今までマラソン大会に出てきたけれど、40代50代になってくると無理がきかなくなってくるものです。
特に女性は更年期が気になる年代に差し掛かってくると、自分の身体と向き合うことを何よりも意識して過ごす必要があります。
40代からはゆるっと走れたらそれでいい!と思う方も増えてくるかと思います。
ランニングを継続しているならゆるランで十分OKなのですが、せっかくマラソン大会にも出たことがあるのなら、年単位で「がんばる」「がんばらない」を自分のペースで設定してみませんか?
なぜなら「がんばる」を少し取り入れるだけで、間違いなく若返るからです。
わたしのしている年単位計画と共に、「がんばる」「がんばらない」を使いこなすコツをご紹介します。
「がんばる」「がんばらない」を使いこなす
いつも「がんばる」状態にいると、とても疲れませんか?
ただでさえ仕事・家事や子育てで頑張っているのに、さらに趣味のランニングまで「がんばる」状態になってしまうと、心身ともに疲労して当然です。
毎日「がんばる!」と思っている人は、相当なダメージが脳にかかっていると言われています。
わたしもランニングをはじめた頃、張り切って多くのマラソン大会に出ていた時期があります。頑張って練習して、大会で前回の記録を少し更新!
するとまた1カ月後にマラソン大会があるので、大会が終わってもずっと「がんばる」状態が続いていました。
身体もダメージは溜まりますが、何より心が疲れてしまいました。
でも、「がんばらなくてもいい」って人に言われると、余計にモヤモヤします。それは、頑張ってマラソン大会に出てきて得た達成感を知っているからです。
誰でも心の中に「一生懸命がんばりたい」という潜在意識があるのです。
きっとランナーのみなさんはその狭間で悩んだり、頑張り続けているのではないでしょうか。
40代からは「がんばる」「がんばらない」を使いこなすことを意識してマラソンを楽しむ方向にすることがポイントです。
毎日長期間がんばり続けることは、身体も心も疲労しすぎるからです。
しかし「がんばる」をせずに、ずっと「がんばらない」にしてしまうと、ランニングから遠ざかってしまったり、走ることを辞めてしまう人も出てきます。
だからこそ、少し「がんばる」を取り入れる必要があります。
少し「がんばる」というのは、年間に少しだけマラソン大会に出てみること。
マラソン大会に出るということは、少なからず緊張します。
自分にストレスがかかるということです。ストレスにはいいものと悪いものがありますが、マラソン大会のストレスは「若返るストレス」と言われていて、目標達成のために緊張することは、若返りに効果的です。
そして若返りのためにも、ずっとストレスを与え続けない。「がんばらない」も取り入れるということです。
やり遂げたり頑張ってきた経験があるのなら、「がんばらない」状態の自分を知っているはずです。長時間走り続けて疲労させない、リラックスして走る期間を楽しむなど。
「がんばる」「がんばらない」をマラソン大会の時期に当てはめて年間スケジュールで管理すると、気持ちも楽になります。
わたしのマラソン大会年間スケジュール
コロナ禍以前は、マラソン大会・アクアスロン大会・トライアスロン大会と多く出場していました。
それでも月1回まで、とは決めていましたがとても忙しかったです。
コロナ禍の3年間を経て、わたしの生活スタイルも変わりましたし、目指す姿も変わりました。
マラソン大会が復活してきたこともあり、今年の年間計画を決めました。
2月:マラソン大会 10キロ
11月:フルマラソン
12月:ロードレース 5キロ
コロナ禍でマラソン大会がなかったので、自分の中でマラソン大会への熱は冷めてしまったと思ったのですが、やっぱり「がんばる」を少し入れないと自分の走力が落ちることに気付きました。
ゆるランをするにも、ある程度走力は必要です。ゆるランなのに、ゼーゼーしんどくては楽しくないですからね。
そのため、一年に3回だけ「がんばる」ためにマラソン大会に出ることにしました。
これまでたくさんマラソン大会に出た経験と、コロナ禍でマラソン大会がなかった時期を経験したことで、最終的に思うわたしの楽しいを取り入れながら、身体のケアを最優先するというのが、このスケジュールです。
他にも筋トレ・太極拳・水泳・ヨガなどの運動もしているので、すべてをうまく取り入れて、一年を楽しめるとうれしいです。
あなたも、きっと今までの経験から無理しすぎたと思う点がきっとあるはず。
無理しすぎない「がんばらない」、でも少しだけ「がんばる」機会を持つ。
これが40代から上手に運動を継続できるコツで、若返る秘訣です。
みなさんも年単位でマラソン大会を計画してみて下さいね。
では、また。