コロナ禍を境に、歯ぎしり・食いしばりをする人がとても増えたそうです。
その影響として、歯がすり減ったり、割れたりします。
実は最近わたしも、よ～く見てみると、前歯がすり減っているように感じました。
わたしは過去に歯科矯正をしていて、きれいな前歯の形に整えているため、すぐ気付いたんです。
なぜ歯がすり減ったのか。
また、対策としてマウスピースを作った話をご紹介します。
・家族に歯ぎしりしていると言われた方
・朝起きたら顎がしんどい方
・内頬に歯型がついている方
思い当たる点があれば、読んでみてください。
歯ぎしり？前歯がすり減っていた！
わたしは貧血により、氷をガリガリ噛んだ影響で奥歯が割れました。
歯を治療するために歯科医院に通っていたのですが、ふと前歯のすり減りが気になり、先生に聞いてみました。
それが…全くないんです。
家族は誰も、わたしの歯ぎしりを聞いたことはないと。
歯の食いしばりもないはず。
どうやら、音がしない程度に細かく歯をすり合わせる人もいるそうです。
先生がおっしゃるには、コロナ禍により心にストレスがかかり、歯ぎしりという形で症状が出た人がとても多いと。
患者さん自ら「歯ぎしりをしているようなので、マウスピースを作ってほしい」と依頼が驚くほど増えたそうです。
わたしは歯科矯正を終えて１０年以上経っていて、今まで歯のすり減りはなかった。
ということは、わたしもコロナ禍により、何かしらのストレスを抱えていたのかもしれない。
ネットで調べてみると、起きている間に感じたストレスを、歯ぎしり・食いしばりをすることで寝ている間に解放し、心のバランスを保っている説があるとのこと。
わたしは好き勝手に生きていて、ストレスとかある？…って考えてみました。
う～ん確かに…ブログにいろいろ悩みを書いてた！
コロナ禍におじさんにメンタルやられたり、いろいろあったな～って。
コロナ禍って、ストレス発散が難しい時期だったと思うんです。
今までは友達とワイワイ遊んで、悩みも友達に言えばスッキリしていたんですから。
あ～わたしもコロナ禍歯ぎしり（勝手に命名）なんじゃないの。
マウスピースを作ってみた
歯のすり減り対策には、夜間用のマウスピースを付けるのがよいです。
夜間用のマウスピースは、ナイトガードとも呼びます。
上の歯にだけ、カポッとはめて寝るだけ。
少し硬い素材で作られているので、丈夫です。
歯ぎしり・食いしばりが強い人は、マウスピースがどんどんすり減って白くなって、穴があくそうです。
そうなれば、新しいものに交換。
半年もたない人もいるし、１年２年以上もつ人もいる。
お手入れは簡単で、水でさっと荒い流して、風通しのよいところで乾燥させる。
もし汚れが気になったら、歯磨き粉を付けずに歯ブラシでさっと洗うか、マウスピース洗浄剤（入れ歯洗浄剤と同じでOK）で洗う。
自分がどれくらい歯をこすっているのかは、マウスピースをチェックすればわかるのもいいですね。
マウスピースの違和感は？
わたしの意見は、参考にならないかもしれません。
わたしは１０年以上ホームホワイトニングをしていて、ホワイトニング用のマウスピースに液剤を入れてはめるのは慣れたもの。
ホワイトニングしながら、たまに朝まで寝ちゃうことがあるので、違和感ないんです。
わたしは歯科矯正をしてから、とっても歯を大事にするようになりました。
少しの歯の擦れでもわかるくらい、よく歯を観察しています。
多分、普通は少しすり減ったくらいじゃ、気付かないと思うんですよね。
夜用のマウスピースですが、付けたほうがぐっすり眠れていることに気付きました。
まだ全然すり減ってないので、わたしの場合は弱い擦れ具合なのかも。
マウスピースの値段
症状がある場合、マウスピースは保険適応になります。
わたしの通う医院はマウスピース代が3,000円くらい。
一般的には5,000円くらいだそうです。
上の歯型を取って、１週間後には完成しました（２回通院）。
ホワイトニング用のマウスピースは柔らかいのですが、夜用は硬めで浅いです。
マウスピースを作るのに歯科医院に行きたくないけど、気になる方はネットで買えます。
自分で作れて、しかもお安い。
お湯につけて柔らかくしてから歯に合わせて、冷めたら形ができて完成。
マウスピースは消耗品なので、ネットで簡単に購入できたらいいですね。
Amazonレビューを見るのが好きなんですが、こんなコメントも。
2023年8月23日に日本でレビュー済み
使用すると、はじめは違和感がありましたが、寝てしまうと気になりませんでした。
悩まされてた歯ぎしりでの頭痛や、肩こりが以前よりは改善されました。
頭痛や肩こりも、歯からくるケースがあるんですね。
マウスピースを付けて寝ることができるのか、試すのにもよさそうです。
ストレスとどう付き合うか
まさか自分がストレスを抱えて歯が削れていたなんて、本当にびっくりです。
気付いたのが早かったから、まだ少しの削れでよかった。
マウスピースを付けることで、これ以上のすり減りはないので、とりあえず一安心です。
ストレスをなくすのは、生きている以上難しいと思うんですよね。
上記にも書きましたが、何かしらのストレスを夜間に歯をこすることで解放しているということは、バランスが取れているということです。
無理に歯ぎしりをなくそうとか、食いしばりをなくそうとかは、きっと難しいはず。
ストレスがあって当然だし、マウスピースという落としどころで納得していいんじゃないかと思うんです。
わたしの場合はストレスの自覚がないので解決しようもないし、そのうちすり減りがなくなるかもしれない。
そんな感じで、ゆるくやっていきたいものです。
では、また。
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