした。
一度、すごい高熱が出たのですが、それが「伊勢旅行ずぶ濡れ事件」です。
三重県の伊勢に旅行に行ったときのこと。美しい夫婦岩の写真を撮っていたら、海水どっばー!!!
旅行後、神戸に帰ったら高熱で寝込みました。
わたし、こういうハプニングを起こしてしまう種類の人なんです。
O型とO型から生まれた超O型、さそり座、運命数33、木星人+などなど。
運命数33はナンバーの中でも最強と言われています。(運命数の計算方法)
愛情が深すぎて変な人と思われるみたいな、ちょっと個性が強い運勢の持ち主です。
観光地の伊勢で、多くの人がいるのに、なぜわたしだけがずぶ濡れなのか。
狙われたとしか、考えらません。
なぜ、この事件が起きたのか。
ふと、2022年の一年を通してわたしは人を避けて生きてきたって、ハッとさせられました。
家族やジムの方や、身近にいる友人だけという狭い人間関係で満足していたんです。
でも、海水が全身に思いっきりかかって、それじゃダメ!って言われたんです。
わたしの運勢が変な人であるように、普通でのほほんと生きていたらダメなんです。
もっと人に会って、もっと活動的に生きていく。
今年の最後の最後に、神戸マラソンやロードレースを通して人にたくさん会うことができました。
できごとには意味が必ずあって、それが大きな転機となることがある。
それが伊勢でのずぶ濡れ事件、No.1です。
さいごに
2022年、みなさんにとってどんな一年でしたか?
一番うれしい事だけでも、これ!っていうのを思い出してから、新しい年を迎えて下さいね。
2022年は、トータル294記事を書きました。わたしのアウトプットの場として書いているブログ。たくさん読んでくださって、本当にありがとうございます。
文章を書くことがすごく好きなんだと、年々実感しています。
書かないと、モヤモヤして吐き出してしまいたい!って思うくらい。
たくさん学んで、たくさん書く。
ブログ書けた?って聞いてくれる子供たちにも感謝だし、ブログを書いたり運動したりすることに協力してくれる夫にも心から感謝しています。
あ~!一年楽しかった!!!
2023年は、したいことがたくさんあるので、またブログに綴りたいと思います。
みなさんにとって2023年も素晴らしい年となります!(断言)
どうぞ、良いお年をお迎えください。
感謝を込めて。Yumi