心を知ること

【自己分析】怒っている人をみるとつらい?客観的に他人をみるコツ

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自分で自分の性格・気質を理解していますか?

自分らしく、自分の意思を持って生きることができるようになると、感情で判断しなくてすむのでイライラしたり、孤独を感じたり、他人のせいにしようとしたりすることが圧倒的に減ります。

そのためには、自分を知ること、自己分析をすることです。

わたしの最近あった経験談と共に、自己分析の重要性についてご紹介します。

特に周りの人の感情に振り回されると感じる人、モヤモヤした感情がずっと残りがちな人はぜひ読んでみてください。

なぜ自己分析をするとイライラしなくなるのか

日本では自分自身について「自己分析」をしたり、自分に向き合う意識が低い傾向があります。

例えば、春に20度を超えて汗をかくほど暑い日があったとしても、日本ではみんな長袖を着ています。暑いから半袖を選ぶ、ではなくまわりが長袖だから横並びで長袖を選びます。

海外では、当たり前のようにダウンコートを着ている人とTシャツの人が一緒にいる場面があります。今自分が暑いのか寒いのか、自分の感覚で判断しているからです。

他人と横並び意識では、深く考える癖がどんどんなくなって、他人に流されやすくなったり、他人の感情をなんのブロックもなく受けてしまうことになります。

深く考えないということは、常に感情で判断してしまうことに。

自己分析ができる人というのは、感情で判断するのではなく理性で判断します

ということは、自分だけでなく、他人の激しい感情も客観的に見れるようになります

なぜわたしは今イライラしているのだろうか?
なぜあの人はイライラしているのだろうか?

イライラする人を客観的に分析してみる

実際にあったできごとを例にします。

昨日、わたしはジムで「ものすごく怒っている人」を目撃しました。

①ものすごく怒っている会員さん

②怒られているスタッフ

③近くにいたHSPのわたし

ケース①ものすごく怒っている会員さん

レッスンの時間に遅れてきて、スタッフが止めるのを無視して強引に入った会員さん。

入り口の<レッスン中は入室禁止>の看板にぶつかりそうになり「こんなもん置いて危ない!」とスタッフに激怒(逆ギレ)。

ケース②怒られているスタッフ

ルール違反をした会員さんを注意しただけなのに、論点をすり替えられて、怪我したらどうしてくれるんや!とジム中に響き渡る大声で怒鳴られるスタッフ。

ケース③近くにいたHSPのわたし

目の前で突然大声で怒鳴り散らす会員さんと、反論しているスタッフの激しいやり取り。

①と②の間に割って入ってきた他の会員さんも大声で怒りだして、もっとヒートアップ。

それを近くで眺めるHSP(繊細な気質)を持つわたし。

この状況をみて、どう思いますか?

ここで「自己分析」をしているか、していないかがとても重要です。

一般的には感情で物事を考えがちなので、目に見えた状況で判断してしまいます。

この2人が激怒して言い合いをしている状況をみて、同じように腹が立ったり、不愉快になったり、間に入ってきてさらに怒っている人もいました。

しかし、人は目に見えることだけではなく、背景にまた違った理由があることが多々あります。そのように感情だけで物事をとらえず、一歩引いてみることができれば、自分自身がイライラする機会がぐんと減りますから、結果自分のストレスやイライラという負の感情を自分でコントロールしていくことができます。

一歩引いてこの状況を分析してみましょう。

①会員さん

普通は①の会員さんが自分勝手な上、まわりの人を不愉快にさせた。

となりますが、もう少し深掘りしてみます。

①の会員さんの背景を知る努力をしてみました。すると分かったことがあります。

レッスンの時間が今期からジム側の都合で15分早くなった、ギリギリに来ても今まで何も言われなかった。

一歩引いて考えることができれば、なぜこんなに怒っているのだろう、と疑問が沸き違う視点が見えてくることがあるのです。

②スタッフ

次は②のスタッフさんの気持ちを考えてみます。

ルールに従って注意しただけなのに、逆ギレされて腹が立つ、となりますね。

しかしレッスンの先生とスタッフがきちんとルールの共有ができていれば、途中入場した会員さんは先生からも入室禁止と言われるべきだったのです。

先生はOK、スタッフはNGでは、スタッフの意見が通らない。それを徹底していないジム側に問題があります。

③わたし

HSPという「繊細な気質」を持つ人という存在をご存じですか。

【HSP】ひとの気持ちに気付きすぎる繊細な人が楽に生きるコツこんにちは、Yumiです。 「HSP」という気質をもつ人がいることをご存じでしょうか。 相手の気持ちを敏感に察知することがで...

HSPは人の気持ちや感情を敏感に感じ取ることができるため、目の前で怒っている人やもめごとがあると、関係ないのに気持ちがドーンと沈んで、その後長い時間重い気持ちを引きずります。

しかし、わたしは自分でその気質があることを知っているので、このような状況にいたとしても、上記のように冷静に分析して、お互いに言い分はあるのだと自分で納得します。

自己分析の方法

自己分析は様々な方法がありますが、簡単にはじめるなら質問に回答するだけのBIG5が有名です。無料で調べられるサイトもたくさんあります。

もっと詳しく知りたい方は、有料のストレングス・ファインダーがよいです。

特に経営者や起業される方、仕事で成功したい方は必ずしておきましょう。

HSPの気質についても、思い当たるところがあれば、本を読んで学ぶことで生きることが楽になります。

HSPを知らなかった頃は、なぜあんなにあの人は怒るのだろう、なぜあの人は人の気持ちがわからないのだろう。とモヤモヤしていることがとても多かったのです。

わたしは他人の感情を受けやすいタイプだと知ることで、わたしはわたし、他人は他人の考えがあって、別なのだ。という境界線をひけるようになりました。

境界線はバウンダリーと言って、意識しないとどんどん自分の中に他人を入れてしまうことになりますから、それを知っているだけで、対策を取ることができるのです。

まとめ

自己分析をすると、弱いところを強みに変えることができます。

わたしなら他人の気持ちに影響されやすい、それはまわりの人の気持ちを誰よりもわかってあげることができるということ。

弱み・強みを知った上で自分を守る方法もわかってきます。

生きていてモヤモヤすることが多かったり、仕事の向き不向きがわからなかったりするときは、ぜひ自分を知ることからはじめてみて下さい。

人生はいつからでも変えることができるし、自分を知ることは大きく成長するチャンスでもありますから。

では、また明日。

 

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ABOUT ME
Yumi Miyai
<Webライター・ブロガー> ザ・リッツ・カールトン大阪で11年勤務後、2児の母に。 「好きなことだけして生きる」をモットーに、キレイは運動と心で叶うコツを発信しています。