ランニングは健康維持や趣味でされている方が多いと思いますが、実は女性こそ自分の身を守るために継続したほうがよいことなのです。
わたしは過去にストーカー被害で怖い思いをしたことがあり、自分の身は自分で守らなくてはいけない。そう強く思った時期がありました。
ランニングが日常生活でどのようなメリットがあるのか、そして女性が自分で身を守るにはどうしたらよいのかご紹介します。
自分を守ることができたなら、子どももまわりの人も守ることができます。
女性がストーカーや不審者から身を守る方法
ダッシュで走って逃げる!
結論はこれだけです。
男性の力に一般女性が勝てるわけはありません。だから、走って逃げるしかないのです。
幸い日本には拳銃がありませんので、逃げて打たれることはない。だからこそ「逃げるが勝ち」なのです。
男性も走れば速いですが、ストーカーや不審者が速く走れるとは限らない。もしかしたら、自分のほうが速いかも!逃げ切れるかもしれない!ランナーなら、その可能性が大きくあるということです。
ランニングをしていなかった時の自分を思い出してみて下さい。わたしは、とてもじゃないけど、走って逃げるなんてできなかったです。
でも、ランニングを習慣化している今なら、走って逃げきれるかもしれない。たぶん、走っていない男性になら、勝てるかも。死に物狂いでダッシュしたら、キロ4切れるかもしれない!
今すでに走っている女性は、時々でいいので日々のランニングの中に少しダッシュで走る練習を取り入れてみると、心拍が上がる感覚がつかめてきます。
ランニングは、とても重要な護身術になるのですよ。
息が苦しくてたまらないときは、鼻から大きく息を吸って、酸素を脳に届けると楽になります!
ランニングによる私生活でのメリット
走れたら、私生活でのメリットもたくさんあります。
体力がつくことで、行動がしやすくなる
・心拍を上げるのでダイエットになる
普通に生活していると、心拍を上げる機会がなかなかありません。
ランニングをしていると心拍の上げ下げができるので、痩せやすくなります。
ジムのトレッドミルや、ランニングウォッチのガーミンがあれば心拍数を見ながら走ることができるので、一番痩せやすい心拍数で運動することができます。
・ランニングで遅刻も回避
ランニングをしていると1-2キロがとても短い距離に思えてきます。
先日も一駅乗り過ごしてしまって、遅刻しそうになったけれど、すぐに走って一駅戻りセーフ!フットワークが軽くなると、いざという時本当に助かります。
・身体が元気なら心も元気
心と身体は繋がっています。
心がどんよりして疲れていると感じたら、軽く運動する。
逆を言えば、運動が習慣化していると心の安定は保たれるということです。
運動をしているとテンションも高くなるし、明るい自分をキープできます。家庭も円満!
わたしがストーカー被害から学んだこと
ストーカー被害は、学生の頃からのわたしの悩みでした。
通学途中や、仕事の通勤中にいろんな人に付きまとわれました。
特に怖かったのは、電車で寝ていたら目の前でビデオを録画されていたり、そのビデオを持っていると脅しのような電話が自宅にあったり。昔なのでスマホではなく、大きなビデオカメラで撮られていたので、どれほどの恐怖だったことか。
他にも、どうみても目がイッている男性に待ち伏せされたこともあります。
警察に相談してパトロール強化をしてもらったり、母が毎日駅まで迎えにきたりしてくれました。幸い何か大きな被害があったわけではありませんが、心の中の恐怖心はずっと消えないまま。
そこで強く思ったことは、いざという時はまわりに人はいないということ。怖いタイミングはひとりの時にやってくるのです。
自分しかいない。自分の身は自分で守らなくていけない。
学生時代や激務の社会人のときは思いつきもしなかったのですが、自分が強くなればいいと気付きました。
そこから筋トレ・ランニングをはじめたのです。
筋トレはとても有効だと思います。重いものが持てるからといって、男性には到底勝ち目はありませんが、普通の人よりも力持ちであるということは、大きな自信になります。
最近は太極拳も習っていて、先生が護身術も教えてくれます。大きな男性相手でも、テコの原理のように少しの力でも倒せる方法はあるのです。
そして、ランニング。走れるようになったことで、いざという時逃げることができます。
強くなってきたわたしですが、今は満員電車に乗ることもないし、若い頃のように終電にのって帰宅することもない。そもそも、今はか弱そうじゃないから、狙われないかも(笑)
怪しい人に会う確率はほぼありませんので、護身術を使う日はないもしれません。しかし、自分を守る方法は娘に伝えることができます。
若い世代の女性こそ、運動することは見た目や健康だけではなく、自分を守ることができるツールだということを知ってもらえたらいいなと願っています。
まとめ
走れる自分になることは、不審者対策の第一歩なのです。
あやしい人が近づいてきたら、気配で分かると思いますので、とにかく逃げる。
そのためにも音楽は片耳で一番小さい音にする、無音にするなど、自分でできる対策はあらかじめ取っておきましょう。
季節の変わり目は不審者が多く出る時期でもありますから、再確認になればうれしいです。
では、また明日。
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