わたしは氷を中毒のように食べてしまう、という経験をしたことがあります。
時々わたしのまわりでも、カフェに入ると氷をガリガリずっと噛む人を見たことがあります。
氷を異常なほど食べてしまうのには、原因があることをご存じですか?
氷がやめられない人は早く解決したほうがよいケースがありますので、わたしの経験談を元にご紹介します。
氷を無性に食べたくなる原因
氷を無性に食べたくなる症状は、実ははっきりとした原因は不明だと言われています。
しかしよくあるケースはこちら↓
・鉄欠乏症貧血
・精神的ストレス
・自律神経失調症
この中でも比較的高い確率で症状がでるのが「鉄欠乏症貧血」の方です。
鉄分が足りないことによる貧血ということです。
なぜ氷を食べたくなるのかは不明ですが、製氷皿1皿以上食べたくなる場合は、かなり症状が進んでいるかもしれません。
氷を無性に食べたくなることを「氷食症」とも言うようです。
わたしの場合
わたしは高校生の頃、かなりひどい鉄欠乏症貧血でした。
顔色が悪く、学校の体育授業についていけなくなり、血液検査をして発覚しました。
その頃、やっぱり「氷中毒」になっていました。
その症状はとてもひどいもので、氷が食べたくて食べたくて頭の中は氷のことばかり。
コンビニやスーパーで小さいサイズの氷を買ったり、アイスボックスというグレープフルーツ味の氷もどれほど食べたことか。
家では製氷皿に氷を作り続け、氷ができるのが待ちきれず、完全に中毒症状が出ていました。
内科の先生にもよるのかもしれませんが、わたしの担当の先生は氷が食べたくなるなんて聞いたことがないとおっしゃるのですが、ネットでは数件同じような症状が報告されています。
わたしは内科で「鉄剤」の服用と定期的に鉄分注射をして、長い期間治療しました。
貧血が治ってきた頃、不思議と氷が一切欲しくなくなりました。
今思えば、氷中毒の症状があまりにもひどく、当時のわたしは怖かったですね。
ランナーの貧血
ランナーは特に鉄欠乏症貧血になりやすいので、めまいや立ちくらみ、氷中毒のような症状が出たら、はやめに内科にかかることをおすすめします。
・「鉄」は発汗により流出する
・運動などの着地衝撃により、赤血球が破壊する
ランナー貧血と鉄欠乏症貧血についてはこちらを↓
また季節の変わり目は自律神経が乱れることにより、ランニングがきついと感じたり、いつものペースで走ることができなくなったりします。
ゆっくりお風呂に入ったり、鍼をしてもらったり、季節に身体がなれるまでウォーキングにしてみたり、無理せず過ごすことを優先させてくださいね。
まとめ
忙しい日々を過ごしていると、身体の不調やちょっとした変化に気付くことができない時があります。
氷はガリガリ噛んで食べ続けていることがおかしいということも、知らないと気付けないことだったりします。
不調ははやめに気付いてケアできればいいですね。
では、また明日。