話が長い人につかまる人は、いい人なのです。
お互いが同じくらいの分量で長く話すのならいいのですが、相手の一方的な長話に付き合わされて迷惑だと思うのなら、時間の無駄になり苦痛な時間ですよね。
いい人だからこそ、話を切り上げられない。
いい人だからこそ、全部聞いてあげないといけない気持ちになってしまう。
そんな優しい方向けに、話が長い人の心理、さらに具体的な対処法を3つご紹介します。
わたしの経験から「なぜ長い話を聞くのが苦痛なのか」ということも考察してみました。
話が長い人の心理
・自分を認めてほしい
・寂しい
話が長い人は、知識や情報を話すことで「すごい!」と認めてほしい人に多いです。
たくさん認めてほしいから、長く長くダラダラ自慢話を繰り返します。
さらに、ひとり暮らしや年配の方に多い傾向がありますが、寂しいがゆえ話が長くなる人も多いです。
話が長く自分のことばかり話す人は、相手の時間を使っていることに思考が回らず、自分のアピールで必死になるため、気遣いのできない人でもあります。
話の長い人の3つの対策
ちょっとした顔見知り程度なら、スパッと話を切り上げて逃げる方法もありますが、仕事で関わる人やお世話になっている人にはそうはいかないですよね。
3つご紹介しますので、できそうなものを試してみて下さい。
①徹底的に目を合わさない
例えば、ご近所さんやちょっとした顔見知り、習い事で会う人など、縁が切れても問題がないような関係の人は、徹底的に避けましょう。
見かけたら目を合わさない。
挨拶するときも、視線を流しながら挨拶して、すぐその場を立ち去る。
挨拶さえしておけば大ごとにはならず、自然と距離が離れてくるはずです。
②身体の向きを変える
話を聞くとき、身体の向きが相手の真正面になると「話をちゃんと聞きますよ」という姿勢になります。
話を聞きたくない時は、身体を斜めにして相手の向きから外す。
座っているなら、足の向きを相手とは違う方向に向けます。
身体が違う向きになると、無意識に話が続けにくく感じます。
③はちの呼吸法で気を紛らす
ヨガの先生から学んだヒーリング効果のある呼吸法です。
鼻の奥で「ん~」と高音のハミングを小さな音で出します。
「ん~」という蜂の羽の音を出すことで、イライラした気持ちが落ち着くのです。
話が長い人は内容が薄いことが多いので、「ん~」といいながら聞いているフリをすると自分の気がまぎれます。
<はちの呼吸法>
本来はひとりでする呼吸法です。
両耳を人差し指でふさぎ、口を閉じたまま息が続くまで「ん~」を言い続けます。
仕事や子育てなどイライラした時に、頭の中で音が振動しているのを感じると、頭の中のモヤモヤが消えて驚くほどリラックスします。
この方法は自閉症のお子さんがしているのを、わたしも見たことがあります。
自分で自分の心を落ち着かせる方法を知っているなんて、すごいですよね。
長い話が苦痛な理由とわたしの対策
わたしはものすごく「話しかけられる人」なので、話す人数も多く、その中に長話をする人も数名出てきます。
仕事や育児で忙しかった時は、いかに無駄な時間を省くかを重視していたので、話の長い人には基本的に近づかないようにしていました。
もし話が長かったら、時間を奪われたように感じてイライラしてしまうことだって。
それでもいい人なので断り切れず、モヤモヤだけが溜まるのです。
しかし、今は少し考え方が変わって、人の話を辛抱強く聞くことも人助けと思えるようになりました。きっと、時間と心の余裕ができたからです。
話を聞くことが誰かの助けになるのなら、わたしの許す時間内であれば聞いてあげよう、と。
もしジムに行く時間が1時間あって、15分誰かの話を聞いてあげたら、トレーニングが2~3種類くらいできなくなります。
できなかった分は、また今度やろう。誰かの寂しい気持ちをちょっと癒せたなら、まあいっか!という感じです。
毎回だとちょっと大変ですが、時々なら人助け。
わたしだって寂しいときは誰かに話を聞いて欲しいし、うれしいときも聞いて欲しい。
たとえ、内容のないどうでもいい話だったとしてもです。
話の長い人に限らず、どんなことでも自分自身に余裕がなかったら、すべてイライラに繋がるわけです。
家事が多いなら、ほんの少し早起きしてみる。
身体疲れているなら、ほんの少し早くベッドに入る。
余裕がない理由を考えて、何ができるか試行錯誤する。
話の長い人の話を心穏やかに聞けるようになった自分も、また成長した結果のひとつであると思っています。
無理しないで、自分の今できる対策をしてみてください。
では、また。
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