自分のランニングシューズの裏を見ると、どこがすり減っているか一目瞭然です。
もしあなたのシューズのすり減りが「かかとの外側」だという方!
このまま走り続けたら、ランナーズニーという膝を痛める可能性があるかも。
長くランニング生活を送るためにも、思い当たる方は読んでみて下さいね。
ランニングシューズの裏をチェックしよう!
ある程度走ったランニングシューズの裏を見てください。
かかとの外側がすり減っている人、特にすり減りの左右差が強い場合は要注意です。
すり減りが強いほうに、ランニングの癖がある可能性があります。
外側がすり減っている人は、外側に重心がかかっているので、O脚やガニ股傾向の方が多いです。
2つの原因と、対処法
なぜ外側に重心がかかるのでしょうか?
主な原因は2つあります。
①親指に力が入っていない
外膝を痛める人は、親指の力が抜けているので足の外側ばかりを使っています。
その影響で、外側のシューズがすり減ります。
<対処法>
体重移動イメージ:かかと→小指→真ん中
走るときは常にこの流れをイメージします。
すると身体の中心を意識することになり、力が外側に逃げていかないのです。
そして、最後親指で蹴り上げるイメージです!
②足裏を意識していない
足の裏のどこで着地しているか意識していないと、足の癖はなおりません。
今、シューズの外側のすり減りが多いのならば、足裏を意識しながら走る習慣をつけましょう。
<対処策>
足裏の着地場所:
「ウナ」といって内くるぶしの真下
ここのポイントを意識しながら走ると、外側に力がいかず、中心を意識できるのです。
意識できるようになると、ランニングシューズの外側が強くすり減ることがなくなってきます。
わたしのシューズの裏
わたしは右足に変な癖があり、シューズも右足のかかとの外側が強くすり減っています。
↑水色のシューズは速いスピードが出るタイプだったので、すごく圧力がかかったのか、割れてしまいました。
親指で蹴り上げる意識、着地は内くるぶしの真下になるように意識。
この二点をランニング中ずっと頭に入れながら走りました。
今履いているランニングシューズもかなり距離を走りましたが、以前履いていたものよりもすり減りが少なくなりました。左右差もましになっています!
気を抜いて意識しないと今でも変な癖が出てきて、その時は力方向が外になっていることに気付きます。
意識さえすれば、正しく走れると知りました。
インソールよりも靴下
インソールで何とかならないの?!と思いますよね。
インソールは身体のバランスを正しく補正する必要があるので、できればオーダーメイドがいいです。
インソールに頼るよりも、自分の意識で矯正していくことが遠回りでも近道。
おすすめは、足の甲を支えるサポート力のある靴下。足のアーチが支えられると親指にも力が入りやすくなって、ランニングが楽になります。
まとめ
ランニングシューズを洗うとき、裏を見ますよね。
自分の癖がどこにあるのか、左右差はどのくらいあるのか。
目で見てわかるので、確認しやすいですよね。
早速確認してみて下さいね。
また、日々のバランス感覚を養うこともとても大事です。
バランスディスクを使って、鍛えることもできます。
では、また。