SNSが普及したことで、個人の考え方や意見が簡単に表現できる時代になりました。
簡単に発信できる分、自分を表現することの難しさ、言葉に表す恐怖。
いろんなことが頭をよぎって、結局やめてしまう人も多いのではないでしょうか。
表現方法には2パターンあるということを知れば、発信がしやすくなります。
また、わたしが選んでいるアウトプット法についてもご紹介します。
表現には「呼応」と「深掘り」
表現方法には「呼応」と「深堀り」の2パターンあります。
「呼応」:相手のニーズにこたえる
「深掘り」:自分を深掘りして、結果誰かのためになる
呼応について
多くあるパターンは「呼応」です。
有名なブロガーがしている表現方法で「誰かの悩みに答える記事を書く」ことです。
多くの人に読んでもらえる記事は、誰かの悩みに対して「こうしたらいいよ」というアドバイスを書くことです。
例えばわたしの記事でしたら「初心者ランナーに向けて10キロを走れるようになる方法」という記事が「呼応」です。
せっかく記事を書いてアウトプットするのなら、誰かのためになる記事を書く意識は大事ですよね。
実際、呼応を意識して書いた記事はGoogleから高評価を得るため、PV数(観覧回数)が多い傾向にあります。
インスタグラムやツイッターも同じで、よい情報をシェアしてみたり、自分のランニング練習で参考になることを記載してみたり、相手のためになることを発信するのが「呼応」です。
深掘りとは
自分の興味や関心について考えを深掘りして、その内容を記事にすることで結果誰かに必要とされるものが出てくること。
例えば、自分の身に起こったできごと・自分が疑問に思ったことを調べたこと・日々のできごとを考察すること、などです。
深掘りは自分の内側から表現したいテーマを見つけていきます。
多くの人にささる文章ではないため、読み手は自分と同じように感じる人に限られてきます。
その分、深く関わりを持つ人と出会えたり、「本当の自分」を表現できる方法です。
わたしの記事でいうと、家族のことについてだったり、自分自身の体験を通して感じたことを書いたものがこれにあたります。
どちらで表現していけばいいのか
PV数を増やして人気記事を書きたい人、多くの人の参考になるものを発信したいと思う人は、呼応重視がよいです。
深掘りがおすすめな人は「HSP/繊細な気質の人」です。
繊細さんは相手のニーズを意識しすぎると、本当の自分を見失い流されてしまう傾向があります。
まずは自分と向き合う、その上で相手と向き合うという順番を守らないと、自分が苦しくなってしまいます。
自分を深堀りしていくことは、最終的には同じように感じる人の思いにたどり着きますので、大丈夫です。
HSP診断はこちらの記事を↓
深掘りについては繊細さんの本にくわしく記載がありますので、ぜひご覧ください。
わたしの場合
わたしはHSP気質がありますが、いつもそうではなくて繊細な気質が強く出るときと、全然出ない時が複雑にあります。
そのタイミングに合わせて、呼応を意識してお悩み解決記事を書いたり、深掘りをして自分に向き合う時間を取り記事にしています。
どちらが正解、どちらがいい、ということはありません。
ブログは「呼応に特化して書くべきだ」と多くのブロガーさんが言っているので、HSPさんはきっと無理をして記事を書いている人がいるのではないでしょうか。
相手のニーズをとらえて相手の求めることに応えたい、その気持ちが強いHSPさんだからこそ、自分が何を書きたいのか、何を求められているのか、複雑に考えてしまいます。
その結果、何も言葉が出てこなくて、発信を辞めてしまう。
それはとてももったいない事です。
あなたにはあなたしか表現できない言葉があります。
発信は楽しむものであり、言葉を綴る楽しさやうれしさを重視していけば、それでいいのです。
人が人をすきになるとき、ファンになるときって、その人の内面に共感できたとき。
だからこそ、自分の内面を素直に表現することで、合う人だけが好きになってくれます。
わたしは「ブログ」という方法で表現をしていますが、繊細さんこそブログは相性のよい表現ツールです。
ブログは無料で簡単にはじめることができます。
わたしも以前していた無料ブログ「はてなブログ」がおすすめです。
今はブログサイトをちゃんと作りたいと思い、自分でこのブログを運営しています。
まとめ
表現することで、自分がどのように感じて生きているのかを知ることができます。
毎日ブログを書くために、本当によく考えます。
「何か学びはないだろうか、自分は今なにを感じて生きているのだろうか、わたしとはどんな人間なんだろうか。」
自分のことを自分でここまで考える機会は、ブロガーならではの特権です。
言葉が出てこなくて夜中まで悶々とパソコンに向かう日々もあります。
別に毎日書く必要も義務もありませんが、こうして自分と向き合う時間がわたしは大好きです。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
では、また明日。