目的と目標の違いについて、考えてみたことがありますか?
今取り組んでいることが、目的と目標がごちゃ混ぜになったり、
逆になったりしていると、せっかくの取り組みの意味が変わってきます。
今回はランニングを例に考えてみたいと思います。
運動だけでなく、仕事や人生設計にも使えますので、
目的と目標の違いがよくわからない方はぜひ読んでみて下さい!
目的と目標の違い
自分の目指す方向性を把握するために、違いを理解しておきましょう。
目的:ゴール
目的は最終的に到達したい部分を指します
目標:目的までの指標
目的という最終的なゴールに向けて設定する、小さな指標のこと
目的(ゴール)は長期的で抽象的なものに比べ、
目標は具体的・短期的であるといえます。
ランニングで例えてみますと、
目的(ゴール):楽しくランニングライフを送りたい
目標:フルマラソンに出る
そのために5キロ走る、10キロ走る、という小さな具体的案
適切な目的と目標設定
①目的(ゴール)を明確にする
明確になっていないと、目標をたくさん決めて取り組んだ結果、
自分の求めていたことと違う、ということになります。
自分が楽しい・ワクワクするなど、
自分が感じることを言葉にしないと見つけられないので、
自分がどう感じることが目的(ゴール)なのか、
抽象的でいいので決めておきましょう。
あなたは、どうありたいのか?方向性を言語化する
②目標設定
目的(ゴール)の受け取り方は人それぞれです。
例えばゴールを「楽しい」とした場合、いろんな楽しいがあります。
・個人でゆっくり走ることがストレス解消で楽しい
・ランニングチームに入って日々刺激を受けながら記録更新するのが楽しい
このように1人で、複数で、のんびり、刺激的になど、
ひとつひとつ言葉に出していくことで、
目標を具体的に設定することができます。
感情がポジティブに感じることを思い出すのがポイントです。
大人数で練習するとプレッシャーを感じてしまって、自分らしく走れないと思っているのに、練習会に行って走る。
これはネガティブに感じていますよね。
このように自分の感情を知ると、間違った目標設定を回避することができます。
わたしの場合
目的(ゴール)が現在は「機嫌よく生きる・運動する」
機嫌よく運動するために一番重要な目標設定が、
「ランニングで故障しない身体になること。」
太極拳を学び体幹を強化したり、
バランスをよくするため上半身のトレーニングに水泳を取り入れたり。
故障しないために今の自分の走力を考えて、
長距離練習(20キロ30キロ走)をあえてしないことを選ぶことも大事です。
「太極拳を学ぶために週2回レッスンに行く」という目標があっても、
いけなくて週1回になったとしても、その分の時間を他に使って、
機嫌よくいられたなら、それでいいのです。
目的に向かって進む目標は変わってもいいし、
目的のゴールも変化していっていいものなのです。
まとめ
自分の人生はどの方向に向かっていくと幸せだと感じるのか、
一度振り返ってみませんか?
では、また明日。