3月に入りました。
3月は季節の変わり目であるため、花粉症や自律神経の不調など体調面でもすぐれないことが多くなる時期でもあります。
さらに今はウクライナをはじめとする世界情勢、長引くコロナ禍による不安などまだまだ心がモヤモヤする時期が続いています。
今回はニュースをみて苦しいつらいと心を病む方に、特に感受性が強い繊細な方(HSP)の「心の持ち方」の参考になればうれしいです。
自分の感情を受け止めてあげよう
世界情勢などのニュースをみて、苦しくなる気持ちを無理に抑えなくていいのです。
繊細な方は、
「何もできないから悲しんではいけない」「平和な日本にいるのだから、恐怖を感じてはいけない」
など自分の感情を抑えがちです。
自分の感情に、さまざまな気持ちが湧き出るのは当然です。
無理に感情を抑えずに「悲しいね、こんな事件はつらいね」と自分の気持ちを受け止めてあげましょう。
つらい気持ちを増やさない
過激な報道映像など、毎日のようにテレビから目に入ってしまいつらいと感じる人は「あえてニュースを見ない」という方法を取ってください。
今起こっていることを避けるのは、逃げているような気がしてついテレビを見てしまうかもしれませんが、今見なくても心が落ち着いた頃に見てもいいのです。
今つらいと感じているのなら、今は見ない
心が落ち着いてから、自分ができることをすればいいのです。
例えば支援などできることはあとからでもあります、大丈夫です。
まずは、自分を一番に守りましょう。
情報が知りたい場合は
繊細な方は心の準備なしに飛び込んでくるテレビのニュース映像ではなく、
事実ベースで報道しているラジオがおすすめです。
ラジオのおすすめと、募金のしかたはこちらの記事を↓
少しでもいいので募金をすると「なにもできないけど、なにかはできる」と思えるのでおすすめです。
意見は多様性、わたしが思う今を生きる
連日報道されているウクライナ問題に心痛める人が多くなってきました。
SNSをみていても、積極的に意見する人、平和を願う人、そしてわたしには関係がないと言い切る人、さまざまです。
答えのでない問題に対して、さまざまな意見が出ることは当然であり、すべての個人の意見は正しくもあり、そこに正解はありません。
また、今までは積極的に意見する人や批判する人の声が多く取り上げられていましたが、違った意見も多く出てきています。
最近、ウクライナ問題について影響力のあるインフルエンサーの3名がそれぞれ違う意見を発信されているのを興味深くみました。
①無知である人、自分で知ろうとしない人と関わりたいと思わない。という言葉と共に募金サイトの紹介と募金をされたことを発信。
②大変だと思うけど、人の心配よりも自分のことって思います。
③テレビを見ないので私に入ってこない情報は世界にないのも同じ。身近な人だけ大事にして行動する。自分に関係のないことで胸を痛めるのは時間と感情の無駄。
この言葉はもしかしたらほんの一部であるのかもしれませんが、その深い意図はわかりません。
どの意見に賛同するかは、人それぞれです。
知りたくても知る術がわからない人もいるし、平和を祈ることは平和ではないと認めていることだから祈らない、という意見もあります。
わたしなら…どれも違う。
これは自分で考える、自分だけの答えだからです。
わたしは遠く離れたウクライナのみなさんの幸せを願わずにはいられないし、
つらい事だと感じるけれど見て見ぬふりは出来ないから、わたしは自分から情報を得ています。
無知の知、という言葉があります。
「知らないこと」よりも「知らないことを知らないこと」の方が罪深いという意味です。
世界情勢はあまりにも深くてむずかしくて、本当の事実は調べてもわからないことも多い。
けれど、それでもわかる範囲で何が起こっているのか知ることで、わたしも参加したいのです。
募金をすることも、情報を事実ベースで伝える場所に絞って知る努力をすることも、今を生きていると感じるために、今知りたいのです。
もちろん悲しいし引きずることもあるけれど、参加することに意義がある。
そうわたしは思っています。
繊細な心は素敵な心です。もし苦しいと感じるかたは、繊細さんという本があります。必ずあなたの心の支えになりますから、読んでみて下さい。
まとめ
3月は精神的にも肉体的にも落ちやすい時期です。
無理しがちな方は、ゆとりをとる時間を先に確保しておきましょう。
一番大事なことは、睡眠をしっかりとることです。
では、また明日。