ランニングをされている女性で老化を防ぎたいのなら、筋トレを同時にされたほうがよいです。
もし、あなたがこれから年齢を重ねていく上で、アンチエイジング効果を期待していたり、見た目が若くいたいというなら、ランニングだけでは不十分なのです。
なぜ、全身運動でもあるランニングだけでは、若返りが期待できないのか？
そしてランニングで疲れずに長く走れるようになりたい方も、筋トレがなぜ必要なのか？
実際に筋トレとランニング、両方を６年以上継続しているわたしがご紹介します。
女性ランナーに筋トレは必要か？
老化を防ぐためには、ランニングと筋トレ、どちらも必要です。
心臓の働きを維持し、若々しい血管を保つために、ランニングは老化防止にとても効果的です。
同時に、筋力が落ちないように筋トレをして肉体を保つことは、代謝をよくし、血液の循環においても大事なことです。
その中でも、加齢の影響を強く受けるのは筋力低下なのです。
筋肉の中でも加齢の影響を受けやすい部位は、太もも・お尻・お腹・背中です。
お年寄りの身体を見ると、足が細くて、お尻がぺったんこの方が多いですよね。
３０歳から７０歳まで加齢すると、筋肉は太さも力も、およそ半分になると言われています。
引用元：石井直方の筋肉まるわかり大事典
これらの情報からわかるように、ゆっくりランニングをしているだけでは、筋力アップは難しいのです。
もしランニングしかされていない場合、今はいいですが年齢を重ねていくと、体力の低下をじわじわ感じる日がくる可能性があります。
筋トレでしっかりとした筋肉がついてくれば、出かけることが億劫にならず、走りに出ることも同時に継続していけるでしょう。
ランニングを継続する上でも、筋肉をつけることは、とても有効なのです。
また、筋力をつけていかなければ、加齢の影響を受けて年々体型が変わっていきます。
筋トレが苦手だったり、時間をかけたくない方は、太もも・お尻・お腹・背中だけでも、トレーニングをするとよいですね。
若く見えるのは、筋トレ効果
ランニングだけでなく、筋トレも取り入れている方は、圧倒的に若く見えます。
①筋肉量が増えると、太りにくい
筋肉をつけると、基礎代謝量（じっとしていても消費するエネルギー量）が増えていきます。
筋肉を増やすだけで、勝手に消費してくれるんですから、得でしかないですよね。
②ホルモン低下を防ぐ
わたしのバイブル、石井直方の筋肉まるわかり大事典によると、
成長ホルモン・性ホルモンなどのいろいろなホルモンの分泌量が加齢で減ってきます。
活性化するためには、筋力トレーニングが一番だとのこと。
成長ホルモンには、髪の毛が増えたり、白髪・シワが大きく影響します。
実際に、わたしは少し出始めた白髪が、ジム通いをスタートさせると消えました。
（他にもプロテインを摂取したことも、大きな要因だと思います。栄養大事です。）
筋トレが苦手ならどうする？
筋トレというと、ジムに通ってマシンを使って重いものを上げ下げする、というイメージですよね。
筋肉量を上げるためには、必ずジムに通わなくても大丈夫です。
ランニングと一緒に継続して、家にあるダンベルなどでトレーニングをしてもいいですし、自重といって自分の身体の重さだけでトレーニングしても、筋肉量は増えます。
わたしは以前は、ジムでマシンで重い重量でトレーニングをしていました。
しかし今は軽い重量ですし、体幹トレーニングをメインにしていますが、筋肉量をチェックすると増えていました。
自重トレーニングは、アナトミィという本を参考にしたり、ジムで先生に教えてもらったりしています。
ただ、見た目にメリハリをしっかりつけたいのなら、ある程度重い重量でトレーニングすると筋肉は早く肥大してきます。
多くの運動をしてわたしが思うこと
わたしはランニング・筋トレ・水泳・ヨガ・太極拳と様々な運動をしています。
そこで、運動別にいろいろな人がアドバイスされます。
ランニングをされている方は、
「筋トレをすると身体が重くなって、速く走れないからやめておけ」
筋トレをされている方は、
「ランニングをすると筋肉が減っていくのに、なぜするの？」
太極拳をされている方は、
「重い重量の筋トレは見た目だけなので、体幹を強くするほうがよいから体幹トレーニングをしよう」
運動初心者の頃は、すべてのアドバイスが違うので、とても混乱しました。
けれど、わたしは全ての運動が好きだったので、長くすべてを継続しています。時期によって、費やす時間は大きく変わりますが、それでも結局どれがどういいのか知りたかったのです。
長く継続してきて思うことは、「自分のなりたい像に合わせて、いいとこ取りをしていけばいい」ということ。
わたしは、今の体型をキープしたいのが一番です。
今の体型はジムで重い重量でトレーニングして、やっとある程度よい体型になりました。
体型をキープしながら好きなランニングを継続できるように、長距離はあまり走らず１０キロまでにしています。
フルマラソンの時期は、一時的なので体型が崩れてもしかたない（筋肉が減っても）と割り切ります。
ランニングで足を故障した経験があるので、太極拳で体幹トレーニングをはじめ、身体の基本的な使い方を学んでいます。
そのように、自分の優先順位をしっかり持っていれば、今どの運動を優先させるとよいのかが、明確になってきます。
ひとつに絞るのではなく、いいとこどりをして楽しんでください。
運動は「運を動かす」と書きます。
わたしも運動をはじめて、大きく運が動いたひとりです。
その中でも筋トレで体型がよくなったことは、大きな自信になりますから、特におすすめです。
ヨガクラスにいくつか通いましたが、細い先生はヨガだけ。体型のよい先生は、ヨガだけでなくやっぱり筋トレもされていました。
忙しい時間の中で、工夫してトレーニングするのは大変ですが、みなさんも取り入れてみてください。必ず、結果は身体に返ってきます。応援しています。
では、また。
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