ドラマを家族で見ていて、自分だけが号泣している。
スポーツ観戦をしていて、なぜか自分だけが熱くなりすぎて興奮している。
関係のない人なのに、人の悪口が耳に入って悲しくなる。
そのように感受性が人よりも強すぎて、自分は何か変なのかな?すぐ涙が出て疲れちゃう…という方。
HSPという気質を持っているかもしれません。HSPはここ数年で認知度が上がり、多くの著書も出ています。
「非常に感受性が強く、敏感な気質をもった人」ということですが、繊細さんとも言われています。
感受性が高いがゆえに疲れるという方に、わたしのしている対策が参考になればうれしいです。
HSPという性質を知る
自分の性格が疲れると思う方や、他人と比べて大きく違う違和感がある。と自覚している方は、HSPかもしれません。
こちらのブログで、HSP簡易チェックもできますので調べてみてください↓
自分がどのような性質があるのかを自己理解しておくと、自分が楽になります。
例えば、HSPは初対面の人に会ったとき、第一印象でその人がどんなタイプなのか敏感に感じ取ることができます。
もし苦手で嫌な感じだという印象を受けた場合、ほとんどがその印象通りの人であることが大半です。
しかし、自分がHSPだと知らなければ、自分が感じた嫌な印象は気のせいだったのではないかと思い、むやみに近づいたりして嫌な思いをする場合があります。
自分の性質を知るって、すごくラッキーなことなんです。
感受性が強いのが特徴
HSPは敏感に感じることができる性質であるので、ちょっとした出来事でも深く強く感じ取ります。
メリットは、誰よりも人一倍感動できること。
感動できる人ってものすごく素晴らしくて、わたしもHSPでよかったと思える一番のポイントでもあります。
感動できる人とは、人の見えない努力や情熱をちゃんと理解できる人のこと。
人の過去や背景を想像できるから、感動して心が強く揺れ動くのです。
そんなHSPの性質は、立派な取り柄で才能です。
感受性が高いことは、とても素敵なことです。
感情がマイナスに働くとき、気をつけること
長所は短所でもあり、短所は長所でもあるように、感受性が高いことは自分にとってマイナスに働くこともあります。
・感受性が強すぎて他人に気を使ってしまう
・ネガティブな内容は必要以上に受け取り落ち込んでしまう
・他人の喧嘩や言い争いを見るだけで苦しくなる
それでも自分がHSP気質があるということを理解しておくことで、「敏感に感じ取り過ぎているんだ」と自己理解ができます。
だからこそ、先手を打ってネガティブ情報を取り入れすぎないようにしたり、SNSとの距離感を自分のペースに合わせたりすることができます。
愚痴や他人の欠点ばかり指摘するような人とは距離を置く、SNSはミュートする。など、自分の中に入れないことを意識するだけで、とても楽になります。
わたしの感受性が強く動くとき
HSP気質は強く出るときと、あまり出ないときがあります。
HSPの中でも、内向型HSPと外向型HSPというものがあり、わたしは外向型HSPです。
感情が繊細で敏感ではあるが、人と触れ合うことが好きな外向的な一面を持っている人達のことをいいます。
外向的なのでより感受性が揺れ動く機会が多く、その分よく振り回されます。
ドラマや映画館で号泣
最近大ヒットしているドラマ「silent(サイレント)」川口春奈さん×目黒蓮さん。目黒さんが耳が聞こえなくなる病気になり、そこから悲しいシーンが毎回繰り広げられるわけですが、何回も泣いてしまうので、ものすごく疲れます。
映画館でも誰も泣いていない場面でも、ひとり号泣してしまうのでハンカチは必需品です。
世界情勢のドキュメンタリーなどを見た日には、数日寝込みそうなほど落ち込みます。
見なければいいのですが、ドラマも映画も大好き。世界情勢などリアルなものは、かなり引きずるので見る選択を狭めて対応しています。
音楽で号泣
ピアニストの反田恭平さんのコンサートに行ったときも、大好きな曲をアンコールで弾いてくれた奇跡と音色に感動して、大号泣。その後も数日ぼーっと過ごしました。
先日もトンネル内のミニコンサートで聞いた「エルヴィス・プレスリーのラヴ・ミー・テンダー」でひとりボロボロ号泣。
スポーツで感動
マラソン大会やオリンピックなど、人が頑張っている姿を見るだけでものすごく感動します。
趣味であるJリーグ観戦でも、その興奮は数日おさまらず。
ひとりでランニングをしている時も、驚くほど美しい夕陽や海の景色に感動します。
その感動が病みつきになり、疲れているのにまた走ってしまって、疲労を溜め込みます(笑)
わたしが気をつけていること
わたしは昔から感受性が高すぎます。ちょっとしたことでも、ものすごく感動したり、ものすごく悲しくなったり。
そのため日々誰よりもすぐ泣いて、気持ちの上昇が強く、結果よく疲れます。
勝手に感動して、勝手に悲しんで、勝手に疲れるのです。
それでも、波乱万丈な自分が大好きだし「日々生きている!」って感じるのも、その気質が大きく影響しています。
わたしが「ちょっと疲れたな」と感じたらすることはひとつ。
ひとりの時間をしっかり確保すること。
その時間は泣くようなドラマは見ないで、カフェなどのお気に入りな場所でのんびりします。
「ここ」という癒しスポットをいくつか選んでいます。あなたも疲れたと思ったときは、積極的に休むということをしてみてください。
頑張り屋さんなHSPは、あえて休むことをする。休んでもいいと自分に許可してあげてください。
では、また。