ランニング・筋トレ・仕事や自分の趣味など、
すべてにおいて質と量、どちらを重視するとよいと思いますか?
「量をこなせばいい」とか「質こそ重要だ」など様々な意見がありますが、
わたしは「両方」必要だと思います。
ただそこにはコツがあり、はじめに「量」そして「質」に変換させていくということ。
ランニングなどの運動、仕事、子育て、すべてに共通する、
「質量転化」の法則をご紹介します。
「質量転化」の法則
「質量転化」という言葉をご存じですか?
これは量をこなすことで質も高くなってくるということ。
ランニング初心者なら、
よくわからないけど、毎日15分走ってみる。
コツコツ走っていると、長く走れるようになってきた。
という感じです。
実は多くの人が「質」にこだわり過ぎて、
何かをはじめることに躊躇したり、悩んでいる間に辞めてしまったり。
よくわからなくても「量」をこなしてみる、
ということがスタートする上で重要です。
質は勝手に向上するのか?
では「量」をこなしていけば、勝手に「質」が向上するのでしょうか?
実は、そうではないのです。
ある程度は向上しますが、何も考えずに量だけこなしても、
一定のレベルで止まってしまいます。
ランナーさんならお分かりかと思いますが、ただ走っているだけでは、
今よりももっと速く走れるようにはなりません。
量をこなすと走れるようにはなりますが、スピードは上がらないのです。
それには、インターバル練習(スピード練習)を取り入れるなど、
「質」を向上することを試行錯誤していく必要があるのです。
量がこなせるようになってきたら、「質」を向上させましょう!
「質」を向上させる方法
思考錯誤する
「どうしたらもっと向上するか」自分で考えていろいろなパターンを試す。
試して量をこなすことで気付きがあり、「質」が上がってくるのです。
ランニングなら、ネット・本などで向上したい練習方法を探したり。
何も考えずに量だけこなすのではなく、試行錯誤することです。
経験者にアドバイスをもらう
他者目線を入れることは、とても有効です。
例えば先輩や経験者の意見を取り入れる。
ランニングなら長年走っている人にアドバイスをもらったり、
トレーナーさんに動きをチェックしてもらう。
まったく別の目線で意見をもらえたりして、
向上ポイントを知ることができたりします。
わたしの経験
ランニング
ただのんびり走っているだけでは、速くなりません。
同じ大会の記録を参考にご紹介します。
2019年のマラソン大会はインターバル走をしっかり取り入れて、
スピードにこだわって練習してきました。
結果、10キロ/48分58秒
2022年は無理をすると扁桃腺が腫れることもあり、
スピード練習をしなかったのです。
ランニングはよくしていましたが、
結果、10キロ/59分08秒
量だけでは質は上がらないと、実感した結果となりました。
今回は体調優先だったので仕方ないのですが、
逆を言えば「質」にこだわった練習さえすれば速くなれるということです。
まとめ
何か継続していることで、行き詰っていたり、
うまくいかないと思うことがあれば、「質」の向上ができているか、
一度見直してみてはいかがでしょうか?
では、また明日。