ランニングでの故障・ケガで足を痛めたとき、
治るまでの走れない期間がつらいですよね。
そんな時に何をすればいいのか、
どんなメンタルで故障期間を過ごせばよいのか、
参考になればうれしいです。
・ランニング歴7年目
・マラソン大会10キロ/ハーフ/フル参加経験あり
・太もも裏とふくらはぎ肉離れ・ランナー膝・ランナーズニー(腸脛靱帯炎)経験あり
足の故障・ケガで走れないときにすること
走れないほど痛い場合は、間違いなく「走らない」ことです。
医師や整体師から「走ってはいけない」と言われている場合、
自己判断をせず、必ず指示に従いましょう!
これする人がめちゃくちゃ多いですが、ほんとダメです。
余計に故障期間が延びるだけ、我慢しましょう!
では、故障期間にできることをご紹介します!
①ほかの運動をはじめる
ランニング以外の運動をする機会がなかった方は、
これを機に新しいことにチャレンジしてみましょう!
・水泳
プールなら浮力で軽くなるので、痛みなく関節が動かせます。
普段ランニングのみの方は水泳を取り入れることで、
上半身が鍛えられて全身のバランスがよくなりカッコイイ身体に!
泳げない人は水中ウォーキングだけでもOK!
水の抵抗があるので全身使って歩くだけでも、いい運動になります。
・筋トレ/体幹トレーニング
ランニングで故障したということは、なんらかの原因があるはず。
また再発させないためにも、何が問題なのか突き止めることも大事です。
体幹を鍛えたり、ランニング指導のトレーナーさんの意見を聞いたり。
もし可能なら、パーソナルトレーニングを受けて、
ランニングの動作に生きる体幹トレーニング方法を学ぶのもおすすめ。
自分で学んでトレーニングする方法もあります↓
・ヨガ/ピラティス
ヨガ・ピラティスを習うと、バランス感覚が向上します。
ランニングは片足→片足の体重移動ですから、バランス感覚は大事。
また足の裏に重心を置くコツも学べます。
足の裏がしっかり使えることは、ランニングで特に重要です。
②ベテランランナーさんに相談する
長年ランニングをされている方がいらしたら、
ケガのこと、何を改善すれば効果があるのか相談してみましょう。
過去に故障を経験されているでしょうから、
あなたに合う具体的な方法が見つかるかもしれません。
もし知人にいない場合は、ジムのトレーナーさんや、
SNSでランニングアカウントを作って、仲良くなるのもおすすめ!
ネガティブな感情に向き合う方法
身体もつらいけれど、一番きついのがメンタルの維持。
走れないストレス、走力の低下の不安。
マラソン大会が控えていたりすると、もう不安で不安で‥。
そんな時の対処法をご紹介します。
・他人がレベルアップしていると焦る
そんなモヤモヤはもちろん出て当然の感情なので、
否定せずに受け入れましょう。
人の成功を心から喜べる時というのは、自分自身が満たされているとき
そういうものなんだと理解して「今他人の成功を喜べなくてもしょうがない」
と思って大丈夫です。
今感じているモヤモヤの気持ち、これはまたいずれ誰かが感じる感情。
その時に、誰かの気持ちに寄り添える経験を今しているのです。
つらくても、今できることをする。
今に集中して日々過ごしていけば、必ず報われる日がきます。
・開き直ってちょっと走る
メンタルがつら過ぎて走る衝動が抑えられないなら、
ちょっと走ってみる。
痛くなったら、やっぱり痛かったとあきらめもつきます。
あまりお勧めはしないですが、この方法は多くのランナーさんがしている選択です(笑)
ただし、少しケガが治ってきたタイミングなら、
少し走って筋力を戻すという方法もあります。
自分の足の調子、ケガのレベルをしっかり見極めてからしましょう!
元メジャーリーガーの言葉
わたしが膝をひどく痛めて落ち込んでいたとき、
元メジャーリーガーの方に言われた言葉があります。
「痛めるのはそこが弱いから、もっと鍛えて走って強くすればいいんだ」
隣でトレーナーさんは笑っていましたが、彼は本気で言っています。
「限界を超えろ!ケンケンで42キロ走れるくらいに!」
めちゃくちゃ言うな~と思いましたが、真面目にいうのだから。
私の本心は、「もっと走りたいけど、また故障したくない」
そんな気持ちブレブレのときに「もっと走れ!」とはっきり言ってくれました。
怪我して、学んで、強くなる
自分で限界を決めるな
限界を超えて、超えて
落ち込んでいる場合じゃないな、今わたしにできる事をコツコツしよう!
そう思いました。
つらい時に、そのタイミングで言葉をかけてもらえるのも、
幸せなことなのです。
まとめ
人生と同じように、
ランニングもよいとき、わるいときがあります。
走れないときに、今できる事はなんだろうと考えることで、
また新しいチャンスをつかむこともあります。
遠回りのようで、近道になることもあります。
また楽しく走る日々が訪れることを願って、今できることをするだけです。